モニタリングって何のためにやる??
放課後等デイサービスを利用していただくときには、
“どのような目的でどんな支援をするか”
ということを本人や保護者と相談して決める
「個別支援計画書」
を作成します。
それに基づいて、支援を行います。
この計画書は、
最低でも半年に一度は振り返りを行わなければなりません。
これが、
「モニタリング」
です。
以前立てた「個別支援計画書」に沿って支援がなされているか
「個別支援計画書」が妥当であるか
「個別支援計画書」に基づいた支援で子どもはどのような様子か
保護者として新たな希望や気になることなどがないか
などを面談の中でお話したり、伺ったりしていきます。
このモニタリングの中では、
保護者の方がお子さんの
新たな一面を発見したり
成長を感じたり
する場となっています。
私たちにとっても、
学校での様子や家庭での様子を伺うことで
新たな一面を発見したり
成長を感じたり
する場としてとても大切なものです。
保護者の方とお話をすることで、
私たちがどんなことを目指してその子に接しているのか、
ちょっと先のイメージをどのように持っているのか、
などをお伝えする機会にもなります。
私自身は、この仕事を長くさせてもらってきたことで
すごく沢山の子どもたちや大人の方たちと出会いました。
そして
細くではありますが、長く関わらせてもらえています。
そのため、子どものちょっと先のイメージを持つことがしやすくなっています。
もちろん、そのイメージは
絶対に当たる!
というものではありませんが、
先が見えなくて不安な保護者の方にとっては
そのイメージをお伝えすることで子どもとの接し方のヒントになることがあるようです。
先の不安や心配が少しでも和らいだら良いな、と思っています。
モニタリングは
事業所で過ごすことの振り返りだけではなく、
子どもの生活全般を一緒に考えること
先のことを一緒に考えること
これらのこともとても重要なポイントだと考えています。
“よろず相談”
といったところでしょうか。
保護者の方が話しやすい場であったら嬉しいと思っています。
このご時世で、なかなか直接お会いしての面談は難しくなっていますが、
電話での丁寧なモニタリングを心がけて行っています。