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AIが人を採点する時代

どーも、ワタコーです。

先日こんなツイートをしました。

私の弟が一所懸命に大学受験を頑張っていることに関するツイートです。今は二次試験対策をしていて、英語の長文書き込みに苦戦してるみたいです。

たまたま前研究室にお邪魔するために東京に帰省していて、全6年分の課題を添削しました。英語は帰国子女ともあってある程度は助けれるので少しでも弟の力になれてれば、兄として嬉しいなと感じてます。

そんな中、添削していて思ったのは



採点基準が難しい



過去問の何年か分は模範解答が用意されていて、その答えと照らし合わせて採点していましたが、「文章内にある他の論点を答えている(内容的には合っている)」、「willでもcouldでも意味は通じるけど、couldの方が望ましい時は間違っているのか?」なんて基準が分からず、採点に困りました。

昔は、東大生というブランドだけで教えるのが下手でも家庭教師で時給5000円ほど貰えたりしました。今は知りませんが、そんな話を聞きました。

これは、教えるのが下手だけど東大に受かるためのポイントを掴んでいることへの報酬(時給5000円)だと言えます。

つまり、どこの大学を目指すか決めた後に、教えるのが上手い先生(モチベーションをあげてくれる)と目標達成のエキスパート(目標の大学を最近合格した大学生)の二人にお願いするのが最強だなと思いました。

これは、基礎的な知識は「上手い(面白い)先生」から学び、大学に受かるための専門的なスキルを「現役生」から学ぶという流れです。

賢い学生は自分で情報を収集するため、このようなこともせず、自ら勉強をして受かる子もいますが、みんな器用だとは言えないので、親としてサポートするならこういうところかなと採点していた時に感じました。



最近ではAIが採点をしている



大学の二次試験の採点をしている時に思ったのは、正直「ポカをしない解答」を書けば受かるんだろうなということです。まさに模範解答を覚える。

中国のiFlytek社が英検の採点を行なっています。

語学の試験は決まった型で答えるので、解答方法は個性を殺すことで点数が上がります。余計なことをしない。

つまり、AI(膨大な解答データをもつ統計結果)が得意な分野です。

英検の採点(なんで間違えたかを自動分析)することが可能になってくると、中国検定・スペイン語検定・フランス語検定・・・と無限に他の検定にも応用できます。

つまり資格を就職や進学に必須にすればするほど、中国が儲かる仕組みが完成するわけです。

日本は「英語が得意じゃない」ため自然言語処理の研究を頑張っています。ですが、アクションを起こすのはいつも中国が早いなと感じています。



資格よりも素質を見る試験って何だろう?




と採点を通じて感じた話でした。


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ワタコーでした!


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