四畳半の呪い
こんにちは。
最近家で暇すぎて、YouTubeの小顔マッサージ、目が大きくなるマッサージ、Eラインがキレイになるマッサージを同時並行で行っています。
自粛明けにみんなに会えるのが楽しみです。
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僭越ながら、今回物申させていただきます。
インディーズバンドの歌詞、
「四畳半の部屋でなんたらかんたら〜」
って歌詞が多過ぎる!!
四畳でも五畳でも六畳でもなく、
四畳半!!キリが悪い!!
しかし「よじょうはん」という語呂のよさゆえか、みんなこぞって四畳半の部屋に住んでいる気がします。もはや四畳半以外許されない風潮すら感じる。
でもわかる、気持ちは。聴く人に自分ごとのように思わせて、なんかいいなって思わせるにはそれくらいの広さが丁度いいもんね。
ということで、
本当に突然ですが、今回僕の考えた
「逆に嫌だな売れてないバンドマンのこんな歌詞BEST3」
を発表します!!
現在、バンドマン界隈では四畳半に住むのがスタンダード化している中、果たしてどんな嫌な歌詞が飛び出すのか。
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「2LDKの一室 キングベッド 僕と君とで小さな宇宙を描こう」
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売れてないバンドマンは代々四畳半で生活してきたはずのなか、2LDKはあまりにも広すぎる。小さい子供持ちの3人家族ならゆうに住めます。
ベッドのサイズにわざわざ言及しているのも嫌ポイント高いです。
どうせそこまできたら「大きな宇宙」にしちゃえばいいのに、リスナーに寄り添うために「小さな」にしているのも絶妙な腹立たしさ。
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「突然消えていった君のぬくもり 床暖房なんかじゃ物足りないや」
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「君のぬくもり」は何ものにも変えられないはずなのに、その中で床暖房で埋め合わせをしようとしているところが非常にキモいです。
あと売れていないバンドマンは床暖房付きの物件にひとり暮らしなんか絶対できないはず。電気ストーブがせいぜい。
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「暗い部屋 昼下がり 片隅に僕 蝉の声 52型のテレビがひとり喋ってる」
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夏の午後、セミがジージー鳴いてる中、部屋の明かりもつけずに、隅っこで........みたいなきめ細やかな情景描写がマジで一瞬で最悪になります。
52型はデカすぎるだろ!いくらなんでも。
あとテレビ観てないなら消す!!母ちゃんに言われなかったか。
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どうだったでしょうか。
等身大の姿を曲にするエモバンドマンがいい部屋住むな!いい家電を買うな!電気代をムダにするな!という偏見まみれのツッコミをしてしまったのではないでしょうか。
でも本当にこういうバンド1つくらいあっても良いかも。
なんとなくバンドマン=貧乏という固定概念がある中、家電がめちゃくちゃ充実してる家に住んでて、トースターはバルミューダです、みたいなことを大っぴらにしてるバンドがもしいたらめちゃくちゃ面白いはず。
てことで、今は四畳半住みのバンドマンの皆さんも、できるだけ大きい家に住めるように頑張って、
高層マンションからのビル風に乗せてあの子に歌を届ける系バンドになりましょう!
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