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1月カナダ遠征・冬季アジア大会の振り返り

こんにちは。気がつけば2月も終わりですね。遠征から帰ってきてシーズン終わりの準備をしたり、来シーズンの準備をしたり(準備ばっかりね)、引越ししたりしている間にもう末日イブ。

今回は1月下旬のカナダ遠征と2月上旬の冬季アジア大会についてです。(もうカナダ遠征は記憶が遠い)


カナダ遠征 in フレデリクトン

特大寒波の影響で極寒になっていたフレデリクトンへ行ってきました。到着した日はマイナス20℃。寒すぎてびっくりしました。

実は1月下旬にカナダに来るのは初めて。寒さの洗礼を受けました。
普段は選手権シーズンなので、この時期は日本にいることが多かったです。

本来の予定では2週連続でスーパーシリーズがあり、2週間強の滞在になる予定でしたが、1つがキャンセルになったため1大会のみの参加となりました。お金的にはちょっと勿体ない感じです。

この大会はリンクが混んでいて、事前練習が一度も出来ませんでした。そのため車で1時間少々かかる沿岸部まで行って練習しました。

4人収まって撮って!ってリーグ戦のお姉様に言われ、
ゲラゲラしながら(私だけ)撮影している様子


大会結果

予選は4戦全勝で通過しました。(すみません、もう記憶があまりない)

決勝トーナメントに進出し、準々決勝でノルウェーのRoenning/Braendenに負けました。結構いい試合だったんですけどね、まあそういう時もあります。

というわけで、直後に迫る冬季アジア大会に向けて全力で時差調整しに行きました。

余談

さて、余談ですが、時期は皆さん大盛り上がりだった日本選手権in横浜の直前でした。
私は「有限会社小穴鋳造所」の所属ですが、母の会社の「Koaきゅぅと」も忙しい時は少し手伝っています。

今回の横浜のお仕事が決まったのは12月で、そこから大忙しでした。(つまり出番)
私日頃が関わっているのは「デザイン画をIllustratorの形式にして発注する」や、「新商品のデザイン提案」など、これまた小穴鋳造所の業務とは全然違います。

この遠征前にはおおよそ商品は揃っていたため、あとは日本選手権での販売グッズのチラシ作成などの必要がありましたが、なかなか素材が揃わずバタバタしていました。

そのため大会始まる前は移動中や宿舎でも仕事をしていました。なかなか遠征まで持ち込むほど、しかも飛行機の中でやるほどカツカツスケジュールな仕事も普段中々ないので、いい経験させていただきました。(無事間に合って良かったです)

機内WiFi、初めて高いやつ買って仕事しました


冬季アジア大会

カーリングファンの皆さん的には日本選手権のウラ大会な日程だった冬季アジア大会。8年ぶりの開催となった今回は、中国・ハルビンでの開催でした。(前回大会は札幌での開催)

さて、今回代表に選出された経緯ですが、ご存知の方もご存知ない方もいると思うので記載します。

元々は第17回日本ミックスダブルスカーリング選手権の優勝チームが行く予定で、辞退する場合は世界ランキング最上位が行くというルールでした。

しかし冬季アジア大会の日程が日本選手権と重複することになったことや、ランキング最上位がいつ時点のものか指定がないなど、ルールに不備があったという経緯から第17回大会の上位から順に派遣されるルールに変更になりました。
上位2チームが4人制と掛け持ちだったこともあり、3位だった私たちに枠が回ってきたというわけです。

夏くらいには派遣もわかっていたため、準備してきました。初めての代表派遣ということもあり、いろいろ勝手が違って大変でしたが、オリンピックの前に経験する国際大会としては非常に有意義なものでした。

大会結果

予選は2ブロック制で、6チームずつでした。予選5試合は全勝で準決勝に進みました。

決勝トーナメントはフィリピンと対戦しました。男子のマーク・フィスター選手は2018年の男子のスイス代表選手で、青木選手はその世界選手権で対戦しています。
試合は10-3で勝利し、対戦後にはお互いに世界選手権のこと覚えてるか?と会話していました。

決勝は韓国との対戦でした。フレデリクトンでも対戦していました。韓国は予選3位で通過し、下から2勝して上がってきました。なかなか難しいスタートになってしまいましたが、ラストエンドになんとか押し切って7-6で勝利しました。

表彰式の光景は今も脳裏に焼き付いています

というわけで、私たちの中で「オリンピックの練習」に位置づけた冬季アジア大会は、優勝で幕を閉じました。


日本選手団で1番早い金メダルだったそうです


大会の様子

開催地のハルビンは非常に寒いとの前評判通りの寒さでした。支給品の上着はスキーウエアで、マジかと思いましたが、適正なウエアでした。朝から晩までずっと寒かったです。

日中でマイナス15℃はびっくり


国を挙げての大会開催で、至る所に冬季アジア大会のサインや歓迎の文字、そして親切なボランティアのスタッフさんがたくさんいました。

空港内も専用通路がありました


食事も美味しく、カーリング競技は長い競技ですので、毎日行く食事会場のスタッフのお姉さんたちとも仲良くなりました。

こちらが食事会場


残念ながらあまり時間もゆとりもなかったため、他競技の応援などには行けませんでしたが、できれば行きたかったです。結構カーリング会場に他国の他競技選手来ていました。

会場の様子


たまに日本語話せるボランティアスタッフの方もいて、話しかけてくれました。
基本的には英語か、スマートフォンの翻訳機で中国語に翻訳してやりとりしていました。みんなどうにか理解したり解決できるようにしてくれるに一生懸命考えてくれて、毎日温かい気持ちになっていました。

バスで一緒になったボランティアスタッフの方々
大学生がほとんどだったようです

事前に心配していたよりも遥かに快適に、遥かにいい時間を過ごせました。中国の運営スタッフやTEAMJAPANのスタッフの皆さんに感謝です。


こういった国際大会の方が普段よりメディア露出が多いためか、先日近所のお肉屋さんで注文呼ばれた時に、「小穴さんてカーリングの小穴さんかね?」と声かけられました。ちょっと嬉しかったです。

というわけで振り返りは終わりです。
ギリギリ2月のうちに書ききれました。良かった。

また怒涛の日々がやってきますが、全力で走り抜けていこうと思います。

おまけ

ありがとう

おまけ2

「でんしゃつくる!」と始めたブロック遊び、
「くるま」に着地していました

おまけ3

お父さんの教え(洗脳)の賜物か、
順調に車好きに育っています


今回は2大会とも日本でお留守番だった娘。ずっと待っていてくれてありがとう。帰国後の「ママ抱っこ」が激しめです。(もう軽くないのよ…)

ジジ(私の父)、パパ(夫)、のり(弟)の男トリオで2歳児、犬2匹のお世話をするハードモード生活を2日間、その後福井から82歳のえっちゃん(祖母)が山梨の応援部隊として来てくれて、6日間過ごしました。

ありがとうございました!

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