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お茶にしよっか vol.1
記念すべき第一回お茶とお茶菓子。
「お茶にしよっか」シリーズとしたいと思います。
お茶に合わせてお茶菓子を考える。
お茶菓子に合わせてお茶を考える。
お茶とお茶菓子に合わせて器を選ぶ。
この3つが出来れば私の幸福度は最高値で保たれることが分かっています。
では今回はどんなお茶にしよっか。
先日図書館で、「日日是好日」を手に取り借りて帰りました。
本当に別の書籍を探していてたまたま。
茶道と私が習う中国茶は異なるものですが、考え方は遠くないと思っています。だからか自分と重ね合わせる部分も多くてグッときました。
実は少しスランプ…少し靄がかかっていた状態だったお茶淹れ。(単にきちんと向き合っていなかったことが原因ですが)
先日のレッスンで少し靄が晴れたように感じた直後の、この本との出会い。この本をたまたま偶然手に取るということに、運命は存在すると感じてしまう。(アプデされた未来の自分が、今書いているこの文章を読んで赤面しそうな気もしますが)
とにかくすっかり靄が晴れたわたしデス。
ちなみにその靄が何でどう晴れたのかは本題からずれてしまうので、またどこかで。
さて、この本を読み終えたところで、私の中に和菓子ブームが到来。
季節の模写もさることながら、その季節に合わせた和菓子が奥深く、魅力的で…和菓子屋さんに行きたくてしょうがない病を発症。
治療先として今回お伺いしたのは桜新町にある、「桜の杜 伊勢屋さん」。こちらは桜餅が絶品なのですが、今日は季節の生菓子と心に決めていました。
選んだのは、椿の生菓子。
毎日訪れる公園の椿に癒されていることもあるけれど何よりも、息子が保育園のお散歩コースできれいな椿が咲いている場所を教えてくれた。という、この冬最高の思い出が詰まった椿を選ばずにはいられませんでした。
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控え目で鮮やかな赤をまとった椿の上生菓子に合うと思って選んだお茶は、
「梨山烏龍茶(清香)」。自然の力強さを感じると同時に、すっと鼻を通るその高山香は淡いグリーンを彷彿とさせ、香りにも色が存在するのではないかと思わせるほど。力強く、台湾の高山に凛と咲く椿を感じられるお茶時間となりました。あ~幸せ。
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お茶:梨山烏龍茶(清香)
標高2000mの梨山(リーシャン)地区で、寒暖差の厳しい環境で育ったお茶です。力強い大地やほのかに花の香も感じ、すっきりまろやかな味わいが特徴。
お菓子:桜の杜 伊勢屋さん、椿の生菓子
器:加藤美樹さんのいっちん模様の器
私の日日是好日(和菓子)ブームはまだ続き、次のお茶菓子ももう心に決めています。最も気になっていた和菓子屋さんが自転車でいける距離にあることが判明。これも運命と思わずにはいられない。笑
どんなお茶を合わせようかな。と隙間時間に考えては楽しんでいます。