大塚国際美術館に感謝
世界の名画が全部観られる徳島の大塚国際美術館へ行きました。
私にとってここは、今までの人生の反省とともに、これからどう生きるかを考える場所でした。
芸術は好きなので、国内外で美術館には若いころから行っていたのですが、今になって思うと、もう少しちゃんと勉強してから観る(見る)べきだったと後悔しています。
絵画もそうですし、歴史のある場所、遺跡、いろいろ。
そのものの知識があれば、もっと観る(見る)べきものがあったのだと今はわかります。
あの日の美術展でしか観ることができなかった「あの絵」も、せっかく飛行機に乗ってまで出かけて行った世界のあの場所で見るべきものも。
本当に後悔でいっぱいです。
そんな後悔があったので、今は芸術、文化、宗教学、歴史、その他見るべきものに必要な知識を少しでも学びたいと思って大学で勉強しています。
この先死ぬまでに観る(見る)ものに対して、知識をもたずにただ見るだけというのは人生の無駄遣いだと気づいたのです。
大塚美術館には、かつて観た絵がたくさんありました。
少しだけ知識を増やした今は、観る楽しさが違うことがわかっただけでも収穫でした。
「私、こんな風に絵を観られるんだ。」そんな気持ちになりました。
もちろん、実物を見たことないものも大塚美術館にはたくさんあって、
ありがたいことに、予習をさせていただいている気持ちでした。
『ゲルニカ』パリ万博で観た人々はどんな気持ちだったのだろう。そんなことを考えていました。
ゴッホの『ヒマワリ』全部観!もここでしかできない体験です。
かつて日本にあった、『ヒマワリ』は、空襲で焼けてしまったようです。
それがこうして観られるのも、大塚国際美術館に感謝です。
大塚国際美術館は絵画だけではなく、教会や名所の建物内部も再現されていて見ごたえがあります。
また、ここを訪れて勉強の成果を確かめたいなと思っています。
そして、これから先はもっとしっかり観る(見る)ことが出来るように精進したいなと思っています。