最高位戦グラチャン2021自戦記 はじめに
はじめに
このnoteは私が対局中に感じた事や打牌の思考をまとめた自戦記です。
今回の対局を通じて応援していただいた方々や視聴していただいた皆様への御礼の気持ちと、対局中に感じた内容を少しでもお伝えしたくて書くことを決めました。
あまりにも文才が無いため公開をためらうほどの拙い文章ですが、御一読いただければ幸いです。
プロアマ参戦の経緯
ありがたいことに私の周りには多くの麻雀仲間がおり、そのほとんどが私がお客さんとして通っていた(テストに出るからメモするように)名古屋伏見の『フリー麻雀シュシュ』というお店を通じて知り合った仲間です。
今は訳あって閉店してしまったのですが、シュシュの元オーナーでもあり私の麻雀(いや、人生)の師匠でもある雀ゴロHさんやそこで知り合った最高位戦の足立玲p、協会の御崎千結p達のおかげでもあります。
ですが、この『フリー麻雀シュシュ』の仲間達の中に私が引きずり込んだ奴がいます。
それが、後にシュシュで "チャミスルフリードリンク" などという クソイベント 神イベントを共にブチ上げることとなった最高位戦東海支部のひらちゃこと平野貴彦pです。
(同卓者全員のサイドテーブルにチャミスルが置いてあり、全員が直瓶で煽る様は狂気の沙汰でした…笑)
最初はTwitter上での交流がきっかけであり、フットワーク軽めなところやエンゲル係数高めなところが共通点となり、実際に会ってから仲良くなるまでは一瞬でした。
そんな彼が『プロアマを盛り上げたい!一人でも多く強い人に参加してほしい!』と熱心に誘ってくれたことや、普段から仲良くしてくれるあんこさんが誘ってくれたことがきっかけで、仲間である平野pや関西の稲脇p、永井p達の刺激になれたら嬉しいと思い参戦を決めました。
ただし、私は仕事の他に実家の道場で空手の指導をしており、4節参加するのもギリギリの状態であることから、2021シーズンの一期だけという条件での参戦となりました。
ひらちゃがいつも私のことを『雀ゴロ』だの『赤ありのフリー麻雀特化型』だのと言ってイジるので、『俺が東海プロアマで優勝したら赤ありだとか競技麻雀だとか言い訳せずに絶対にリーグ戦昇級しろよ!!』みたいな言葉を吐き捨てて申し込みをしました。(口悪い)
こぉして私から仲のいいプロ達への挑戦状のような形でプロアマがスタートしたのです。
対局前夜
対局前夜
私は品川区の地下に潜りました。
私は普段三麻しか打たないため、調整のためにも四人打ちの東南戦が打ちたかったからです。
五反田のNextさんは連盟の曽篠pや協会の稀木pなど常勤のプロがおり、更に毎週金曜日には連盟の咲良美緒pが出勤しています。
咲良pとは1年半ほどの仲であり、容姿端麗なのはもちろんの事ながら私が知る中では雀荘ゲストで最も働く女流プロです。
彼女の雀荘ゲストに遊びに行ったことの無い方はぜひとも行ってほしいと思います。
五反田に着いて地下に降りるやいなや、いきなり曽篠pと咲良pと同卓スタート
さらには某単推しの方や師匠が激励に来てくれて、激辛卓での調整が始まるのでした。
結果?聞く?
咲良p三連勝からの某単推しの方二連勝でブチギレです。(嘘です。楽しかった。)
熱続行して師匠と一緒に五反田の某場末東風に行って終電を逃しタクシーで帰りました…
なんとかトップ2回…
対局前の緊張感
そんなこんなで対局当日を迎えました。
朝起きたときは緊張も無く、いつものように麺活をしてから会場であるスリアロスタジオに向かいました。
道中は『チーム今日も今日とて麻雀🀄』の監督でもある最高位戦の坂井秀隆pをはじめとしてたくさんの方から連絡をいただき、なお一層勝ちたい気持ちが奮い立ちました。
集合時間の30分前に到着したのですが、既に九州代表の杉谷さん、新潟代表の山崎さんは会場に到着しており、皆さん緊張した面持ちで対局前のリハーサルを待っていました。
幸い私は解説の竹内p、浅井pと面識があったため、『メチャクチャ緊張してますよ〜』『アルコールが足りないんじゃない?』みたいな冗談を言い合いながら、リラックスした空気でリハーサルにのぞむことができました。
アルコールが足りないと聞いて一番に想像したのは、ももえちゃんこと最高位戦の田渕百恵pだったのはここだけの秘密です。笑
その後、抜け番の順番決めがあり、各者2回戦終了時(抜け番ありの全体3回戦)のスコア下位2名が足切りとなるため、2回戦終了時のスコアがマイナスの場合敗退のボーダーラインとなってしまう3回戦抜け番だけは避けたかったのですが、無事に1回戦が抜け番となりました。
第一関門突破といったところでしょうか。
初戦を控室で見ていたのですが、皆さん打ち慣れた強者であり、配信の経験がある方もおみえだったので、対局が迫るにつれてどんどん緊張が増していき、早く牌に触れて願わくば東発にあがりたいと祈っていたのを覚えています。
最高位戦の松井夢実pが常勤している静岡の麻雀CafeBeyondさんや先に紹介した足立玲pのお店である大阪西中島の麻雀SAKURAさん、先日ゲストに入れていただいた新橋のフリー麻雀ニコニコさんでは従業員の方やお客さんがモニターや携帯を通じてパブリックビューイングのようなことをしてくれていたようで、嬉しい反面恥ずかしさや緊張もマシマシだったように思います。笑
そんなこんなで手をプルプル、足をガクガクさせながら対局室に向かうのでした。
少し長くなりましたがここまでが前書きです。
次からはいよいよ対局編に入ります!!