自分を変えるには勇気がいる
勇気の心理学(アルフレッド・アドラー)「アドラー心理学」の「嫌われる勇気」をKindleで読み初めています。
有名な著書なので、もう既に読まれている方は多いと思いますが、少しお付き合いください。
この「嫌われる勇気」は、学生と哲学者の対談方式で書かれている本で、「世界はとてもシンプル」の冒頭から始まり「人は、いつからでも変われる」とありました。
学生は「何故そう言い切れるのか?」「変わりたいと思っていても、変われない人がいるではないか」「自分の方こそ正しいので、打ち任せてやる」
と、意気込む学生。
しかし「変わりたいと思っていても、変われないのは、勇気がないから」と哲学者はきっぱりと断言します。
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人間は居心地の良い場所に定着する習性があります。
いや、定着した環境を変えるのを嫌う習性がある、と言った方が正しいのかも知れないですね。
置かれている環境、対人関係、好きな物への執着
今の生活が存在するのは、全て過去に選択した物から成り立っているのは、変えようのない事実です。
それが「嫌だな」と思う環境であっても、「誰かに勧められたから」と思う環境であっても、です。
それらも含めて、全て自分の選択で今があるのです。
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「嫌われる勇気」の中で「トラウマと言うものはない」ともあります。
あるのは「今ある、存在のみ」
厳しいですね〜。
どんな環境で育ったとしても、自分がどう捉えるか?の選択で、自分を変えることも出来るし、幸せにもなれると。
ここで、私はどうなのだろ。と振り返ってみました。
過去は、決して順調とは言えない環境を過ごした時期があります。
この時期が無ければ、もっと違う人生を送っていたのかも、と思うことさえありました。
だけど、自分から家を出て、結婚して、子供達にも恵まれ、仕事も出来ている。
今が充実して「幸せ」な環境であるのは、間違いないです。
あ、人によっては「幸せの尺度」は違うと思いますので、あくまでも私基準です。
それでも、人間って欲望の塊で出来ているんだろうな、と思います。
まだやりたい事があり過ぎる!笑
それに一歩を踏み出せないのは「勇気」が足りないんだろうな、とつくづく思うのです。
大胆なようで小心者。
それもまた、自分が思い込んでいる性格。
気付いているのに、どうすることも出来ないのも
「変わりたくない」の意識なのだと、この本で気付かされる部分です。
目の前の事をやるしかないんですよね〜。
さぁ、午後も頑張ります!!