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芥川龍之介 大正六年六月二十日 俳句二句 水脈光り


かはたるる靴の白さやほととぎす

明易き夜をまもりけり水脈(みを)光り



[大正六年六月二十日 松岡譲宛]


靴の白さ ……水兵の白靴か。

水脈 ……船の通ったあと。航跡。

【余談】


生徒閲読図書調査 大正14年11月

また謎の作品発見。
芥川の『沙羅花』?

 これのこと?

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