#12 20201129
本日の気づき
12回目の練習
皆勤最多参加は2名の12回、最少参加は5回
毎回の練習について、練習メニューの予定はありますが、子ども達の様子を観察しながら都度変更をする。
タックルは段階的なコーチングが必要かな。
練習の目標として以下を説明し実施
「コーチの説明を聞きましょう」
「わからない時は、質問しましょう」
練習中に、怪我やキツい時など自ら意見が出来る子ども達が増えてきた。
休むことは悪いことではないと考えている。
ラグビーが上手くなることより、こうした自分で考え、行動する力がついてきたことが何より嬉しいなと感じている。
練習中にコーチが話していることを理解出来ていないと判断した際は、ラグビーとは関係ないセッションで集中力を高めることが有効なことがわかったことが今日の収穫。
例えばの話になるが、我々のような大人でも、色々な講習会で講師から「何か質問ありますか?」と言われた場合に、勇気を持って話をすることは難しいのではないだろうか。
子ども達も同様かと。
これは、個人的な問題ではないと考える。
上手くできないことが恥ずかしいとか、叱られるとかというプレッシャーからか、できないことを隠してしまう傾向はジュニアスポーツをやっている多くの日本の子どもに見られるのではないだろうか。
今日の練習では、積極的に手をあげてデモンストレーションをしてくれたコがいた。
恥ずかしがらずに参加した姿勢はみんなが見習って欲しいなと感じたし、なかなか出来ないことかなと。
つい最近ラグビーを始めた小さくて元気なコだ。
古くから在籍し、スクールの中ではスキルが高く、成長が周りより少し成長早いコほど、こんなことが出来ない。
それも最近よく目につくようになった。
個人的な見解だけどユース世代の育成やセレクションを行っている経験上、ラグビーや運動のスキルが高くても、人の話を聞くことや、理解しようとする意欲がないと、ジュニア世代では通用するかもしれないがユース世代では通用しないと思う。
例えば中学生の県選抜に選ばれたなど、あまり関係ないと考えており、ジュニア時代の力量など成長の差があるだけなのかなぁと、。
この10年間でユース世代や大学生を見てきて感じていることではあるが、指示待ちのプレイヤーが増えている。
やはり中学生のラグビーで戦術やテクニックを大人達が教え込み過ぎなんじゃないかなあ。
それが正しいなら良いが、そこにも問題あるのでは、。
ただラグビーをプレーする子どもたち全てが日本代表や強豪チームを目指す訳ではないことも理解している。
しかし話を聞くチカラや素直さがないプレイヤーは、逆ヘッドタックルして脳震盪など怪我をする確率が高くなるので、引き続きコーチだけでなくサポートいただく保護者でしっかり練習姿勢含めて観察を続けたい。
「自ら考え、判断してプレーしたとき」
「自分の殻を破ろうと挑戦したとき」。
この主体的な行動や成長を見逃さないようにしよう。
ラグビーが上手いとかはあまり関係ないでしょ。
小学生や中学生に全国大会とかいるのかな?
練習中に問いかけたり、気づかせることを意識したコーチングが中心となり、時間を要して練習メニューが少ないと保護者から不満あるかもしれない。
しかし、子ども達が「考える」「判断する」機会を増やすことで成長できるかなと。
現代のスポーツで必須のスキルを身につけるために行っているので、来年の指導方針へ明確に記載し説明しよう。
自分自身が高校や大学、社会人とそのようなコーチングを受けて過ごしてきたこともあるが、一方的に教え込むような指導は出来ないし、するつもりはない。
まだまだ出来ないことが当たり前。
時間をかけてコーチ、サポートいただく保護者の皆さまで問いかけ続けたい。
練習内容
20201129 春日公園調整池 参加24名
9:00〜10:50
集合、全体朝礼 9:00〜9:10
3年生挨拶 9:15
振り返り
できた → パスの仕組みを少し理解
コンタクトプレーを嫌がらずできた
できなかった → 分からないことを聞く勇気を持とう
目標 「自分の意見をはっきり言おう」
コンタクト練習がはじまりました。
きつい時は休もう。
無理しない。
9:10
1.w-up 準備体操&ストレッチ 各自
☆ 1分間完走
人数ゲーム&チーム分け
☆アジリティートレーニング
ランニング各種
☆ゲーム:タッチフット
チーム分け、エリア、ルールは4人のリーダーで決め実施
コーチはタイムマネジメントのみ
*団子状態なるが、いまは自由にプレーを楽しむ
9:46
2. パススキル
デモンストレーションを必ず見せる
キーファクター
①手を出して
②ボールを見る
③空気にパス
④キャッチはお化けの手
☆キャッチ&ラン
☆2対1 DF3名
10:10
*メインスキル
3.コンタクトスキル
全員で時間かけてスキルを身につける
①受身
②ブルドーザー プルandプッシュ
走る方向はまっすぐのみ
☆コンタクトバッグヒット
☆1対1 膝立ちタックル
-フロントタックル
タックルキーファクター
①頭を下げない
②足を近くに
③肩でヒット
④お尻を正面に
⑤相手に乗る
【タックルは根性ではなくスキルです】
「自身の身長分まで距離を詰めたら、そこからショートステップ」
基本:前へ出る→足踏しながら見る→仕留める
「自分の外側の肩を相手の内側の肩に合わせる」
戻りながら防御するカバーディフェンスの際も、「タックルしたら相手の体より頭が上」
10:45整列、挨拶→終了
10:50後片付け 撤収
コーチングスタイル
☆型にはめない
☆プル型を目指します。
ただし、安全面など考慮するためにプッシュ型が必要な場合もあります。
プル(引き出す)
・自主性
→中長期的に効果がある
参考
プッシュ(押しつける)
・厳しく教える
→短期的に効果はある
●コーチや保護者の役目
子供同士が「どうしたら上手くいくか」の糸口を「自分で考える」、「考えを共有する」プロセスを見守ります。
コーチや保護者は、「こうした方がうまくいくんじゃない?」というようなことを言わず、「子供たちが考える邪魔(安易に回答を与えてしまうこと)」をしないように努力しましょう。
「どうしたら良いと思う?」と議論を促す程度で静観してあげてください。
いわゆる我々世代が経験してきたサイドコーチング が成長の妨げになることを意識したいと考えています。
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