【レポ】コロナ禍で里帰りしない出産 〜夫観察編〜
結構偉い上司との打ち合わせにも
あやしながら参加
こいつのメンタル、強い。。!!
この記事にもある通り、
色んなパパの育休の形があると思いますが、
育休こそ取らなかったが、描いていた育休をとってサポートしてほしいことは全てやってくれた、
育休を取らず、里帰りせず、裁量労働の夫の家事育児をレポートします。
前提
平日の外部サポートとしては以下
・産後ドゥーラ 週2回
・家事代行サービス 2週間に1回
・実親サポート 週に1回
・病児保育 スポット
・シッター スポット
・シルバーセンター スポット
家族構成、諸々は以下
夫 フルタイム管理職、大学院通学中、リモートワーク可能、立場的に24365対応
私 フルタイム平社員 完全リモートワーク
息子1号 4歳保育園
産前
5(在宅):5(出勤) 夫の勤務スタイルの割合
保育園送り迎えは予定日1ヶ月前から基本夫担当に。
お風呂は基本夫、息子1号とコミュニケーションを図るときのみ私。
料理は私だが、簡単なものの作り方を夫に伝える。
寝かしつけは私。
●1日のスケジュール(夫)●
7:00起床
8:00保育園送り
仕事
17:30お迎え
外遊び
19:00お風呂
19:30ご飯
仕事
01:00就寝
お産の日
寝かしつけ後に陣痛。
息子を起こして、お産する旨としばらく会えないことを伝えてバイバイして出発。
夫が泣きじゃくる息子1号を寝かしつけ。
お産終わったタイミングで電話した際、徹夜していた。(寝かしつけは無理だったようだ)
産後の入院
5(在宅):5(出勤)
1号が日中保育園に通えるため夫は産前と変わらないスタイル。
朝から晩まで夫がお世話。
●1日のスケジュール(夫)●
7:00起床
8:00保育園送り
仕事
17:30お迎え
外遊び
19:00お風呂
19:30ご飯
遊びの横で仕事
22:00寝かしつけ
23:00仕事、大学の課題
02:00就寝
○炊事
朝・・・パン、チーズ、牛乳、フルーツ
晩・・・おかず外注(私母が送る)、ご飯を炊くのみ
○洗濯
夜に一回、帰宅後すぐに風呂
乾燥機までかけて、畳まない(次の日同じものを着る)
○寝かしつけ
絵本をたくさん読んだのち
YouTubeに頼ったようだ。
○残った仕事、大学の課題
寝かしつけ後に実施
育休相当時期(産褥時期)
10(在宅):0(出勤)
完全在宅に切り替え。
入院時期と同じ1日のスケジュールだが、加えて私の睡眠のため2号の夜の授乳が追加される。
寝かしつけ以外の1号育児と家事全般は基本夫で、私は2号のお世話と自分の回復に専念
●1日のスケジュール(夫)●
7:00起床
8:00保育園送り
病院に冷凍母乳届け
仕事
17:30お迎え
外遊び
19:00お風呂
19:30ご飯
仕事
21:00 2号の授乳、寝かしつけ
23:00 仕事、大学の課題
02:00 就寝
○洗濯
夜に1回、朝に1回
2号の分は干す
○2号の授乳、寝かしつけ
1号は私が寝かしつけている横で、
別部屋にて2号の授乳(液体ミルク)をして、寝かしつけ
寝かしつけに手こずった場合は仕事はできないが、
すぐ寝た場合は仕事や課題の時間となった。
○冷凍母乳届け
2号の入院が長引いている時期は、朝の保育園送った後冷凍母乳を病院に届けてから仕事に。
○私の世話
乳腺炎や貧血を起こしている場合は、育児はもちろん飲み物や食べ物を用意してくれた。
育休相当時期(床上げ以降)
6(在宅):4(出勤)
無理ない範囲で対面打ち合わせも再開。
外部サポートが入る水曜日、金曜日は基本出社。
段階的にお迎えを外部サポートへ。
卒論にむけて少しずつ佳境に入るため負荷を上げる。
●1日のスケジュール(夫)●
7:00起床
8:00保育園送り
仕事
18:00お迎え
外遊び
19:00お風呂
仕事、卒論
21:00 2号の授乳、寝かしつけ
23:00 仕事、卒論
02:00 就寝
○炊事
基本私だが、体調が辛かったり2号の授乳タイミングが合わなかったら夫担当。
○洗濯
朝1回、夜1回 分担
状態によりできるタイミングでお互いが実施。
○休日の1号のお世話
姉の家に2週間に一回、シッターに週に一回
卒論や溢れた仕事に集中するための時間を確保
後半は土日両方サポートを入れる。
総括
産前〜産後床上げまでにおける夫の1日のサイクルを記載した。
育休こそ取らなかったが、描いていた育休をとってサポートしてほしいことは全てやってもらった。
何より、すごいなと感じたこととしては、保育園お迎え後に1号のメンタルフォローをするために、
1時間以上公園で遊んでいることだ。
私にとっては、妊娠していなくても毎日1時間以上終業後に遊ぶのは厳しい。
1日のスケジュールで出てこないが、登園しぶりが激しい時期は30分以上語りかけをするなど、とうてい普段の私でできないことをやっている。
プロジェクトマネジメントの能力が高い人だが、家庭内においてもその能力が発揮されているように感じる。
それでも私の産後のメンタル不調に引っ張られたり、1号の不毛な赤ちゃん返りの試し行動の全てを受けたり、その他移住に向けての契約云々が重なった時は随分と厳しそうだった。
2人で対話を重ねて乗り越えたからこそ、お互いへの感謝の気持ちがあり、絆は深まったと感じる。
あくまで在宅勤務が認められている企業の、裁量労働契約である夫の場合となるので、
全ての核家族が出来るわけではないと理解している。
しかしながら、育休を取ること自体を目的とせず、パートナーのお産後のフォローを目的とした場合、
すべてをゼロかイチかで分けるのではなく、こういった選択肢もあると知ってほしいと思う所存です。