銀座の夜の世界に見る、日本らしさ
今月の「まほろば」講座、午前中の茶道に続き、
(茶道のお話は先にアップしてるので👇、そちらでどうぞ😉)
午後は平田多恵先生のやまと言葉の講義と、銀座のクラブのオーナーママ・白坂亜紀さんの講義でした。
多恵先生のお話は、別の機会に「ことだまの話」として書こうと思いますが、
今回の「まほろば」の最大のインパクトは、やはり白坂先生の「銀座の世界」のお話です✨
主催者さんが
「これまでいろいろ主催してきたけれど、こんなに受講者さんの食いつきがいい講座は初めてかも⁉」
と言うほど、誰も寝ずに聞いていたそう😆。
自分たちとはまるで“別世界”の話で、とにかく興味津々でした。
“別世界”とは言うものの、そのお話の内容は、私たちにはとてもお手本になる事ばかり。
ホステスさんの、お客さんの惹きつけ方や関係の深め方は“個人事業主”としても取り入れていくといいことはありましたし、
「日本人のあり方」として参考になることがいっぱいでした。
そもそも、銀座のクラブのようなホステスさんとお客さんの関係で“夜のお店”が成り立っているのは、日本ならではなんだそうです。
それは、日本人らしい『品位』と言っていいのではないかと思います。
ホステスさんたちの「もてなし力」と
お客様の「粋」、
それらを支える、美味しい料理やお酒などを提供するための「技」と、道具など「ものづくり」へのこだわり。
すべてに日本人の「美学」が生きているんだな、と思いました。
銀座というところは、最高に“人間ができた人”が、
最高の“もてなし”で遊ぶ場所。
最高の社会勉強ができる場所でもありますね、きっと。
今は銀座も“行き残り”作戦の一環として、様々なことを手掛けているそうです。
でも、その取り組みがまた素敵✨
ミツバチを育てたり、ビルの屋上で農業をやったり、地方と地方を繋げる役割を担ったり。
白坂さんたちママやホステスさんも、養蜂や農業に関わっているそうです。
これまでの銀座のイメージとは全く違う方向への変化も厭わない。
それが、また銀座の魅力をアップさせているのかもしれません。
自分のいる場所とは“別世界”ではありますが、いつかお店に行ってみたいな~💕と思いました。