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【我が子の成長の遅れ#6】遠回りをしてしまった聴覚検査の予約

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[次男2〜3歳頃]

1歳半健診にて発達のチェックが入り
2歳になって発達相談員との個別相談にて
専門機関にて《聴覚検査》をするように促されました。

大きな病院での検査になるので、かかりつけの病院にて紹介状を書いてもらい、予約を取ってから行くようにと教えてもらった。

その後、かかりつけの小児科を受診する機会があり、父親が病院に連れていくことになったので、ついでに紹介状を書いてもらうようにお願いをしたのです。

すると、帰ってきた父親は紹介状をもらっておらず、理由を聞くと「先生に『聴覚検査は全身麻酔で眠らせてから検査をする。まだ2歳の子にそこまでする必要はあるのですか』と言われ保留にした」とのこと。

先生が話した言葉を、父親から聞いた私の記憶なので、単語や言い回しが異なっているかもしれませんが、こんな内容の話しでした。
私もその言葉を聞いて判断に迷い『今は聴覚検査をしない』と決めたのです。

その後月日が流れ次男くんも3歳になり、ゆっくり成長はしていたものの、まだほとんど言葉は出ていませんでした。

風邪を引いたのをきっかけに、耳鼻科を受診した時のこと。
先生との問診で「耳を痛がることはありませんか?」と聞かれ「まだ言葉が出ないので『イタイ』とは言いませんが、痛がるような仕草はありません」と私は答えた。

すると先生はびっくりした顔で「えっ?まだ言葉でないの?聴覚検査はしたことある?」と聞かれ、今までのいきさつを話したら「すぐに病院で検査したほうがいい」と紹介状の作成と、病院の予約を取ってくれました。(この時の先生の対応の早さにも、驚きと不安を感じたのを覚えています。)

《耳鼻科の先生の説明》
◯聴覚が理由による言葉の遅れは、できるだけ早い段階で把握して必要な対応をとったほうが改善が見込める。
◯全身麻酔だなんてそんな難しいことではなく、脳波を調べるために子どもを眠らせるためのシロップを飲ませるだけだから、心配することではない。

…とのことでした。

『聴覚検査をするように』と、アドバイスをもらいながらも一年近くほったらかしていたことに猛烈な不安を感じました。
この子の聴覚に異常が見つかり『もっと早くに気づいていれば…』となったらどうしようと自分を責めました。

それから検査結果の報告を聞くまでこの不安は続きます。

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《振り返り》

この時はほんと不安に押しつぶされそうになりました。かかりつけの小児科医の言葉をそのまま受け止め、その後の確認作業を怠ってしまったことが反省点です。
医者にもいろんな見解があり、専門外のことは情報に欠けることもあるのだと学びました。

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《ワンポイントアドバイス☆》
〜子どもの成長が気になっているママへ〜

『言葉の遅れは聴覚に原因があるかもしれない』これを知っておくだけでも◎ですね。
子どもの言葉の遅れについては、よくお母さんが責められます。「もっとたくさん話しかけてあげて」とか「絵本の読み聞かせがいい」とか一般的なことを言ってくる。(『そんなこと分かってるわ!!』と言い返したくなる)
この言葉の裏メッセージとして『あなたちゃんと子どもに関わってあげてるんですか』と責められているような気持ちになるんですよ。
(ワタシだけかしら💦)

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《次回は…》

聴覚検査の流れと、検査結果についてアップしたいと思います。

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#聴覚検査 #発達障害 #耳鼻科