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ウイルス収束後 自分の仕事はどうなるのか④

前回の続き

自粛ストレスを発散するため、翌日早速その施設に向かったのだが、その施設は岡山の日生方面から日生大橋を渡った鹿久居島にある。

時々行っているので、道はわかってる。主要道路から横道へそれると、その道は徐々に細くなり、対面ではすれ違えないくらいの舗装されていない道になる。

最初のうちは舗装されているが、すぐに石ころと土がデコボコの道になる。初めて行った時に、乗っていたトヨタのアクアは底を擦り途中で進めなくなってしまって、やむ無くバックで恐る恐る1kmほど戻らないといけない経験があり、それで懲りて車を買い替えるきっかけになった場所でもあるのだ。

今は四駆車なので、かなり揺れはするが施設まで行くのはある意味楽勝なのだ。

こう言った非日常はコロナ自粛でステイホームしていた私には本当に快適だった。本来は悪路でどうしようもない道なのだが、ステイホームで「自宅でジッとしてろ」とのギャップが大きい状況がとても気持ちいいと感じた。

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そして施設に到着後、Y氏と合流し何とか自粛疲れの気分転換をとお願いしたら、じゃあボートで瀬戸内海に行ってみようという話になり、すぐボート乗り場へ。

救命ベストを着ていざ出発!

ボートはそんなに大きくないが、スピードは結構出て、風と波しぶきが凄い!なんとも言えない疾走感だ!

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しばらくボートで疾走し無人島に上陸!

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瀬戸内海の穏やかな海に浮かぶ無人島には気軽に上陸できる。さっそくボートを直接浅瀬に付けて無人島に上陸した。

穏やかに過ぎる時間と太陽の暖かさ、更に空気とそよ風が、こんなにも気持ちのいいものなのかー  

コロナのおかげで長期の外出自粛、自宅に篭っていてはこんな体感は想像できない。ストレスで凝り固まった身体が徐々にほぐれていくのがわかる。

しばらくポカーンと心を無にして無人島を満喫した後、瀬戸内海クルーズに出かけた。この日はとにかく天気が良くて波もさほど無く、ボートでの疾走は超気持ち良い!

瀬戸内海 日生沖に浮かぶ島々について、Y氏のガイドを受けながら、ボートは時にゆっくり、時にはMAXスピードで走って行く。被ってた帽子を手で押さえないと吹っ飛びそうだ。

しかしこの疾走感の気持ち良さはなんなんだ?

ストレスを発散するとはこういう事を言うんだとつくづく思った。コロナ自粛で家に閉じこもらないと行けない人、行動を制限される人、マスクを絶えず装着しないといけない職業の方々に、是非お勧めしたいレジャーではないかと心から感じた。

僕もコロナやストレスに疲れた人々の癒しや、非日常を手軽に与えてあげる事はできないか?

こういう事を仕事にできたらいいなと漠然と思った。

ある程度瀬戸内をクルーズした後、ボートは頭島の岬に立つ白い建物へと向かった。建物の真下にある岩場にボートを付けて上陸!

これまた異日常だ。普通は橋を渡り、車で来るような島のカフェに船で乗り込む。初めての経験だったが、とても新鮮だった。

この施設の名前はCafe Reborn  昔からある古い建物をここのオーナーが購入して、自らの手で改装したとの事。 真っ白に塗られた建物が青い空と青い海に何ともマッチしている。

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お腹が減っていたので、テラスに着くや否や、さっそくパスタを注文した。

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もう、この写真を見て貰えばわかるが、どこか南国のリゾートへでもタイムスリップしたような、非日常がここにもあった。

高台にあるこのカフェからの眺めは最高だ!そんな絶景を眺めながらのパスタも美味い!

食後のコーヒーも何とも家で飲むコーヒーとこれだけ違うものかと唸るしかなかった。

ここでようやく頭の中の様々な回路の弁が開き、自分のやりたいこれからの仕事は、こういった人を楽しませて喜びやリラクゼーションを与える仕事が絶対にやってみたいと思った。

キーワードは

瀬戸内海 船 クルージング 釣り 海からアクセスのレストランやカフェ 無人島上陸 無人島BBQ    海水浴 船上カフェ ドローンによる自撮り 船上からライブ配信 船上からSNS  などなど

色々と浮かんでくる。

コロナによる三密を避けるというのも、海上の小型船となると、屋外オープンな状況と風通しの良さはクリアできるし、船のデッキでも定員を少なく設定すれば1mの距離は保てる。

逆に中型船や大型船になると沢山のお客さんを乗せて走らないと採算が取れないし、どうやっても赤の他人と乗り合わさざるを得ない。

小型ボート貸切での全行程3時間のプチクルージングなら家族同士や、友達同士といった小グループでの単位となるから、感染リスクはかなり低減できる。

なにより、家族や気の合う仲間とリラックスと異日常を味わう事で、ストレス発散になるのは間違いない。

そんなこんなを考えながら、ゆったりまったりしたCafe Rebornを後にして、ボートでの帰路についた。

こうして、Y氏による瀬戸内クルーズで私の今後の仕事の一つの目標が定まった。

さて、まずは船舶免許を取りに行くとするか…

しかし、いくら瀬戸内海とはいえ海を侮ってはいけない。以前船好きの知り合い(クルーザーを所有)に話しを聞いた。

頭でイメージできるほど安易に海に出てはいけないと…                                                                    相手は自然だ。突然の天候変化や風・波の変化、海中の岩礁や漂流物等 危険はいっぱいある。

ましてやお客を載せてなど、かなりの熟練を要すると言っていた事を思い出した。

じゃあやっぱりやめるのか?

それでは何も変わらない。

とにかくチャレンジあるのみだ!






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