箕輪編集室の余白のデザイン
どうも。
余白デザインを勝手に研究しているコバ(@lifeof11)です。
今回の題材は、2018.05.26の新R25の記事を参考に、箕輪編集室の余白のデザインを分析してみたいと思います。
・どんな余白のデザインが設計されているのか?
・参加者は、どんな欲求を満たされるのか?
以上の、2点をポイントに絞って分析してみます。
▶︎余白デザインのポイントと、満たされてる欲求
この記事を読んでいて、分かった箕輪編集室の余白デザインのポイントは、下記の3つ。(※マズローの欲求5段階説については、こちらのリンクをご覧ください。)
A. 入会すれば、自分の中で新しい何かを、見つけられるかもしれない。
B. 安心安全を保障すると、コミュニティは自走する。
C. コミュニティ全体が認め合う文化がある。
つまり、言葉を置き換えると。
A. 箕輪さんの仕事が手伝えるという余白により、新たなスキル習得、自分の夢に近ずける、自己実現の欲求が満たされる準備してある。
B. 箕輪さんはコミュニティ(=空間の余白)を準備し、個人の意志を大切にする、安心安全なコミュニティを作り、所属することで社会的欲求が満たされる。
C. そしてコミュニティには、意見を認め合い、挑戦者やいいアイディアを出した人を応援する文化があるので、承認欲求(=心の余白)が満たされやすい。
このように言い換えることもできる。それでは、具体的はどのようになっているのか、確認していきましょう。
▶︎箕輪さんの仕事が手伝えるという、仕事の余白
一番のポイントはここですよね。
どこのサロンにもいえますが、キンコン西野さん、堀江さん、はあちゅうさんなど、著名人、実業家、何らかのプロフェッショナルと呼べる人の仕事を手伝えることが、サロン参加者の一番のメリットと感じてみなさん参加されてます。
なので、ここにおける余白のデザインのポイントは、著名人、憧れの人の仕事に関われる、余白を作ること。そして、サロン主催者に人気と信用があることが重要になってきます。
もし、サロンをやりたい場合は、自分自身の実績や、どんな専門家なのかの提示と、参加するメリットの提示が必要です。
「どういったことが学べるのか?」
「どういった仕事にチャレンジできるのか?」
などなど、目的、メリットを提示することで著名人でなくとも、はじめの入り口への集客は広がりそうですね。またブロガーもファンを多く抱えている場合が多いので、信用が厚い方は集まりやすいです。
彼女は、イケハヤさんと同じく高知の山奥でブロガーをやってる方で、イケハヤさんのご近所さんのようで、アドバイスをもらいつつ、オンラインサロンを運営しているそうです。なので、重要なのは著名人でなくとも、実績や専門性を提示できて、ファンを持つ人なら可能ということです。
【まとめ①:仕事の余白デザイン】
オンラインサロンに入るメリット、どんな自己実現の欲求が満たされるか?これが一番重要ということです。
▶︎箕輪編集室=コミュニティという、空間の余白
次は、オンラインサロン=コミュニティというなの場作り。つまり、空間=箱という名の余白デザインです。
※余白のデザインは感覚的にいうと「箱」のイメージかなと僕は考えています。人の欲求が満たされるための箱を、いかに綺麗に、いかに魅力的に、いかにさり気なく、設計するかが、余白のデザイン(箱の設計)のポイントになっています。一番、分かりやすいのはオンラインサロンというなのコミュニティ(=箱)を、いかに魅力的に、いかにさり気なく設計するかが、主催者のセンスにかかってきます。
この場合の余白のデザインのポイントは、
・主催者が信用できて、魅力的であること。
・コミュニティが魅力的であること、または居心地がいいこと。
主催者のポイントは①で話した通りです。もう一つのポイントは、コミュニティが魅力的であること、居心地がいいこと。
つまり所属すること自体が、自慢できるような場所や、居心地のいい場所であることが重要です。
この居心地の良さは、マズローの欲求5段階説でいうと。
・魅力的なコミュニティに属すことで、社会的欲求を満たす。
・自慢できるコミュニティであることで、承認欲求が満たす。
このようにも言えるでしょう。
【まとめ②:空間の余白デザイン】
重要なのは外から見て、魅力的なコミュニティであること、所属することで承認欲求が満たされるコミュニティであること。
▶︎承認欲求が満たされるという、心の余白
最後は、コミュニティの環境作り。
心の余白、つまり承認欲求を満たすためには、コミュニティの環境づくりが重要です。
この環境作りによって、参加者の承認欲求が満たされやすい環境を作ることが、オンラインサロン運営の継続・活性化において重要なところです。
箕輪さんいわく、オンラインサロンは、
「安心安全を保障すると、コミュニティは自走する。」
という考え方をサロン運営に取り入れてるそうですが、これは記事内の
・批判しない文化
・常識にとらわれずにアイデアを出し、挑戦できる場所
・熱意やいい案さえあれば、協力してもらえる
という話から分かる通り、「肯定的なコミュニケーションを大切にし、挑戦者を応援する文化」を作り上げてるからこそ、箕輪さんが不在であっても、自走するようになっているのです。
そこまで、コミュニティを育てるまでには、箕輪さんの多くの努力や、コミュニティのリーダーたちの努力があったことでしょう。
なんだか、難しい環境づくりの話になってきたので、簡単にまとめます。
【まとめ③:心の余白】
オンラインサロンの運営は「大人の部活動」。否定的なことをいわず、頑張る人を応援し、みんなで決めた目標に向かって頑張る大人の部活です。
こう考えると、肩の力を抜いて、運営の仕方を考えられそうですね。
▶︎全体のまとめ
【まとめ①:仕事の余白デザイン】
オンラインサロンに入るメリット、どんな自己実現の欲求が満たされるか?これが一番重要ということです。
【まとめ②:空間の余白デザイン】
重要なのは外から見て、魅力的なコミュニティであること、所属することで承認欲求が満たされるコミュニティであること。
【まとめ③:心の余白デザイン】
オンラインサロンの運営は「大人の部活動」。否定的なことをいわず、頑張る人を応援し、みんなで決めた目標に向かって頑張る大人の部活です。
こういった、3つの要素で、箕輪編集室の余白はデザインされてるようですね。
また今回この記事を書いていて気づいたことがあります。
それは、①②は余白のデザイン=箱を作ることがポイントですが、③は心の余白=箱は個人の心の中にあるので、その心の余白=箱にはめ込む「承認欲求のデザイン」が重要だということに気づきました。
①②は、側を作る作業なのでやり方を理解すれば、できるようになりそうですが、③は全く見えないし、心の中にあるものなので、オンラインサロンという環境外だと、うまく使いこなすのが難しそうですね。
これからも、こんな感じで、分析した結果をまとめて行くので、面白いなと思ったら、フォローや、いいねをお願いします!
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