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願
今回はあまり明るい話題ではないのですが、書かせてください。数作品前の”彼”と似たような作品になるかと思います。
私は高校生で、文化部に入った。そこで私と仲良くしてくれる先輩と出会えた。
部活内で仲良くしてくれる先輩は三人いる。また、同学年でも一人親しい友達ができて嬉しく感じてる。私含めて五人で遊びに行く日はとっても幸せ。ほんとにまたみんなで会いたい。
まずは、一人ずつ紹介していきましょうか。
一人目:同学年の女の子
この子は考えていることが似ているような気がしてる。知り合ったのは高校に入学してからなのに、昔からの友達みたいな感覚。歴史が好きらしく、知識人。私、知識が多い人好きかも(笑)フッ軽で、放課後遊んだりしてる。今度博物館に行ける予定が立てられて私は幸せです。沢山知識を披露してください。私も予習しときます。
二人目:ひとつ年上の男の子
彼は、アニメに強いイメージ。私アニメに疎くてあんま話が盛り上げられないのが悔しいけど…音ゲーも得意そう。あと、私と同じで宇宙が好き。なかなか宇宙が好きな人が周りにいないから、彼に出会えた時嬉しかった。彼と一緒に科学館とか行きたいな。絶対楽しい。私も彼に負けないくらい知識貯めとかないと。
三人目:ふたつ年上の女の子
女の子って表現があってるかわからないなぁ。彼女はとってもかわいい!!で、話すだけで楽しいなって思える。私が高校一年生の時に部活の仮入部で緊張していた時、一番初めに声をかけてくれたのは彼女。あんなに場を和ませる能力が私にも欲しいなって思ってる。子供が好きみたいで、保育系に進んでいるみたい。憧れる。
四人目:ふたつ年上の男の子
まず文章を書く能力が抜群。彼はnoteに文章を投稿しているけど、引き込まれる文章力を持っていて憧れる。彼のことをもっと知りたいって思うけど、勇気を出せないでいる。憧れの彼から私の誕生日に、誕生日おめでとうってメッセージが来たときほんとにうれしかった。彼の誕生日は勇気出して、メッセージを送ってみることにしよう。
今回の文章は二人目の彼について書こうかと
ある日彼は私に「春休みに予定していた遊びに行けないかもしれない」と言った。元々上記の四人と私で遊びに行く計画を立てていた。どうしてか聞くと、心臓が悪いそう。
私は正直またかと思ってしまった。数か月前にほかの男の子からの病気の告白を受けたばかり。またそういう系の話かよって思った。とっても辛かった。またとか言ってごめん。でも告白を受けるこちら側も結構体力使うのは事実。難しい。
私は彼に対して明るく振舞った。どう会話するのが彼にとって最善なのか全くわからない。自分の気持ちに嘘をついた。彼と通話した後沢山泣いた。大切な人ほどどうしてこうなっちゃうのかなってずっと考えてた。
私は運が悪いのかもしれない。周りの人を不幸にさせてしまうのかもしれない。
彼はマイナス思考。それが本心なのか、表ではそういってるだけなのかわからないけど。私は彼を救ってあげたいと思った。彼は誰かからの救いを待っているのか、否かわからない。ただ私ができることの最善を、と。
病気なんて、気持ちじゃ、なんも変わらないかもしれない。けど、どこかで回復を信じてたら、ふとした時に治ってるかもしれない。マイナスの気持ちだけじゃ治る病気も治らなくなるんじゃないのかなって思う。あくまで思ってるだけだけど…
数作品前で書いた”彼”に出てきている彼は、前向きだった。けど今回の彼は後ろ向き。こうやって人と比べちゃうのは人間のよくない癖だよなって今更思う我。二人ともごめん。私はまだまだ未熟です。
彼は検査結果に対して
「期待するな」
と言う。
私は
「そういう言い方しないでください~(笑)」
と軽く流す。本心では、いい結果待ってます。早く遊びに行きたいです。いい結果だったらどこ行きたいですか?と思う。
彼は
「体が脆い」
と言う。
私は
「なんて返すのが正解なんですか笑笑」
とまた軽く流す。本心では、先輩ならどんな病気だって乗り越えられますよ!大丈夫ですよ!と思う。
彼に私のこんな感情は伝わらないだろうな。
ってか、伝わらなくてもいいと思ってる。
伝わると逆にこちら側が恥ずかしくなってしまう。
こんな気持ち彼に口頭で伝えられるほど私は強くない。
すぐに泣きだして彼を困らせることになる。
だからこそ、ここで書く。
ここなら彼への思いを赤裸々に書けるのではと思う。うん。そう思おう。
少しでも彼に前を向いてもらうにはどうするのが正解なのか…本当にわからない。
もどかしい。よくわからないけど立ち上がりたくなる。
何か行動を起こしたくなる。
彼がこの世からいなくなることを想像したくない。
考えるだけで怖い。
彼は何とも思ってないのかな。
それなら私の想いは無駄になるのかな。
無駄でもいいよ。別に。伝えたいわけじゃないもん。
勝手に彼の回復を願ってるだけでしょ。なんて言われたら返す言葉がない。
そうだよ、私は勝手に彼の回復を願っている。
勝手に願わせてもらってる。
ありがとう。
願いが彼に届くことはあるのかな。
届いたらいいななんて考えてみる。
でもやっぱ、恥ずかしいな。
彼は先輩だもん。
後輩に心配されるなんて嫌かな。嫌だよね。
なんかこういう気持ちはそっとしまっておいたほうが彼のためになる。
きっとね。うん。
もし彼から励ましの言葉が欲しいと言われたら、いくらでも声をかけよう。
彼がそんな気持ちになってくれることが、私にとっての朗報だと思う。
全力で彼を応援したい。
生きる希望を見出してほしい。
病気が治ってほしい。
周りの人を頼ってほしい。
私が味方にいるということが彼に知ってほしい。
彼がこの世からいなくなったら悲しむ人がいることを知ってほしい。
前向きになってほしい。
いろんな話をしたい。
一緒に遊びに行きたい。
沢山笑って生きてほしい。
笑顔になってほしい。
こんなに書いたけど一番は、
生きててほしい。
心の底から、
生きててほしいって思う。
これが私の彼に対する願い。
またね。