TOB(株式公開買付)を予測する
つい先日ですが、大戸屋に対してのコロワイドのTOBが報じられました。
発端は株主総会での営業方針の食い違いだったとのことです。
株価はストップ高からの続伸で2日で約1.5倍。2100円から3050円となりました。
これが事前にわかれば、凄いですよね?
もちろん、完全に予測する事など不可能ですが、TOBがある可能性を感じ取る事はできます。
答えは四季報にあります。
四季報はもちろん買ってもいいですが、証券会社に口座を作成すれば、閲覧できる範囲は限られますが、無料で閲覧可能です。
証券会社の口座作成は私の別記事にて紹介していますので参考にしてみてください。
https://note.com/koba_koba_koba/n/nb1475b189ef0
本題に戻ります。
大戸屋の四季報の株主の欄を見てください。
一番上にコロワイドの名前があります。筆頭株主です。
ここが肝です。
コロワイドがTOBを発表する以前から、多くの大戸屋の株をコロワイドは保有していたということです。
株をたくさん持っているからTOBがあるとは言い切れませんが、筆頭株主に大戸屋の関係者がいる場合、もしくは、突出して大口で株を保有する人、会社がいない場合に比べれば、もしかするとコロワイドがTOBを仕掛けるかも、と予想できませんか?
あなたが購入を検討している株がありましたら、四季報の株主の欄を見てみてください。
そこにコロワイドのように第3者の名前で大口の株主がいましたら、もしかすると、近々、TOBがあるかもしれません。
私の場合は、高配当株をメインに投資を行っており、特に今回の記事で触れたようなことは意識していませんが、高配当株の配当、高値になったら売り抜けるに加えて、TOBも意識して投資をするのも面白いかもしれませんね。