リリ唄。Dark side と、おわり。
どーも、僕です。
こば。です。
もうそろそろ胸いっぱいかしら?
でもさ?Light書いて、Dark書かないとなんかアレみたいやん。
ちょっとずつ記憶が記録になりつつある日常。
皆さんの次回作のご案内とか見つつ
寂しくも誇らしくもありますね。
みながんばれ!
ひっそり応援してます。
そんなこんなで
多分最後の振り返り
かきなぐる
読み返さない
推敲もしない
やなこと書いてたらごめん
事実と違ってても、個人的見解ってことで。
-Dark side-
青木役 渡邉大晃くん
ひろあき!知る人ぞ知る僕の彼ぴっぴ。東京来る時は半同棲生活。でも、ぴっぴは大抵部屋に籠ってゲームしてる。妙な役者。巧拙は問わない。僕が注文した事を、少し斜め上から独自の解釈を付け加えて、全然違うモノにして提出してくれる。あれ?そんなんだっけ?って思いつつ、なんだかジワジワくる面白さがある。飄々と他人に興味なさそうで、その実かなり人を見ている。もしかしたらね、僕らとは違う次元から世界や僕らを見ているのかもしれない。誰にも捉われず、何にも縛られない。そんな存在。それでもちゃんと注文に耳を傾けて、独自の解釈で…いつも飄々と生きてるけど、時折見せる真剣な顔がね、とっても素敵なのよ。ここ数年ずっと宙キャンで突っ張りよね。なんかね、居てくれると安心する。不思議…じゃなくて、妙な存在。
ジュン役 山本蓮
劇団員。あ、もう違うけど。心はいつまでも、こば。の劇団員。今回、他現場や怪我、病気オンパレードで本人かなりしんどかったと思う。蓮ちゃんのいいところ。ちゃんと顔や態度に出す(笑)良い所なのよ、それって。すぐ拗ねるしすぐケタケタ笑う。腑に落ちない事を考察し合える時間はやっぱり楽しいものです。口惜しさもあったかもね。それでも顔を上げるキミは美しいよ。自分の信念を計算してる様で、ふいに天然を発揮したりする。ジュンって役はやっぱりとても難しい役所。何度もボツを喰らい、自分自身の中での役との齟齬に苦しみ悩んでいた。有用なアドバイスが出来ていたかなぁ。まだまだ伝えたいことはあるやね。すっごいしんどいだろう状況下でも、それでも僕の作品を、役をなんとか輝かせようと、尽力してくれていたのは嬉しいことだ。近しい場所にいたけれど、蓮ちゃんが、僕のお芝居の1番のファンかもしれないっ…なんて自意識過剰な事を思ったりしてたよ。まだまだキミとやりたいことは沢山あった。からこそ。僕の作るキャラクターなら何でもできるぜっ!って言える位になってまた演ろうなー。
マサト役 内田裕康
どりたむで変貌を遂げ、しっかり宙キャンの真ん中に立てる人になったね。難しい役所だけど、イメージ的にはうっちーはとてもハマってた気がする。うっちーの物静かさと柔らかさと他者への調和…どれをとっても今座組にかかせなかったと。更に難しいジュンとの絡み。2人合わさるともう、ね。なんなんだろ?この2人?ってなるとこをしっかり構築してくれてた。蓮ちゃんがとっても苦労してるとこ、うっちーなりの先輩風ってやつが、とても微笑ましく思てた。うっちーだったからこそ、蓮ちゃんとのペアがより良いものになったって思ってる。僕の苦手なPC関連とっても助けてもらってて、ね。ごめんなー。大事なとこで遅刻する癖も微笑まし…くはないか(笑)なんだかんだ何しても笑って許される、誰からも可愛い弟分的な存在よ。いや、割と先輩になってきたんよね。なんだか不思議な気持ち。
由良役 二ノ宮蕗子さん
ふっきー!ふっきーは今回のティザーデザインも担当してくれたの。素敵なフライヤーだったと僕は大満足。あーだーこーだ。曖昧なイメージをどんどん具体化してくれるセンスの持ち主よ。中盤までバタつく日々だったので、合流は少し遅め。ついていけないと言葉では嘆きながらも、しっかり次の稽古までに色んな提示を持ってきてくれる。自分の世界をしっかり持ってる、時に頑固さん。頭柔らかいけど、譲らないとこは譲らない。腑に落ちないことは腑に落ちない。とても素直な方よね。お芝居してる時の声がめっちゃ高くて可愛らしいのに、楽屋で素で笑ってる時、結構やばめなのギャップすごい、
おもろい。色んな意味でね、僕の頭の中を可視化して具現化してくれたセンス溢れる方よ。
相沢役 兜森隆将くん
かぶちん。僕の中で「困った時のかぶちん」って言葉がある位に、困った時はかぶちんにお願いする。もう始まり方を覚えてない(笑)劇団員の客演先で見つけたイケメンさんなんよな。そっから結構な本数助けて貰ってる。なんだろね。容姿ものんだけど…内面。滲み出る人間性がイケメンなんよ。かぶちんって。敵わんなぁって思うから、素直に「お前ムカつく」とか言えちゃう。今回のかぶちんは本当に良かった。巧みだった。出来ることが多いのはずっと知ってる。からこそ、今回もっとシビアにかぶちんとお芝居作りたくて、かぶちんならではの表現とか癖とかめちゃくちゃ注文出させてもらった。本当に苦しみながら全部応えてくれた。普段の。沢山のかぶちんのお芝居を観て知ってる僕の個人としては、本当に今回のかぶちんのお芝居は上手かった!あとね、かぶちんは演技に対して絶対言い訳しないの。言葉少なに、端的に「了解しました」で終わらせるの。で、次までに解消してくるの。こんなんカッコよすぎだよ。心から頼りにして、心からムカつく男だよ(笑)お互い遠くにいっちゃったけど、また絶対なんかやろうな。
満三郎役 柳瀬翼
よっくん。劇団宇宙キャンパスの代表。宙キャンはよっくんに乗っ取られた(笑)特筆すべき事はさしてないなぁ。よっくんらしかったし、久しぶりに真面目にお芝居やろうとしてたよね。代表としてすげー仕事してたから、流石に疲れたろうなぁ。疲れて足にきてたの、ちょっと笑ったわ。確かにパンダみたいだったよ。稽古場でパンダパンダ言われてちょっと嬉しそうだったもんな(笑)よっくんは、すぐこば。を甘やかすからなぁ。ある意味1番の理解者なんだろうな。皆よっくんの適度な適当さと、軽さと真面目さ…救われていたんだと思うよ。全部自分でやろうとせず、周りを上手く活用して長く体力を温存して健康的に生きてくださいまし。あんま言いたくないけど、お前やっぱ芝居巧かったわ。
松岡役 伊能佑之介くん
いのくん。いのすけって皆に呼ばれてる。なんかいのすけって呼びたくなくて、いのくんって。たまにいのっち♪いのくんは若くして本当にお芝居上手。読み取りも、それを表出するのも。本当に凄いなぁって思う。あと1番すげーなぁってのは対応力よね。実はこれが結構俳優さんには大事だったりするって思ってるから…いのくんのスペックは高い。何気に経験も豊富。携わってきた年数ならかなりの年数やしね。いのくんは、どりたむの打ち上げで少しお話ししたの。あの場のこばを気にかけてくれた気遣い屋さん。その時に演技を向上させたいって「僕はどうすればもっと上手くなれますか?」なんて初めて会う何処の馬の骨とも分からん僕に真っ直ぐ感想を求めてきてね。それに僕は明確に答えを返せなかった。台本も稽古も演出意図も知らん、いち観客としてな僕にそんな気の利いた何かを提示できなかった。それがね、ずっと気に掛かってて。今回リリ唄でこれでもかっ!ってのは言い過ぎか。いのくんにもしあれば有用な何かを。彼なら上手く使ってくれるのでは?って僕の引き出しの中身を沢山伝えられたと勝手に思ってる。いつか、僕が声もかけられないような凄い芝居人になるって信じてる。から今のうちに偉そうにしとくんだっ♪うん、なかなか良かったんじゃない??うそー最高のこれ以上ない松岡を演じてくれたよ!ありがとー。またやろう!
久米役 岸本尚子さん
思えば長く深い付き合いになってきた、きっしー!妙な言い方かもだけど、今の僕がきれるカードの内の最強のカードの1人。きっしーがいればどうとでもなる、なんとでもしてくれる。的な他力本願なこば。らしい頼り方をしてたりする。苦しい現場も共にしてきたある種の戦友感は強い。アクションも出来るし、勝ち気な役や強い役似合う人かもしんない。けど、元の地力が高いから、所謂【普通】の女性がなんでも演じられる稀有な人。普通ってのが1番曖昧で難しい。からこそ、きっしーも特有の武器を封印して、心も身体も弱い(語弊あり)人を演じて欲しかった。新たな一面に出会いたかったっていうキャスティング。当初苦労してたなぁと僕の本の読み取りが今回とても優しくなく、ともすれば矛盾をはらむものだったから、沢山訳分からんことも伝えた。顔合わせの日にちゃんと面と向かって「この本は面白くない」(言い方は違う)ってことを伝えてくれたから、この面白味を絶対一緒に体感してもらうんだって!きっしーにも、他の出演者に対しても強く思えた。きっしーはちゃんと僕を精神でも物理でも、何か間違えたら殴ってくれる人。や、物理で殴られた事は多分まだないけど(笑)気遣い「してくれた上で、変な忖度をしない人が座組にいてくれるのは、とても皆に安心を与える。その上で稽古中盤期にお酒傾けながら、リリ唄で、皆の評価を上げたいって言った僕に「私はこの芝居でこばさんの評価を上げる為にここにいる。皆もそうだ」って言ってくれて…こんなん惚れてまうやろ。カッコよすぎ!!そりゃ、座組の女優さん達が皆きっしーに惚れるはずや。この点だけはちょっと納得いかない(笑)きっしーに演出を認められているってのは、僕の数少ない自慢のひとつですよ。字面でしかなかったモノに命を与えてくれて感謝。これからも頼りにさせてもらいます!
二ノ宮役 水井真夢さん
「真夢」と書いて「まゆ」と読みます。なんか凄い沢山の本数を一緒にしてきた気がするけど、なんか3本目とからしい。こば演出。えー?そう??ミクちゃんの二ノ宮と本当に甲乙付け難い…ある種完璧な二ノ宮を演じてくれた。美人さんよね。通常時、淡々と飄々としてる事が多い。けど、割とよく笑う感情豊かな子です。あと結構芯が太い。強いっていうより太い印象。二ノ宮としてlightが静かな炎だとするなら、真夢は激しい氷って感じ。なんだそれ?だけど、そんなイメージ。クールに見えて割と稽古中ポカする。分かってるんだろうなぁって思ってると、意外な所が伝わってなかったりして、発見した時、理解した時の目を丸くして「ああ!」って納得する姿はとても微笑ましい。何か演技に注文を出すと「あ、かしこまりました」って割と軽くかつ古風に返してくれる人。僕は意図して真夢って呼んでると思う。僕は明確な意図と目的を持って、原則女優さんの名前を呼び捨てにしない(愛称は別)。ってのを割と徹底してやってる。劇団員のあやのくらいか。あとは蓮ちゃんが半々だった。他はぱっと思いつかない位には、それなりに何年も徹底してる。けれど、真夢は呼び捨てで呼ぶ。ずっとなんでだろう?って思ってた。前は真夢ちゃんって呼んでた。多分だけど、勝手に後継だと思ってるんだろう。ゆうきに継がせたその次の世代には、真夢に継がせたいのかもしんないって今回ちょっと納得した。ゆうきもそうだけど、僕は自分と反対側の人に何かを伝達したい節があるのかもしれない。そんな事を思わせてくれる女優さん。リリィと二ノ宮の絡みは実はマイフェイバリットだったりするのは内緒。
美島役 長谷川貴大くん
ハセ。はせっち。もの静かで人見知り。喋るとよく喋る。ルックスいい…ちょっと悔しくなる位顔がいい…から髪で顔隠してやったぜ!っていうのは嘘。美島って役のイメージははせっちを思って当て書きした。最初の数ページ以外はだけど。諸事情でお芝居から少し離れ気味だったとこを、かなりゴリ押しで出てもらった役者さん。じゃあ美島がはせっちの様な人間性か?って言われるとその実は違うとは思う。あくまで僕の印象と頭の中の色んな変換は多々ある。多くを語らない人ではあるけど、内面とても深く広く考えを巡らせてる男だなって思う。だからなのか?今回途中までとっても作り方が外面的だった。からこそのあやけちゃんの作り方とのズレが、興味深く、そこから2人が修正に修正を重ねていった経緯がとても面白かった。羨む位のスペックの高さを持ちつつ、内向的に振る舞うはせっちの魅力は、他者には真似できないものだろう。いつだったか、美島をやるにあたり『はせっちみたいなイケメンでモテモテな人には分からんかもなぁ』って僕が言ったら「イケメンなのは否定しないですけど、モテはしないです」って返したのがとっても印象的に記憶に残ってる。きっとどこまでも自分を客観的に捉えられる人なんだろう。それは役者さんにとって物凄く有用な武器になる。実際、はせっちのお芝居はとてもよくコントロールされている。から、たくさん意地悪な質問や注文を出したなぁ。よく応えてくれたって今更ながらに思う。いつだったか、僕がnoteにキャストさんについての感謝を全員分載せた時、はせっちだけ書き忘れてて、それについてはごめんなさい。申開きもできんポカなんだけど…翌日ね、凄いはせっちが凹んでて拗ねてて怒ってて、めっちゃ皮肉と恨みつらみを、しっとりひっそり控えめに言ってくるの。不謹慎だけど、僕が悪いんだけど、とっても微笑ましく思った。普段自分を殊更下げるはせっち。自虐的だし悲観的。だけど心根に、自分に対しての執着をとても欲してるのかもなぁって。それってもしかしたら何よりも役者さんっぽい性質なのかもしれないって思ったりもした。静かで熱い、自己採点の低いナルシズムを併せ持つ…そんなはせっちの演じる美島を観れて僕はただ嬉しかった。
マドンナ・リリィ 沖村彩花さん
僕の中では、Darkが本筋。って書いたかしら?黒リリィが大元。この黒リリィのラストシーンと早替えが実は1番最初に出来たシーンだったりする。僕の構想って意味でね。darkの嬉々としたリリィは見ていて清々しいものがありました。これも書いたかしら?リリィはあやけちゃんの当て書き。他の班で誰がやってくれるかとか分からない内からプロット上がってたし、半分近くは書き進めてた。唄バラで観た時にとても興味を惹いて、るっきんでゆうきとやったシーンで感じるモノがあって、あやけちゃんで一本書きたいって思ったのは事実。始まりで言えば、勿論去年の僕の精神状態から具現化した物語ではあるけど、リリ唄を書こうやろうって思った時に真っ先に思い描いたのはあやけちゃんでした。だからlightでも書いたけど、受けてくれて良かった。勝手に思ってるだけだけど、思考の共通点が多い方だって、るっきんの時に思ってた。価値観や哲学は知らんけど、物事に対する何かしらの思考が似通っていると勝手に思ってたりしてる。情緒不安定仲間でもあるしね(笑)あやけちゃんはSNSで僕をとても立ててくれるけど(稽古場では殆ど寄りつかないのは余談w)、今回お芝居の殆どは彼女自身で提出してきたモノが大部分だ。勿論指定や注文はさせて貰ったし、詳しく言い回しなど指定した部分もある。けれど表現方法の殆どは役者の提出だ。それに対しOK or NGの選別をしてたに過ぎない。ミザンスや何か所作が欲しいという注文に、何が最適解かを考えて作ってきたのは彼女そのものだ。だから、とてもこの作品、リリィと言うモノをかんがえてくれていたのだと感じ、嬉しく思った。脚本通りをずっと遵守しようとしてくれた事が作家冥利に尽きる。きっとあやけちゃんをよく知る方にとっては賛否両論あるのだろうとも感じる。けれど、彼女が大切に育ててくれたリリィに僕は胸を張って言える。理想のマドンナ・リリィの微笑みをありがとう。って。
役者と言わないと言ってるのも知ってる。上で、誰よりも役者でしたよ。と言いたいモノだ。
またいつか…約束が出来ないのは僕の方ですが
今度は何を唄おうか…ね♪
さあ
3週間経った
もうなかなかSNSでも見かけなくなってきた
皆前を向いてる
から
まだまだ寂しいけど
記憶には残ってると信じて
一旦振り返るのはやめにして
次に向かおうか
皆においてかれないように
また隣で
肩を並べて笑い合えるまで
しっかり皆を追いかけます
森山班
マホロバ班
小林班
3班それぞれに
独自の【一言】が付け加えられてます
台本には書かれてない
各演出が
独自の解釈で付け加えた一言
それによって
本当に様相が変わる
とても面白いモノでした
本当に、その一言で
同じ内容なのに、台詞なのに
意味合いや解釈がガラリと変わった
いつか3人で語り合いたいものだ
うち?
うちのアンサーだけ答えると
『叶わなかったよ』
だと思う。
多分叶わない事を知ってて
それでもそんな事を繰り返すんだと思う
それが【自分】なんだって言い聞かせながら
絶望?諦め?
多分似て非なるもの
少し違う
でも、言葉にするなら『諦め』が1番近いのかもね
他に適する言葉がない以上は
書き上がった時は、確かに僕自身そうだった
そうだと思い込んでいた
だからこそ、それでも叶わないソレを欲している
って言う設定の微笑みに意味があったと僕は
少なくとも書いた僕は思っていた
僕が芝居に、劇団にしがみついていたかった
っていう心の表れにとっても照らし合わせた
重ね合わせた…透過した
そうなのかもしれないと僕は思った
っていう隠喩をこめてみました。
だからね
だからさ
書き上がった年末の凝り固まった偏見の嵐と明るい未来への疑念ってやつは
きっと
大きく変化したと
信じています
願わくば
んー
自意識過剰に(笑)
このリリ唄が
僕にとって希望の唄…
になるといいなぁ〜
ひとまず終わり
とても思い入れあるから
逐一思い返したり
たまに振り返ったりするかもだけど
ご容赦ください
あーまたなんか書きやがってぇ
と僕の不安定さを軽く笑い飛ばしてくれたら幸いです。
希望となるか
鎮魂歌となるか
「さぁ〜どっちでしょうねえ〜」
無邪気な問いかけが
聴こえてきそうだ。
脚本・演出
小林ともゆき