バラ色の引退後がつまらない毎日にならないようにするためのコツ。第二の居場所をつくるためのシンプルな方法。
ども!長野県長野市にあるフィットネスクラブの支配人をしているこばやしです。クラブは善光寺まで歩いて行ける距離にあります。シニア向けのフィットネスクラブや子ども向けスイミングの運営をしたり、万が一の時に役立つ救急法の普及活動もしています。学生時代水泳部からの水泳経験を生かして、プールでレッスンもやっています。
競合ひしめく長野市のフィットネス業界でどこも生き抜くことに必死だったところにコロナの追い打ち。「選択と集中」でこの荒波を乗り切ってやろうと今年1月にシニア向けクラブにコンセプトリニューアルオープンしたフィットネスクラブのお話です。
さて今回は、家以外に第二の居場所ってありますか?というテーマです。現役引退後のイメージづくりの参考になればうれしいです。
現役時代は家と会社の往復。引退後は?
毎日仕事で朝から晩まで働き、仕事に明け暮れ、家に帰ったらご飯を食べて寝る。
そして、休みの日は何もする気になれなくて結局、家にいたり、外出したとしても食料品や生活用品の買い物。
現役時代はこんな毎日を過ごされている方も多いと思います。
毎日同じ生活をしていると、楽なようで実は、心も体も疲れていき、健康的ではなくなることもあるので注意が必要です。知らない間に、心と体にうるおいがなくなっていくような感じです。
会社にいても、仕事以外に自分の時間を持っている人と、そうではない毎日を過ごしている人とは、結果的に仕事力が違う気がします。例えば、趣味がある人とそうでない人、何か仕事以外に取り組んでいる人とそうでない人、仕事以外の情報を入れている人とそうでない人の事です。要は、外に目を向けているか、非日常を常に求めているか、そんな観点がある人とない人では、なんていうか、絶対ではないとは思いますが、相対的に、アイデアの出方が違うというか、情報の編集力というか、自立しているというか、人に言われるだけの仕事をしないというか、とにかく違いを感じますね。この辺は、また書きたいと思います。
で、話を戻しますが、現役引退して退職したら、与えられていたものがなくなるので、自分で取りに行くことを今から練習していない人は、心にポッカリ穴が空いてしまって無気力になってしまいます。そうならないためにも今から自分の時間を作っていきたいものです。プライベートでも外に自分の存在を感じられる場所を作っておくといいのではないでしょうか。
バラ色の現役引退が、つまらない毎日にならないように今から自分らしくいられる場所をつくる
40年近く仕事を頑張って、やっと引退し退職。すべて解放されるー!と喜んでいるのも束の間、気付いたら何もやることがなく、家にずーっといる毎日。
そして、動かないもんだから、筋力低下し、足腰が弱くなっていったり、人とも会わないもんだから、会話も減り心も病んでいく…こんな老後はさみしいし、そんな毎日がこの先待っているなんて思いたくないですよね。
仕事⇔家だけをメインに過ごしていくのではなく、それプラス、家⇔ほかに自分らしくいられる場所をいくつも持っているのが人生を豊かにする秘訣なのかなと思っています。
そんな時におすすめなのは、フィットネスクラブです
フィットネスクラブは、人間関係がとてもゆるく楽しめて、気兼ねなく利用できます。最低限のマナーやモラルはやはり社会に出ている以上必要ですが、仕事をしている時のような、嫌な人間関係、過度のストレスからは解放されます。
その辺は前記事にも書いていますのでこちらをご覧ください。いい世界ですよ。
お客様から健康ZONE100は、私の第二の居場所だと言われます。ここがなかったら困るぅ~行くとこないもん!って言われます。これって私たちにとっては褒め言葉で、その方にとって私たちの存在って第二の家なんだ~と思うととても嬉しいなぁと思いますし、掃除も頑張らなきゃとか、気持ちいい挨拶をしようとか、もっと、喜んでもらいたいたいなと通常サービスに加えイベントを考えよう!とか思います。
家の次に大切な場所と言われているような感じもするし、家って安らぎの象徴ですので、安らげる場所だよと言われている感じを受けます。
実際、家にいても心が休まらない時もあるのですが、家だけではなくて、他に自分が自分でいられる場所を作ることは、上で話した現役時代でも同じで、毎日を豊かにし、結果的に心も体も健康にしてイキイキと過ごせるからです。
家にずーっといる人と、いつもアクティブに動き回る人とを比べたら、高い確率で後者の方が生きがいを持ちながら過ごしている方が多いのではと勝手に思っています。
家では体験できない事を味わえる喜び。第二の居場所は非日常的がいいかも。
家にトレッドミル(ランニングマシーン)はありません。バイク(ルームバイク)もありません、筋トレ機器もありません。プールはもちろんなくジャグジーや、サウナもありません。話し相手もいなかったり、いたとしてもいつも同じ相手。これが通常普通で現実です。
まずは、普通の毎日から非日常空間に足を踏み入れることが、第一歩で、それには、フィットネスクラブのような場所が簡単に始めやすいです。
月会費制であれば、お金を持たなくても毎回利用できますし。
フィットネスクラブのような非日常の場所であることが、家から一歩外に足を踏み出したいと思えるキッカケになるのではないかと分析しています。そして、この非日常を感じると人は楽しさや、新たな発見、モチベーションが与えられ、心に栄養ドリンクを飲ませるように、潤っていきます。エンターテイメントと同じで、それがなくても生きていくことはできますが、明日も、これからも楽しく生きていくための栄養剤になるためには、ちょっとした刺激があるような非日常を体験できる場所は人生を豊かにします。そして、結果的に健康でいられたら最高ですよね。
それがフィットネスクラブです。
運動は、一人でできるもの。だけど、スポーツをすることはコミュニィーを簡単に作れることも特徴なので、人と人とをつなぎ会話が生まれます。自分を自分と認識するためには相手がいるからこそ認識するのであって、他社との関係性があるからこそ、自分が自分でいられるのではないでしょうか。なので、他者がいたり、会話をすることって大切だと思うのです。
毎日来られるお客様も沢山いますが、100%運動を目的にはしていない気もします。上にあるような、フィットネスクラブの意味を心の奥底で理解し、それを体験するために来られている気がします。
そんな方々に、いつまでも元気にいてもらうために、皆様の第二の居場所となれるようなクラブづくりをこれからもしていきたいと思います。
多分、第二の居場所ってなんでもいいと思うのです。公園のベンチでも、近所の喫茶店でも、知り合いの居酒屋でも。趣味もいいですよね。でも、運動をして健康になり、いろんな方と楽しめる場所。それがフィットネスクラブです。一粒二二度おいしいみたいな感じ。毎日来る方は1日あたり、スーパー銭湯よりも確実に安い金額で利用できますしね(笑)
もし、近くにフィットネスクラブがあるのなら、試しに一度体験にでも行ってみてください。今は通えなくても、第2の人生がやってきたときに思い出してください。フィットネスクラブが候補に挙がればうれしいです♪
はじめからがっつり頑張ろうではなく、第二の居場所になればいいなぁ~程度の感覚でいいと思いますよー。第二の居場所を作るためのシンプルな方法です。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。