未来を見据えるパラクライミング
今年の9月にロシア・モスクワで開催される世界選手権を含むパラクライミング国際大会。
出場登録のために、今年度から全障害クラスで新しいフォーマットに英語でお医者様に記入してもらった医療診断書(MDF)の事前提出が必須となりました。
先日その医療診断書をいただくためにお世話になっている眼科先生のところへ出向き、検査診察と診断書作成を無事に終了!
んー、正直病院にいくのは面倒だし、お金はかかるし、なんでわざわざフォーマット変えて全選手が出さなきゃならないんだ?って感情的には思ってしまう。
けど実は国際大会を主催している国際スポーツクライミング連盟(IFSC)は、2028年ロスアンジェルスパラリンピック正式種目化を目指し、今年第4四半期までに国際パラリンピック委員会に立候補応募を届け出ると発表しているんです。
パラリンピックにおいて客観的に障害の程度に応じた選手のクラス分けを行う事は、ドーピングと同様に重要なものとされています。
クライミングがパラリンピックを目指すのであれば、ここにいかにきちんとIFSCはもちろん、参加各国、選手が向き合うのかも重要な判断基準となるはずですよね。
だからIFSCも今一生懸命制度整備を進めているわけですね。
いや、もしもパラリンピックにならずとも、パラスポーツとして発展してゆくためにもクラス分けは選手全てがきちんと向き合うべき道なのです。
手間もお金もかかるけど、全ての選手にとって、よりフェアな競技スポーツとして、パラクライミングが未来に向けて発展するための階段をひとつ一つ上がっている今なのだと思う。
みなさま引き続きパラクライミング発展へのご支援・ご声援、どうぞよろしくお願いします!
THIRD PARACLIMBING WORLD CUP OF THE SEASON TO TAKE PLACE IN LOS ANGELES
よろしければ、応援をお願いいたします!様々な障害のある人たちが一緒にクライミングを楽しめる環境づくりに遣わせていただきます!