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母校愛

2016年10月、会社帰りにスマホでプロ野球ドラフト会議の指名を見ていて私は驚いた。楽天の育成2位に南要輔、巨人の育成5位に松原聖弥、どちらも明星大学硬式野球部所属だった。

明星大学、私が32年も前に卒業した母校である。当時野球部は今と同じく首都大学野球リーグに所属していたものの万年2部で、学生が応援する雰囲気すら無かった。またグラウンドも今と同じ所にあったが、見ての通り草野球レベルのグラウンドだった。(写真右下、1985年筆者入学時の大学パンフから引用)

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私は子供の頃からのジャイアンツファンで、ファン歴40年以上になる。転職して多摩市に住むようになってから、ジャイアンツ球場にも足繁く通うようになった。そこで知り合った男性が大学野球、社会人野球にも詳しい方で、母校の名前を出すと、今度首都大学野球リーグの入替戦に行きませんかと誘われた。母校が2部優勝してリーグ入替戦に進出、更にドラフト会議で2人の選手が指名されている…私の心を強く揺さぶった。

当日はリーグ表彰式の後、城西大学との入替戦だった。入替戦の初戦は落としたものの、その後2連勝して5年ぶりの1部昇格を決めた。

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これを機に私の野球観戦の中心はジャイアンツから母校へと変わった。日野市にある母校グラウンドを程スタと名付け(大学の住所が日野市程久保のため)、オープン戦、練習にも通い、またリーグ戦は東京、神奈川はともかく、埼玉、千葉、茨城、栃木など、もはや首都と呼ぶにはどうかと思う関東各地に遠征しては応援を続けている。

また母校を卒業した選手達がNPBや独立リーグ、社会人などで野球を続けてくれるようになり、とても嬉しいし、彼らの応援も出来る限り行くようにしている。

しかし残念なことに母校の応援に行っても多くは選手のご父兄の方々、野球部関係者の方々がほとんどで、母校を応援するOB、OGはほとんど見かけない。

初めての投稿の締めとして、これだけ言わせて欲しい。久しぶりに4年間通った母校の程スタに足を運んで欲しい、住んでいるところの近くで試合があったら、1部昇格そして初優勝を目指す選手達を応援して欲しい。きっとみんな輝いています。

最後にコロナ禍で悔しい思いをしている4年生、社会人野球や独立リーグからNPBを目指している選手、NPBで頑張っている選手、みんな諦めずに頑張ってください。ずっと応援しています。

こばびっと