スポンジは優しさの現れだった。
「スポンジのように吸収します!」ある広告で使われていた言葉、就活でも時々耳にします。「どんどん吸収し、成長が早い」ことを表しているのでしょう。ここでコウタロウの悪い癖が出ました。「吸収の早さを伝える時に、スポンジって適切かな?? そもそも汚れを落とす道具だし」。そうです、キッチンなどで使う「あいつ」は吸うことより、洗うことが役割です。自分のひねくれ具合に呆れつつ、何に例えると良いのか考えてみました。
・吸収の早さを伝える = 「掃除機」。
確かに凄く早そうだけど、吸う対象がゴミなんだよなあ。
他に吸収が早いもの、、「オムツ」。。。 却下!
吸収から離れよう。何でもかんでも吸収すれば良いってわけじゃないし。
・要点を確実に捉える = 「虫取り網」。
うん、悪くない。ただ、イメージが幼い。大学生や社会人には合わない。
良いものが浮かばない。というかそもそも「例え話」で求められているのは「相手の脳内に、自分の伝えたいことを瞬時に『絵』で伝える」ことなので、対象物の実体とズレがあったとしても問題ないですよ、コウタロウさん。そして気付いたのですが、これって相手にとってすごく「優しい」コミュニケーションですよね。
コウタロウは、自分の伝えたい「核心部分」を語る際、勢いよくまくし立ててしまうのです。その時考えているのは相手の理解を促すことより、自分のロジックをしっかり組み立て、畳みかけること。「伝える」というより「論破」に近いかも。
「核心を突いて伝えているのに、相手の行動が変わらない」と感じることが多いのですが、これが原因か~~。足りないのはロジックではなく、優しさだったのか。
一呼吸置いて、どう伝えたら相手の脳内に「絵」を浮かべることができるか考えて発信する。論破スタイルよりこの方が相手にも心地よく伝わるから、行動にも繋がりやすい。
さて。
ここまで書いておきながら、実はしぶとく考えていました。スポンジの代わりとなり得る新星! それは「スポイト」!! 要点を素早く取り込めるし、形もシャープで「デキるヤツ」っぽくないですか?? ・・・
使いたい就活生の方がいたら、どうぞバンバン使ってやって下さい。
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