素敵過ぎて就農したい気持ちになった。北海道広尾町の鈴木牧場さんを訪れた
今日は、次に取材させていただく予定の北海道広尾町の酪農家の元を訪れました。
↑十勝では珍しく海に面した場所です
十勝の農家や企業のパイセン達も大絶賛で気になっていました
農林水産省主催のサステナアーワード、持続可能な農業の実践モデルとして表彰される実践もあり、今後の農業の目指す形を実践されています。
こちらが鈴木牧場代表の鈴木敏文さん。
笑顔が素敵で、お話し上手。なんといっても牧場の取り組みが超絶素敵でした。
鈴木牧場では、放牧酪農、グラスフェッドビーフ、養鶏と、多様畜産を実践されています。
放牧酪農に踏み出したのは敏文さんの代から。就農した当初は、あまり酪農に対して前向きではなかった敏文さん。
転機は、自分の牧場の牛達が病気になっていく姿を見て、自分はこの酪農の型をずっと続けていくのかと疑問に思ったそうです。
更に、獣医である奥さんから「病気にならない体を作るのが本当の治療だよ」ということばから、病気にならない、健康な牛作りについて、勉強し、実践を始めました。
勉強と実践を繰り返し、放牧酪農
今まで、人の手でやっていた、餌やりや排泄物処理も、土づくり→草作り→健康な牛作り→良い堆肥→土作り と、自然の循環に任せることにより、必然的に人の労働時間も減っていったそうです。
労働時間が減ることで、更に良い牛作りができる。そう考え、最近は自身で広尾町の海水から塩を作り始めたという敏文さん。
牛に必要なミネラルたっぷりの塩をなんと自分で作ることを始めました。
労働時間が減り、より質の良い牛作りをできる。
更に、牛肉をしぼるだけではなく、乳量が減ってきた牛はグラスフェッド牛として出荷することで、命を無駄遣いしない。
むしろ価値あるものとして、お客様に届けていきたい。そうお話しされていました。
↑仔牛ちゃんたち。 めんこい。
今後は牛乳だけではなく、乳製品の加工品を作ったりして付加価値をつけたり、乳がでなくなった牛を処分ではなくグラスフェッド牛として価値あるものとしてお客様に届ける。
商品に付加価値をつけることで、頭数を減らして、小規模で経済的にも環境も持続可能な高品質の牛作りを行いたいと話していました。
夢いっぱいの鈴木牧場さん、めちゃくちゃステキです!!
次取材行くのがまた楽しみですー🌈😊✨