分からないことが分からない

広報担当として走り出したものの、分からないことだらけのコウタロウ。「知らないことのリスク」すらも分からず案の定、海外出張案件でやらかします。

入社して数か月、Webでのニュース発信を中心にしていたコウタロウ、初めて“紙の社内報”で特集を担当することに。しかも海外拠点の周年事業、という内容でした。うちのグループでは、Webでのニュース発信は“流れていく”タイプの要素を、紙のメディアは手元に置いてもらえるので“貯める”要素を色濃くしています。特に周年事業の場合、その会社の過去・現在・未来を様々な視点や方法で紹介する必要があるのですが、コウタロウはいつもの“ニュース発信”のノリで取材に行きました、海外へ。

現地ではセレモニーに参加するなど、ちょこちょこ素材を集めてはいたものの、やりながらもページの構成がイメージできない。そりゃそうですね、本来であれば出国前に必要な要素を検証して、現地でしか取れない内容を取材すべくアレンジしてから臨むべきだったのに、ほぼそれをしなかった。。必要だ、ということに気付かなかったのです。帰国してとりあえずの構成案を出したところ激しいダメ出しを喰らい、追加取材の嵐に。もちろんもう一度現地に行けるわけもなく、取材先の企業にも多大なる迷惑をかけてしまいました。。しかも、追加取材も所詮は間に合わせの内容でしかなく、労力の割に伝わらない誌面になってしまいました。

取材する内容や、発表する媒体の特性をしっかり考えておくこと、周りと相談することの重要性を学んだのでした。

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