
【法規Ⅲ】確認問題
法規の勉強お疲れ様でした!(^^)!
容積率・建蔽率・高さ制限の計算問題は、計算あるのみです!!そのためには、手順をしっかり追って解くことが重要です!一つでも手順を怠るとミスにつながりますので、必ず手順通り問題を解いていきましょう!(*'▽')最終的には、1問3分以内に解けるようにしていきましょう!
では、さっそく問題を解いていきましょう!
解法手順を詳しく知りたい方は、先にこちらを勉強してから問題に取り組みましょう!!👇
1.【容積率を求める問題】
【解答】
①道路幅員の確認
前面道路が12m未満なので、指定容積率と前面道路による容積率の比較
②特定道路による前面道路幅員の緩和
特定道路 16m(15m以上) 特定道路に接する前面道路 8m(6m以上~12m未満) 前面道路 9m 特定道路から敷地までの距離 35m(70m以内)
以上の条件から 緩和が適用
Wa=(12-8)(70-35)/70=2m
よって、前面道路のうち最大幅員は、8m+2m=10m
③前面道路幅員による容積率の計算
10m×6/10(商業地域)=60/10
④容積率の限度の決定
指定容積率:80/10 前面道路幅員による容積率:60/10
小さい数値を採用するので、答えは60/10
よって正解は、3番
2.【建蔽率を求める問題】
【解答】
①建蔽率の限度の確認
準住居地域:6/10 商業地域:8/10
②緩和規定の確認
準住居地域:防火地域内でありかつ耐火建築物を新築⇒1/10
特定行政庁が指定する街区の角地⇒1/10
よって、緩和される数値は、2/10
商業地域:建蔽率8/10かつ防火地域内の耐火建築物⇒10/10(適用除外)
③建蔽率の限度の計算
準住居地域:6/10+2/10=8/10
商業地域:10/10
④敷地面積の計算
準住居地域:15m×(21m-1m)=300㎡
商業地域:20m×(21m-1m)=400㎡
⑤建築面積の計算
準住居地域:300㎡×8/10=240㎡
商業地域:400㎡×10/10=400㎡
⑥敷地に建築できる建築面積の最大値
240㎡+400㎡=640㎡
よって正解は、3番
3.【高さ制限を求める問題】
【解答】
1.道路高さ制限による高さの限度
①A点から道路の反対側の境界線とみなす線までの水平距離:L
建築物の最小の後退距離=北側:3m
L=北側:5m+3m+8m+3m=26m
(※北側道路からの制限が明らかに厳しいため、南側道路による高さ制限の検討は省略)
②適用距離の確認
L=26mなので、容積率の計算が必要。
容積率:80/10 適用距離→30m
※前面道路幅員が12m以上の場合の容積率は指定容積率による。
③斜線勾配の確認
商業施設→1.5
④高さの最高限度
H₁=1.5×26m=39.0m・・・・・(1)
2.隣地高さ制限による高さの限度:H₂
①A点からの水平距離
西側:L=6m a=3m
②高さの最高限度
H₂=2.5×(6m+3m)+31m=53.5m・・・(2)
3.北側高さ制限
A点は商業地域内にあるので、北側高さ制限を受けない
4.A点における高さの最高限度
(1)、(2)より
A点における高さの最高限度は、道路高さ制限による39.0m。
よって正解は、3番
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?