『極彩色の魔法』終演。
朝からドーナツ食って迎えた千穐楽。
２日間
3ステージのみ
徳島の
倉庫を試行錯誤して劇場にリメイクしての公演
30年近く演劇に携わってきたけど
色んな初めましてに出会えた
色んな演劇の可能性を見せてくれた公演
人の力
本当にすごかった
僕自身
宙キャンを除けば
12年ぶりの役者業
どう映ったかしら
『嘘っていうのは、こんなにも世界を彩るのよ』
大好きな台詞
ラスト辺りの
ドロシーの台詞
込み上げる何かがあった
虚構をつくる
虚構を真実にするために
そう与えるために
僕は足掻き続けている
それでも
優しい嘘が
何かを守る救う
僕のやっていることのどこかに在る何かなのかもな
そんなドロシーの後に
僕は声を張り台詞を喋る
「舞台は嘘でできている」
と
僕がどんな心境で心情で
何を見据えて見つめて
あの台詞を吐いたのか…
それは
あの場にいた
貴方達だけに贈ります
他者の脚本演出
だけど
僕は
あの台詞を
自分の心で
吐けたと信じてる
開場中
開演を待ちながら袖で座り込んで仲間達を見つめた感覚を
忘れかけてたあの感覚を
僕はもう忘れない
千穐楽の客入れの袖中で
それまでの２ステージになかった
高揚と緊張が
とても心地よかった
あんなに胸がドキドキするんだなぁ
あー今とても僕は人間くさい
て思った
言ってもさ
6/1
6/15.16
の３日間だけ
ほとんど触れ合えても
稽古もできてない
そこまで入れ込む何かなんて
本来ないはずよね
でもねでもさ
多分きっと
僕はこの舞台に集まった皆のこと
とっても大好きだと思うよ
終わったら
役者復帰したくなるかなー？
って昨日？書いたけど
ん、別にそうはなってない
でもね
役者じゃなくてもいいけど
演劇ラボ・アンクラウンから
声をかけられたら
僕はきっとまた
役者としてでも
受けるだろうなぁって
そう思った
目の前にある明日は灰色かもしれないけど
優しく彩られた嘘で
僕の明日からの毎日も
もしかしたら
エメラルドグリーンに輝くかも
しれないね
今回キャスト仲間と写真撮らせてもらたから
また振り返るね
ゆるりと（笑）
楽しかったよ
語り部役
こば。