パラレルワールド④
昨日の記事の続きになります。
1945年に羽田空港で入国管理官と揉め合う
不思議な男がいたことが記録に残っています。
この謎の男はスペインとフランスの間にある
「トレド」という国から来たビジネスマンだと主張した。
男は主言語のフランス語に加えて日本語や
いくつかの言語を話すことができ
パスポートやビザのスタンプ・銀行の小切手なども
所有していて、それらも本物だと確認されていたという。
しかし
「トレド」と言う国は世界のどこにも存在せず
そのパスポート自体がどこで製造されたのかすら謎であった。
入国管理局の担当者が日本で予約したと言うホテルの名を訪ねると
またも存在しないホテルで、その男も担当者も同時に困惑した。
それから、ふと思いついた担当者が
男に地図を見せ
母国の場所を尋ねると
スペインとフランスの間にある
アンドラという小さい国を指すも
名前が全く違うことに男はかなり驚いた様子だったという。
入国管理局の職員は嘘を見抜くプロでもありますが
どう見ても男が嘘をついている様子はなかった為
詳しく調査吸う為
男を一晩ホテルに泊めることにしたが
翌朝、男のホテルを尋ねると
その男の姿は消えてなくなっていた。
ホテルの部屋は15階で
扉の前にはガードマンが警備していて
逃亡は不可能であり
その後
警察が捜索するも男は見つかることはありませんでした。
この出来事は調べようがない為
お蔵入りになったようですが
パラレルワールドという視点で考えると
謎の男は「トレド」という国が存在する別の
世界線からやって来たとしか思えない出来事だったと思います。
明日に続く…