楽しそうに生きる
あっという間のコロナの蔓延。更新しない間に世界はえらいことになってしまいました。僕も仕事が自粛期間に入ったので家族と毎日過ごしています。こんなに息子と一緒にいることは初めてで戸惑いもありましたが、今は慣れてひたすら遊び相手になる毎日です。この日々で感じたことが今回の内容となっております。
タイトル通りに「楽しそうに生きる」が僕の人生のテーマです。学生の頃にテレビで見た芸人や音楽グループ、彼等のキラキラして楽しそうな姿に羨望の眼差しを送る自分。通学中に見る覇気のないサラリーマンに対して、こんな大人に成りたくないと若者特有の嫌悪感を持っていました。念じれば人生は転がるもので、僕はいつのまにかセレクトショップの販売員になり、見た目「昔憧れた自由人」になることができました。
その見た目「自由人」は結婚して子供ができるわけですが、産まれた子はなんとダウン症でした。当時の気持ちを知りたい方は過去の記事を読んで下さい。ダウン症と診断された時に、親として子供の未来のことは色々と諦めたんですが、大半は思い過ごしでした。まあ就職や結婚になると話は別ですが、それ以外は至って普通の日々。
今日も家の前でボール蹴り、虫を追いかけ、近場の人のいない汚れた海でカニを探す。BBQセットでコンビニで買った練物を焼いて息子と食べて僕はビールを飲む。もともとアクティブ思考なので息子もそれに付き合わせる。健常児も障害児も関係なく小さい時は何でも冒険になる。息子の障害で「かわいそう」というフィルターで家族を見られることもありますが、残念ながらめちゃめちゃ普通です。僕の「楽しそうに生きる」は息子の障害ごときで何も変わらない。それを息子に伝染させる。大切なのは親の気持ち。
ちなみに「楽しく生きる」じゃなくて「楽しそうに生きる」のは、こっちの方が力が抜けて楽だからです。やっぱり仕事とか辛いこともあるので「楽しく生きる」は僕からしたらちょっと重い。「楽しそう」が丁度ええかなと。
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