冬のカナダ遠征
noteをご覧の皆様、あけましておめでとうごさいます。本年もよろしくお願いいたします。
秋にもカナダ遠征に行ってきましたが、また年末年始にもカナダ遠征に行きましたので、その振り返りを。
15日間の合宿で、2大会出場しました。今回は全てMixed Doubles Super Seriesです。
目的は前回遠征から引き続き、
・ミックスダブルスで国際経験を積むこと
・試合数をこなすことで、作戦やショットの幅を広げること
・来季以降の強化指定やオリンピック代表選考に関わる世界ランキングのポイントを獲得すること
以上の3点です。
前回は決勝トーナメント進出を目標にしていましたが、3大会連続優勝という結果でしたので、目標を上方修正して、優勝を目標にしました。
前回の秋のカナダ遠征の記事はこちらから
私たちが到着した日はクリスマス休暇ど真ん中の25日。26日も祝日だったため、練習ができませんでした。
そこでOakvilleから40分ほど離れたLeaside Curling Clubにお世話になることに。現地在住の日本人の方にも手伝っていただいて、リンクを確保することができました。
Mixed Doubles Super Series Oakville
今大会はSFM7.0と、ツアー大会ではMAXのポイントがついた大会となりました。7.0なだけあって、ナショナルチームやランキングトップのチームばかりで、有名人たくさんでした。
余談ですが、ミックスダブルスの個人的激アツポイントは、女子4人制では当たれない、男子の有名選手とも、直接試合できるところです。これはミックスダブルスならでは。オンタリオのEpping選手やスイスのMichael選手など、密かにテンション上がってました。ちなみに豪君は前回合宿でJ.Jones選手と試合する時に、「有名人だ〜!」となってました。
予選結果
Skaslien/Nedregotten
10-4 WIN
ノルウェー代表、オリンピック、世界選手権メダリスト、たくさん肩書き持ってる有名人との初戦でした。風の噂で飛行機飛ばなくて1日到着が遅れたと聞いたので、そういう疲れもあったのか、クロースゲームにはなりませんでした。
Walker/Muyres
8-1 WIN
Moose Jawでの準決勝の相手との再戦でした。相手は今大会はあまり調子が上がってこなかったようで、苦戦していた印象でした。この試合も精度差で徐々に差がついていきました。
Wasylkew/Konings
9-3 WIN
途中で華麗なダブルテイクアウトで3点取られるも、それ以外は試合をコントロールして勝てました。
Kim/Jeong
7-3 WIN
韓国代表チームとは1年ぶりの対戦。よりアイスと仲良くなれたこちらに軍配。
Spruit/Spruit
11-5 WIN
Palmastonの準々決勝でも対戦した相手。今回も家族みんなで来ていました。
相手はドローの上手い女性選手と、ハードスイーパーな男性選手の組み合わせで、お互いたくさん点を取り合いましたが、よりたくさん取ったこちらの勝利。
予選は5勝0敗、DSCの結果、全体の3位で予選を通過しました。
決勝トーナメント
予選の上位8チームが上がり、トーナメントで優勝を決めます。
準々決勝
Weagle/Epping
7-5 WIN
終始コントロールした展開に。相手も、困った時のテイクアウトが上手かったので大きくは離れませんでしたが、主導権を握り続けられたのは良かったです。
準決勝
Paetz/Michael
7-3 WIN
来ました有名人。好調そうなスイスのペアでしたので、どうやって戦おうかとちょっと考えましたが、結局自分たちのショットを決めるだけだなと思い、普通にやりました。
決勝
Matsumura/Tanida
7-5 WIN
毎度おなじみ、松村・谷田ペア。今回も日本対決でした。カナダまで来て、SFM7.0の大会の決勝で、日本チーム同士が対戦してるってすごいなと。強い強いライバルがいて、身の引き締まる思いです。
今回は大接戦の末勝ちましたが、身近にいる世界2位の大きい背中は、追いかけ甲斐のある良い目標です。
大会全体としては、8勝0敗でした。目標達成!
大会の感想
個人的には4回目のオークビル、今回もよく曲がり程よく滑る良いアイスでした。
さすがに今回は前回合宿みたいには上手くいかないだろうと構えていましたが、結果的には4大会連続優勝となりました。
相手云々ではなく、自分たちのパフォーマンスをしっかり上げられれば、勝てるという自信がついた大会でもありました。
もう1つ、ここまでの3大会はあまり曲がるアイスではなかったので、曲がるアイスでも勝てるかな?と思っていましたが、このアイスで優勝できたのも良かったです。
決して経験豊富なチームとはまだ言えませんが、ここまでの試合のショットの精度と、これから積んでいく経験が噛み合っていけば、更にパフォーマンスを上げられるんじゃないかなと楽しみでもあります。
大会スケジュールも、3試合、2試合、3試合となかなかハードでしたが、私たちはカナダ遠征を「修行」と位置づけていて、体力的にも修行感のある大会となりました。
トレーニングの成果もあってか、決勝の後もあと今日1試合くらいは行けるかな?と思えるほど余裕も出てきました。
昨年までは日本MD選手権の予選最終戦あたりではかなり疲労が出ていたので、その時から比べると体力ついたなと思います。
自炊の様子
今合宿もAirbnbを利用して、合宿中はほとんど自炊生活でした。
1日3試合の日も、計画的に準備していったので宿舎でしっかりご飯が食べられました。
今回は人数が少なかったですが、3人で力を合わせて頑張りました。(とはいえ青木コーチの頑張りが1番大きい)
初めて子どもを置いていった遠征
今合宿は初めて娘を日本に置いていきました。
主な理由としては、母乳の卒乳が完了したこと(まだミルクは飲んでいます)、日本が年末年始休みで、娘をみてもらう人員を確保しやすかったこと、12月のカナダは寒すぎるんじゃないかと思ったことなどです。
結果としては、娘は毎日楽しそうに過ごしてくれていて、母としては有難いと同時にちょっと寂しいような。毎日テレビ電話していましたが、いつも楽しそうでした。
2週間離れると決まってからは、実家に泊まる時は父母と一緒に寝てもらって、私がいなくても寝られるように1ヶ月半ほど練習してきました。
おかげで、実家に行くと寝る時はもう父と母の寝室で寝るものだと思っているようで、自主的に夜はそちらにミルク持って行ってくれます。
最近はいたずらばかりで手もかかりますが、こうやって家族の誰にでも懐いてくれているので、助かっています。また、普段からたくさん時間を割いてくれている家族にも感謝です。日頃からの積み重ねで成り立っていると思います。
今回も本当にいろんな協力があって成り立った遠征でした。
というわけでその②に続きます。
いつもながら長いですが読んでいただきありがとうございました。
おまけ
おまけ2
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?