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データから分かる移住の意思決定要因は「仕事・住民の支援・情報」

※この記事は、こばだんな ( @iju_kobayashike ) が運営する「田舎移住ドキュメンタリーラジオ」の台本です。
本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
>>田舎移住ドキュメンタリーラジオ

こんにちわ!
東京から淡路島に家族で移住して
ブロガーをしたり古民家を直したりしているこばだんなです!

この番組は
地方移住や島暮らしの経験談と田舎でできる仕事や稼ぎ方について
試した結果をシェアする田舎移住ドキュメンタリーラジオです

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パーソル総合研究所の発表した「地方移住に関する実態調査」が面白い!

引用元のデータはこちら

PDF103枚の超ボリュームがある調査結果のサマリーを今回は解説していきます。

前回までのデータの考察・所感はこちら


調査結果サマリー3.移住の意思決定要因

今回は、調査によって明らかになった「移住の意思決定に直接紐づいたの要素」について解説します。

出典:パーソル総合研究所 「地方移住に関する実態調査」(Phase1)

仕事に対する支援

移住のタイプをUターンやIターンなど、5つのタイプに分けた時、共通していたのは、移住後の仕事に対する支援でした。

⇒ 転職支援や勤務先のテレワーク環境整備といった要素は、移住を意思決定する際の共通要因とも言える。

すなわち、移住後の収入のめどが立っていることが、移住を決定づける大きな要因になっているのでしょう。
→実際に脱サラ移住した体感として、非常によく分かります。

わたしも地域おこし協力隊の収入源の担保がなければ、なかなか踏み切れませんでしたね。

個人で移住に踏み切るのは、在宅・テレワークができたり転職して稼ぎが続く状況を作り出すことが大事そうですね。

移住先の地域住民の支援態度

移住先の地域住民の支援的態度は、自身に地縁が無い、Iターン型・配偶者地縁型では影響が大きく、多拠点居住型やJターン型では相対的に影響が小さい(距離的に離れた要因)傾向であった。

わたしの場合は、妻の実家のある兵庫県に移住し、仕事のあった淡路島に飛び込んだという感じです。

淡路島そのものに地縁はなかったですが、移住を手伝ってくれる担当者やその方に紹介された先輩移住者、自治体の方などが非常に良くしてくれました。

人間関係に関しては、移住前・移住後の不安はあまりなかったですね。

そういったところで移住を踏み切る抵抗感は全くなく、むしろ移住を決定づける要因でもあったことは確かです。


移住タイプでもっとも多い「Iターン型」にとっては情報が命

出典:パーソル総合研究所 「地方移住に関する実態調査」(Phase1)

Uターンや配偶者地縁型では、移住先の情報はある程度つかめているが、Iターン型の場合は全く地縁がないため、移住体験談などの事前情報が非常に影響している。

新たな地域生活への期待感のみならず、移住体験等で地域生活情報の事前入手し、リスクを低減できることが影響していると考えられる。

出典:パーソル総合研究所 「地方移住に関する実態調査」(Phase1)

リスクを低減できる情報発信とは、メリットだけではなくデメリットも含めた両面提示が必要だと感じましたね。

わたし自身、地域の悪い点がしっかりと分かり、それを自分の中で評価して許容できるのであれば安心して移住に踏み切れると思いました。

移住を押し進める移住推進担当者は、この心理にしっかり応え、まずは情報発信量や両面提示のある発信があると良いのかなと思います。
(僕もブログの内容をブラッシュアップしたいなーと感じました)



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