![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6754329/rectangle_large_f5b7876261eb6f1b884af2374f472f6f.jpg?width=1200)
【我が子の成長の遅れ#7】眠剤で3歳児を眠らせての聴覚検査
・・・・・・・・・・・・
[次男3歳3ヶ月の頃]
1歳半健診にて発達のチェックが入り
2歳2ヶ月に発達相談員との個別相談にて《聴覚検査》をするよう指導を受け
3歳3ヶ月にやっとで専門機関で《聴覚検査》を受けることになった。
・・・・・・・・・・・・
聴覚検査のために全3回病院に通いました。
①事前問診・検査の説明
②検査当日
③検査結果の確認(親のみ)
・・・・・・・・・・・・
**①事前問診・検査の説明 **
耳鼻科医の紹介状のもと、沖縄県立子ども医療センターにて検査をすることになりました。
当時の次男くんは、まだ私の言っていることを理解できず言葉でのコミュニケーションがとれなかったので、本人の思いのままに動き回るといった時期です。
先生との問診も、じっと座っていられず私の膝からずり下り自由に歩き回るといった感じでした。
自由奔放な次男くんと長時間待たされたので、私はもうこの時点で疲労困ぱいといった状態です。逃げる次男くんを追いかける気力も残っていませんでした。
しかし、先生はそんな次男くんの様子をみて「ちゃんと聞こえている様子はあるね。声かけに反応はするし、動き方を見ても問題なさそう。けれど、いろんな聴覚障がいがあるからちゃんと検査するね」とのこと(メモをとっていないかったので記憶曖昧。たしかこんな事を言われた気がする)。
私はこの先生の言葉を聞いて少しほっとしました。
私の怠慢で次男くんの《聴覚検査》を1年近く保留にしていたので『検査の遅れがこの子の成長に支障をきたしていたらどうしよう』と不安が募っていたからです。
・・・・・・・・・・・・
**②検査日当日(問診の翌日) **
[聴覚検査の説明]
眠剤(甘いシロップ)を飲ませ子どもが寝るのを待ちます。寝た子の頭に電極を取り付け、ヘッドホンも装着して音を流し、その音による脳波の動きで聴力を検査する内容でした。
産院でも新生児の《聴覚検査》を行なっているのですが、それより〈精度の高い聴覚検査〉といった感じです。
[聞こえ]だけではなく、例えば『低い音は聞き取れるけど、高い音が聞こえない』とか『音は聞こえるけど、ノイズが入った雑音のように聞こえる』人もいるそうです。
それらを、まだ言葉が未熟でちゃんと検査ができない場合に、こういった幼児の聴力検査があるとのことでした。
[検査内容]
◯聴性脳幹反応検査(ABR)
◯耳音響放射検査(DPOAE)
この眠剤を飲ませたあと、どれくらいの時間で眠るか想定ができないので、朝一(8:30)に受付をして、1日がかりになると思って来てくださいと説明を受けていた。スムーズに入眠するように前夜は遅くまで起こし、当日朝は早く起こすようになどのアドバイスもありました。
私は抱っこ紐を用意して、入眠を促すためにおんぶして病院中を歩き回りました。
この時次男くんは体重は13㌔…。彼が寝入る前に私の体力が限界です。
人気のないベンチを探して、次男くんを下ろし休んでいたら、私のヒザで寝てくれました。
「入眠に3〜4時間かかる子もいる」と聞いていたので、約1時間程度で寝てくれたので上出来です。
それから『幼児聴力検査室』に入ります。
暗い部屋にパソコンのようなモニターの機械とベットのある小部屋です。
そこで30分くらい、専門医師がモニターを見ながら何かを入力しています。
専門医師は私と雑談をしながら過ごしていたので、『調べる』というよりは『データを取ってる』といった印象でした。
検査後はそっと優しく起こします。
目が覚めた後に、看護師さんによる意識の確認(眠剤による影響がないか)をして、会計を済ませその日は終了。
受付から会計後の帰りまでトータル6時間くらいは病院にいたかな。
昨日に引き続き、今日もまたヘトヘト…。
大変だったけど、大きな病院で専門の医師や看護師さんのサポートのもと必要な検査を受けられるというのは、ものすごい安心感を得られます。
・・・・・・・・・・・・
③検査結果の確認(親のみ)
検査から3日後、担当医師からの検査結果の説明がありました。
これは親だけいいとのことで、次男くんは保育園に預け、私だけで病院に出向きました。
不安いっぱいです。
ドキドキしました。
検査結果は
『異常なし(正常範囲)』
ほっとしました。
ほんと良かった…。
聴覚の心配はないとのことで、耳鼻咽喉科との関わりはこれで終わりました。
これで次男くんの《成長の遅れ》が解決するわけでないのですが、不安のタネが一つ解消されてホッと一息の私です。
・・・・・・・・・・・・
**《振り返り》 **
聴覚検査の遠回りをした原因となった、小児科医の言葉「全身麻酔で眠らせて検査」っなんだったんだ?と思うくらい、そんな難しい検査ではありませんでした。
大きい病院に行くとか、検査のために眠らせるなどは大変でしたが『検査をするべきかどうな悩む』ような事ではなく、専門職の人に『聴覚検査をしたほうがいい』とアドバイス受けたらすぐ行く!が1番だと思いました。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
**《ワンポイントアドバイス☆》
〜子どもの成長が気になっているママへ〜 **
私は《聴覚検査》をするにあたって遠回りをしてしまったことについて、異常なしだったのでまだ良かったのですが、もし異常が見つかり、必要な処置があったとしたら相当後悔をしていたことと思います。
問診の時に「聴力の問題に気づかずに放っておいた場合のリスクは何ですか?」と聞いたら、〈言語の習得の遅れ〉〈言語の遅れによるコミュニケーションの困難〉などの説明を受けました。なるほど…。
子どもの成長が著しいこの時期には、とても高いリスクだと思います。
私も知らない事だらけで〈暗中模索〉状態ですが、誰かにサポートしてもらいながら、その時出来る事を一つ一つクリアにしていけたらいいのかなと考えています。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
《次回は…》
次男くん担当保育士からの苦言(愛情付)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
#聴覚検査 #発達障害 #耳鼻咽喉科 #こども医療センター #聴性脳幹反応検査 #ABR #耳音響放射検査 #DPOAE