オンラインサロンに疲れた人々の休憩所、「逃げ場サロン」の構想。
これからのオンラインサロンやコミュニティには、「逃げやすい環境」と、また同じコミュニティに「帰りやすい環境」を作ることが必要だと思う。
▶︎居場所よりも、圧倒的な安心安全を提供したい
現状、プロジェクト参加型のオンラインサロンでは、アクティブメンバーは手を動かしながら、様々なことにチャレンジして行くことで、自分のスキルや知識を得ることを目的に頑張っている人が多い。
しかし、オンラインサロンとはサードプレイスでしかなく、仕事などが忙しくなってきたり、大きなプロジェクトを達成して燃え尽きたり、レベルがある程度に達すると、モチベーションが下がってきてしまう。
しかも、役割を与えられている人は、簡単に辞めにくい為、頑張りすぎると消耗してしまいがちだ。
だからこそ僕は、堂々とみんなが逃げ出すことができる「逃げ場」を作りたいと思っている。
▶︎コミュニティとは、永遠に変わり続けるもの
なぜ、僕がコミュニティから逃げ出すことを推奨するかというと、コミュニティとは常に変化し続けるものだからだ。
僕は、シェアハウスというリアルコミュニティを転々としてきたが、コミュニティが同じ空気感・人間構成で永遠に続くことは、ほぼない。
人が変わり続ければ、雰囲気が変わり、コミュニティが変わる。
逆に、人が変わらない場合は、仲良しグループの溜まり場のようになり、新しい人々が増えず衰退していく。
そうなった時に、居心地のいい場所としての存在するサードプレイスが、居心地の悪い場所になることも十分にあり得るのだ。
▶︎コミュニティとの付き合い方
では、「①次の目標がない」「②仕事が忙しい」「③燃え尽きた」など、居心地の悪くなったコミュニティとは、どう付き合えばいいのか?
その答えはシンプル。
コミュニティから距離をおくことだ。
「①次の目標がない」人は、自分の興味のあるコミュニティを探しに行くか、コミュニティ内の別なチームに入り目標を見つければいい。
「②仕事が忙しい」「③燃え尽きた」人は、ROM専になるか、月謝が勿体なければ退会をしてしまえばいいと思う。
▶︎逃げ出す文化を作る。
この時に、多くの日本人は「②仕事が忙しい」「③燃え尽きた」という理由で、退会し逃げ出すことに背徳感を感じて、行動に移せないだろう。
だからこそ、逃げ出す文化を作るために「逃げ場サロン」を作りたいのだ。
堂々と「疲れた」「モチベーションが上がらない」という理由で逃げ出せる環境、そんな人たちが集まってゆるく繋がり、サロンの情報を集め、気持ちの休憩をして、いずれ同じサロンや別なサロンに旅立って行く。
ひと時の、休憩所として作りたいのだ。
▶︎コミュニティを渡り歩く生き方。
最後に、僕はそうやって、コミュニティを渡り歩くことができる人が増えて欲しい。
人間ひとりひとりとの繋がりは大切なものだが、複数のコミュニティと繋がることの方が、人にもコミュニティにも依存せず、人間関係のストレスが少ない生き方ができるようになる。
逃げ場サロンは、そういう、コミュニティを渡り歩く人々の、休憩所であり、集会所にしていきたい。
長々と、僕の想いと目的を書きましたが、10月中には作って行くので、参加したい方、一緒に作りたい方は、僕のTwitterアカウント(@lifeof11)に、気軽に絡んでください。
人々がゆるやかに生きられる、楽しいコミュニティを作りましょう。