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世界遺産検定マイスター級 問3対策③(本論1について)

 世界遺産検定マイスター問3の問題文は、「具体的な世界遺産を例に挙げ、1,200字以内で論じなさい」となっています。私は本論2は本論3(自分の提案)につなげる為の“引用パート”として位置づけています。

【2022年12月問題】(本論1)
 スイスの「レーティッシュ鉄道」インドの「山岳鉄道」は人気の観光鉄道となっており世界的に有名で、鉄道目当ての観光客を呼び込み、大きな経済効果を生んでいる。特にスイス国鉄は、鉄道運行で使用する90%の電力を水力発電で生成していると言われており、環境面や気候変動へも配慮した鉄道となっている。また、観光面での収入でいうと「ガラパゴス諸島」が参考になる。ガラパゴス諸島では入島の際に1万円の入島料を徴取しているが、その資金を外来種の駆除や遺産の保全に充てている。自然遺産の保護保全費用を自遺産で捻出している好例である。

 本論1の引用パートは250~300字程度に納めることとし、引用遺産は2~3遺産としています。時々引用遺産をたくさん列挙して「何を引用したいの?」と感じるものもあります。問題は必ず「遺産を引用して」という問になるので、なんとなく列挙しておけば安心(笑)という気持ちも分かりますが、5~6遺産も引用すると次の本論2へのつながりが分かりづらくなりますし、ここで文字数を使ってしうまうと、本論3(メインパーツ)で
文字数が割けなくなりますので注意しましょう。
 本論1で「・・・という好例がある」、とし本論2で「上記の例から私は・・・を提案したい」と論を展開します。

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