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世界遺産検定マイスター級 問3対策②(序論について)

 小論文の書き方等の参考資料では、序論とは「問題提起」とか「問題点を見つけ出し論文のテーマを決める」等と記載されていることが多いと思います。世界遺産検定マイスター問3での問題・課題提起は問題文の中で既に提起されているので、序論については出題を受け「出題者(読み手)に問題の意図はきちんと理解している」ことを伝え、「持論を展開する方向性」を打ち出すパートとして私は理解しています。
(出題を受けとめ、以下の論文へとつなげるパートというイメージ)

【2022年12月問題】
 「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」にある富士山では、登山鉄道を整備する計画がある。世界遺産として富士山の資産価値や抱えている課題を考えた時、登山鉄道の整備がプラスとなる点を増やしていく為にはどうしたら良いか、具体的な事例や比較となる世界遺産の例を挙げながら1200字以内で論じなさい。

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1,105字

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