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母親がジャンプと間違ってサンデー買ってきた時のなんともいえない感情


こんにちは。

今日は母の日ですね。


昔から人に何かプレゼントをあげるとか面と向かって改めて感謝を伝えるのが苦手で、学校行事でやらされた以外にこの日に母に向かって何かをした記憶がありません。


だから、一緒にテレビを観ていて、「母の日CM」が流れると、すごーく嫌な気まずさを感じつつ、観てないフリをしてケータイをいじったりしていた。



大人になっても「こういう〇〇の日、みたいなのは大体企業の戦略とかなんとかで〜〜」と、ウンチク混じりに解釈し、メッセージのひとつも送っていない。

クソ親不孝者は僕です。ウンチク混じりのウンチくん。


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さて、今回のタイトルは


「母親がジャンプと間違ってサンデー買ってきた時のなんともいえない感情」


ということで、銀魂のサブタイトル的な雰囲気を感じますが、

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↑アニメ版銀魂のサブタイトル一覧(wikipediaより)




自分は小学生から大学生の途中まで毎週欠かさずあの『週刊少年ジャンプ』を買って読んでました。面白いよね、ジャンプ。


ジャンプって普通月曜日にコンビニとかの店頭に並ぶんですけど、田舎特有のヨボヨボのじーさんばーさんがやってるよくわからん個人経営の酒屋みたいな店だと、フライングで土曜日に買えたんですね。部活終わりの昼下がりにその店めがけてチャリを走らせて、エロ本の表紙を片目で凝視してジャンプを買うのが毎週のお決まりでした。


話それましたけど、まあそれくらいジャンプを読むのが楽しみだったんです。


〜以下、過去回想〜



ある日、僕は風邪を引いてしまいました。中学1年生くらいの時だった気がします。

せっかく休日だったのに、遊びにいけない。土曜日なのにジャンプも買えない。


そんな僕を見かねて、母が気を利かせて"ジャンプ"を買ってきてくれました。

僕は大喜び、大はしゃぎ、狂喜乱舞、有頂天外、阿鼻叫喚、幽々白書、封神演義。



しかし、満面の笑みで母親が渡してきた"それ"は

『週刊少年サンデー』

でした。


なんてありがちなミス。



僕も少しは大人と呼べなくない年齢だったけど、

自分の「ジャンプを読める!!」という"期待の大きさ"は"母親の気づかいを慮る気持ち"に勝てず、、、




めちゃくちゃでっけえ声で

「ジャンプじゃねえじゃん!!!

なんだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」



と叫びました。そしてなぜかそのあと泣きました。


母親は次の日、あらためて『ジャンプ』を買ってきてくれました。



なんであの時、叫ぶならまだしも、泣いてしまったんだろうか。

悲しさ、怒り、期待が裏切られたから、

など色々推測できますが。。



自分の「ジャンプが読める」という期待も母親の「息子が喜ぶだろう」という期待も台無しにした、でも誰も悪くない、

もちろんサンデーも悪くない、

そんなやり場のない気持ちが涙になってしまったのかなと思います。


まあでも強いて言うならサンデーが悪いか。うん悪い悪い。



短気は損気と言いますが、大きすぎる期待も損気かなと思いました。


僕は今でも、メルカリで買った服の感じが思ってたのと違うと、一日何も手につかなくなってしまいます。うーん、成長ゼロ。






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