こんな自分も好きになれた②
今日は、発症してから休職直前までをお話ししたいと思います。
どんどん変わっていく自分
◆2020年1月頃
夫と車に乗っているときでした。
少し前に昼ご飯を食べたばかりなのに、お腹が空いて、
パン屋さんで塩パンを買って食べたのが異常な食欲の始まりでした。
◆2月の初め
仕事中も隙あらばチョコレートを食べたり、
通勤の地下鉄でも帰り道に大袋のチョコレートを買って、あっという間に半分食べてしまう事が多々あり、買ってきたチョコレートは夫に隠したりしていました。
また、結婚式や注文住宅の打ち合わせでご飯は外食で済ませる事が多くなり、ジャンクフードや肉、味付けが濃いものを摂る頻度が増え、さらには夫と同じ量を食べるようになっていました。
食欲や味覚の変化が日々の忙しさにかき消されてしまい、自分で気付くことが難しくなっていました。
◆2月上旬〜中旬
仕事では部署異動して1年経っておらず、冬季に繫忙期を迎える業務を担当していました。
担当は自分一人で、同じ部署の先輩方に助けてもらいながらの業務。
日々なんとかこなすのが精一杯でした。
そんな中、他部署からの依頼で別件の仕事を依頼されました。
断り切れなかった事を今でも悔やんでいます。
その仕事で、依頼してきた部署の上司と自分の上司の間で板挟みとなり、精神的に追い込まれていきました。
この頃から、いくら寝ても疲れが取れた気がしなくなっていきました。
◆2月下旬頃
ルート営業も兼ねていたので、車で外勤に出ていました。
運転中に眠気が襲い、最初は「今日も早く寝ないとな~」ぐらいに軽く考えていましたが、次第に運転する度に眠気に襲われるようになりました。
一時は事故を起こしてもおかしくない程の眠気で、コンビニの駐車場で仮眠をとったこともありました。
さすがにまずいと思い、上司と面談し、内勤の仕事に専念することになりました。
また、夫と共通の趣味であるスキーをしていても楽しさを感じなくなり始めたのもこの頃でした。
ここでようやく心と体が疲れている事に気付けたのでした。
◆3月中旬頃
いよいよ何をするにも億劫に感じ始めてきました。
自分でもまさかと思いながら、インターネットで「うつ病セルフチェック」なるものを検索して、問いに答えていきました。
診断結果は、「うつ病の可能性あり」でした。
精神科や心療内科へかかる前に、ワンクッションおいてカウンセリングにかかりました。
そこでも、うつ病の初期症状が見受けられるとの事でした。
第三者から見ても、自分はうつ病なんだ。と思ってしまってからは、夜もだんだん寝つきが悪くなり、朝も起きれず仕事にも行けなくなりました。洗顔や歯磨きすらできず、訳も分からず涙が溢れ、日々泣いて過ごしていました。
「どこか遠くで誰もいないところで一人ぼっちになりたい。」
と思っていたことをよく覚えています。
上司にも報告し、残っていた有給を使い、朝起きれた日は出勤しました。
◆4月
心療内科へ夫と受診し、改めてうつ病と診断されました。また、日照時間の長い北海道の東側の地域から西側の地域に引っ越したため、冬場の日照時間が短くなった影響もあるとの診断でした。
夫と相談し、まず休職することにしました。
期間は3ヵ月。
ちょうど家が建ち、住み始めることができたので、新築の持ち家とともに、
新たな生活のスタートを切ることとなりました。
現在は、だいぶ落ち着いていて、週末のたびに夫婦で楽しくお出かけできるようになってきました。
時間はかかりましたが、体力もだんだんと戻ってきて、健康な体づくりを意識した生活を送ることが出来ています!
少しでも同じような境遇にある方の力になれたら幸いです。
次回からは、休職中の生活についてです!
読んでくださりありがとうございます😊