デジタル庁の嘘について
これが嘘だということは解りますか。
例えば昨年実施された「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」は明らかに「緊急の給付金」なのですが、登録済みの「公金受取口座」には振り込まれませんでした。
急に決まった給付金なので、あらかじめ業務内容を公表し、パブリックコメントを受けて、個人情報の評価書を調製するスケジュールが間に合わなかったのではないかと思われます。何を言っているのか解らない?
評価書のために事前の作業が必要なのですね。これが「緊急の給付金」の場合面倒くさいのです。パブコメが必要だから、というのが全ての原因なのかどうかは分かりません。あるいはそれ以外の某かの手続きが間に合わなかつたのかもしれませんが、兎に角結果として緊急の給付金の受取口座として公金受取口座が機能しなかったわけです。
これ救急箱に絆創膏が這入っていないようなものですよね。万能ねぎが万能ではないようなものです。千年に一度の美人が毎年現れるようなものです。海水パンツが海水ではなくコットンでできているようなものです。要するに嘘です。
全然便利になっていないわけです。
この大変なことを「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」においてもやらされたわけです。これ、おかしくないですかね?
この評価書のルールは、新型コロナウイルスのワクチン接種の際にぐだぐたになり、「事後でも良い」という個人情報保護委員会の訳の分からない越権的判断によってさらにグダグダになりましたが現在でも一応生きています。
公金受取口座は基本的に緊急の給付金には対応できないものなのです。
つまり「デジタル庁令で定めるもの」に出来なかったから支給できなかったわけですよね。つまり責任はどこにありますか?
その理屈が解らないでこんな記事を書いているとしたら、相当なものです。特に個人名の記載はありませんので、デジタル庁を代表しての記事でしょう。今後はぜひ今日決って明日支給する緊急の給付金を「公金受取口座」に振り込んで見てもらいたいと思いますが、その前にどこに閊えがあり、どこに嘘があったのか、検証してもらいたいと思います。
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