「偶然性」の演出
よくよく考えてみると、全て偶然だったことがわかる。
・ビジネスを始めた理由
・その趣味にハマった理由
・その会社に就職した理由
全て「偶然」でした。
…え?いやいや自分で決めたって?
wwwwwww
もっと深く考えてみてくださいよ。
じゃあ例えば「ビジネスを始めたのは偶然ではない」とします。
では、なぜあなたは色んな手法がある中でその手法でビジネスをしているのですか?
↓
Twitterを見ていて、この人なら信用できると思って同じことをやろうと思った
↓
まず、なんでTwitterだったんですか?インスタでもtiktokでもよかったですよね?そして数多くの情報発信者の中で最初から「この人」と決まっていたんですか?
↓
…
何を隠そう、単なる「偶然」である。
結局「偶然」Twitterを見ていたら「偶然」Twitterで成功している人を見つけて「偶然」その人の理念に共感できて「偶然」コンテンツが売ってあって「偶然」そのコンテンツを買うお金があったので「偶然」そのコンテンツを購入してビジネスの世界に参入した。
としかとても言いようがありません。
これは僕含め、みなさんがそうだと思います。
というか、そうです。笑
仮に一番最初にTwitterを活用してビジネスを展開しよう!と考えた人でされ「偶然」Twitterの可能性に気づいた。としか言えません。
まさか生まれた瞬間から「20歳になったらTwitterでビジネスを開始する。そのための軍資金は残してあってさらにこの人のコンテンツを一番最初に購入する」とか決めているわけではないですよね?
もし上記のことを行なっている人がいれば、面白過ぎます。
偶然の世界を超越していることになるのでね。
タイムリープに近しいものを感じます。
そういった猛者を除いた僕たちは、皆「偶然」の世界の中にいる。
僕はそう思っています。
そう考えると、結局全て「偶然」に過ぎないのかな。
確かに、僕が彼女と出会ったのも「偶然」だったし、もっとひろ〜く考えると「偶然」世界の中で日本に生まれて「偶然」47都道府県ある中の北海道に生まれて「偶然」約528万人いる中で父さんと母さんのところに生まれた。
とても「必然」とは呼べない。。笑
「偶然性」が世界中で散りばめられている中、人間には一つ面白い特性みたいなものがある。
まあ、みなさんご存知の「あの心理学用語」ですよ。
どうも人は”自分が信じたいと思ったものはずっと信じたい”と思うようですね。
”ずっと好きでいたいものはずっと好きでいたい”と思うようですね。
これを「一貫性の原理」って言ったりします。
人間の根底には、どうもこの「一貫性の原理」があるようです。
そしてこの原理が、いい意味でも悪い意味でも多種多様な観点で使われる。
…いやいや!ちょっと待ってくれよ!!
…ん??どうしたんだい?
何か僕変なこと言ったかね?
いや全く…ってそうじゃなくて!!
結局何が話したいのか全く見えてこないよ!!
これでも僕はライティングは勉強している!文章は1Messageをとにかく大事にしないといけない!そして何より「読者にわかりやすい文章」でないといけない!でもあなたの文章は全くと言っていいほどに文章の基礎がなっていないからよくわからないし、結局何が言いたいんだよ!!!!
まあまあ、そう焦らないでください。
今の話は序章。と言えればかっこいいんですけどね。
単なる僕の独り言です。
そして、僕の文章には基本構成とかそんなものは存在しない。
僕の書きたいように、自由に書いているのでね。
じゃあ、ここからは少し一緒に考えていきましょうか。
まず、一つ質問。
”ごり押しされて進められてたアーティストやYouTuberを好きになったことはありますか?”
まあ、多少はいると思いますよ。
「え?普通にありますけど」って人。
でも、多数派の人は「ゴリ押しされるとなんか萎えて聞いたり見たりする気なくしちゃうんだよね」と思う人だと思います。
何を隠そう、僕がそうだからです。
本当にそのアーティストやYouTuberのファンであり、本当に友達に進めたいのであれば、その人がやれることは「その人がこのアーティストの音楽やYouTuberの動画を見るための”きっかけ”を与えること」だけなんです。
だけど、みんなこの事実を知らない。
ほら、ゴリ押しされた商品とか買おうと思わないでしょ。
なんのために、営業会社では「商品を売り込むな!」と徹底的に叩き込まれていると思っているのさ。笑
なんのために、コピーライティングの本やコンテンツ、セミナー等々で「ゴリ押ししすぎると売れない。それは下手なレターだ」とか教わるのさ。笑
人は「相手から命令されたものに反抗しようとする精神」があることを忘れないように。
でもこれ、逆を言えば「相手から命令されたように感じなければなんの問題もない」ということになります。
だから”きっかけ”なんですよ。
この動画見て!!(見ろ!!)
↓
このYouTuber最近ハマってて、ここが面白くて〇〇絶対笑うよ!!
(面白いから見てみ〜)
この音楽聴いてみて!!!(聴け!!)
↓
この歌詞が色々共感できてさぁ、なんか気持ち的に沈んだ時聞くとスッと心の中に入ってきてくれるんだよね。もし沈んだ時期いてみて
結局できるのってこれだけなんですよ。
自分で相手の全てをコントロールできるわけないので。
聴くも見るも全て相手次第。
そこをコントロールすることはできません。(できる限りのコントロールはできますけどね)
でも最終的には、全て相手の判断に委ねられるのがこの世界。
だから、相手に託しちゃえばいいんですよ。
もし、友達が本当のファンになって欲しいと思っているのであればそうするべきです。
なぜなら「人は自分が好きになったものは好きでい続けたい」という一貫性の原理がありますから。
だから”きっかけ”なんです。
僕たちが全てを差し出すんじゃない。
”きっかけ”の糸を垂らしてそれを掴ませるんです。(これが先程の話。相手をコントロールすることはできないけど、糸を掴ませることはできる)
んで、先程の話の続き。
ある日、ものすごく暇だ。
あ〜なんか思いっきり笑いたいなぁ〜
「あ、そういえば…」
そう思って、前友達から送ってもらった動画を見る。
…
何これ、ブフぉぉぉぉぉぉおおwwwwwwwww
めっちゃおもろい。
え、もっと見よう!
あ、このサムネいい!面白そう!
ぎゃははははあは!!おもれぇ!!
次は次は…
気づけば毎日そのYouTuberの動画を見ていることでしょう。
面白いのでね?
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ここ最近いいことがないなぁ〜
フラれるし、水溜りに転ぶし、電車には乗り遅れるし、雨水のせいで臭いし…
もう嫌だぁーーーーーーーーー!!!
音楽でも聴いて、気晴らししよう。
でも、今POPな曲は…
あ、そういえば…
そう思い、前知ったアーティストの曲を聴いてみる。
「何これ…今の私みたいじゃん…」
彼女の不幸を優しく包むかのような歌詞。
彼女の心にスッと入っていく。
そうして気がつけば、一日そのアーティストの曲を聴き続けた。
「クヨクヨしててもしょうがないよね。こんなこともあるって割り切って明日からまた頑張ろう」
彼女はそう思い、明日からまた生きていった。
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みたいな展開がよくある話なのかなと勝手に思っています。笑
こうやって「きっかけの糸」を垂らすことはできる。
そしてそれを、相手に掴ませるのではなく”掴んでもらう”
そうやって、その人の中で自己完結してもらうんですよ。
そうすれば、一貫性の原理が働くので…笑
その人の中で自己完結してもらうためには、紹介する人の存在がいてはいけないんですよね。
正確には、いちゃうものなんですけど…
少し詐欺っぽくいうと「錯覚」していればいいわけです(マジで詐欺っぽい。笑)
まあ、いろいろと小難しそうなことを言っていますが
つまり「自分で調べて気になった」という””過程””が欲しいんです。
この過程がむっちゃくちゃ大事でして…
ここをすっ飛ばすと「本当のファン」というものは誕生しないんですよ。
一貫性の原理が発動しないのでね。
これをSNS上で発生させるイメージです。
「あなたと出会ったことは偶然なんです」
と言えるようにするってことですね。
極端なことを言えば、インフルエンサーがなぜ今もなお伸び続けているのか?と考えたらすべて「偶然性」に行きつきます。
副業始めたい!
↓
たまたまTwitter見る
↓
インフルエンサーが出てくる
↓
その人の発信見る
↓
価値観変っていく
↓
たまたまその人からコンテンツ購入
↓
レベルアップ
↓
信仰度UP
わかりますかね?笑
「副業始めたい!」と思ってSNSで情報収集をすると大体インフルエンサーに引っかかる。
そして、その人の情報を浴びていくうちに価値観が変わっていってその人のコンテンツを購入する。
さらにレベルアップするので、その人への信頼度も信仰度も高くなる。
もっともっと言えば「その人の言ってたことを素直に真似してみた結果成功体験を得ることができた」という体験をしたのであれば、それは根強く残ります。
小さいコミット
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コミットを達成。成功体験
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この人の言っていることは本当なんだ!
↓
信頼度、信仰心、信憑性UP
ファンになってもらうもう一つの要素は「小さいコミットメント」です。
ちなみに、この「小さいコミットメント」は僕もよくやっています。笑
これ便利なんですよね~。同時にスクリーニングも掛けることができるので。
そんでもって、この一連の流れを生み出したのは誰であろう「自分」その人なのです。
だから信頼し続ける。好きでい続ける。
「一貫性の原理」が働くのでね。
こうやって「自分で」調べて「自分で」気になってもらって「自分で」コンテンツを受け取ってもらって…
って感じで、すべてのこっち側がしてほしい行動に対して「きっかけの糸」を垂らしていくんです。
それが「偶然性」を生み出す種となるわけですね。