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2024/03/09 ZAQの日vol.4®️ 感想

2024年3月9日に開催された「 ZAQの日vol.4®️」に参加してきました。
昨年末のワンマンで発表された、ZAQさんが過去に作詞もしくは作曲を手がけた曲をメインで披露するカバー曲ライブです。会場は銀座のBASE GRANBELL、2023年9月にオープンしたばかりの新しい会場です。初めて伺いましたが、ステージは2フロア分を吹き抜けにしており、周りにはソファーに座ってゆったりと見られるスペースもあるなど、ライブハウスというよりはまるでパーティー会場のよう。実際DJパーティーなどで使われることの多い会場のようでした。
開場中のBGMは少し懐かしいアニソン……と思って聴いていたら、なんか原曲と違う? どうやら歌ってみた音源やカバーの音源を流しているようで……今日のイベントの無軌道加減を始まる前から感じました。普通に知らないカバーが流れてるの怖い。あと、BGMの「Paradise Lost」ですでにお客さんが盛り上がっており、ZAQライブのお客さんへの信頼の高さを感じました。

M-1 ヒカリイロの歌 《鈴木愛奈》
M-2 Step to Next Star!! 《内田真礼》
M-3 ダイアローグ+インビテーション! 《DIALOGUE+》

開幕の影ナレーションは鈴木愛奈さん。あいにゃの「あの曲、歌ってくれるんじゃないの〜?」というフリから披露されたのは「ヒカリイロの歌」。開幕から好きな曲で飛びまくりました。続けて真礼さんへの提供曲「Step to Next Star!!」から「ダイアローグ+インビテーション!」へ。こちらはDIALOGUE+の自己紹介曲、つまり9人分を1人で歌い切るパワーの必要な曲です。バックの映像でコールを出してくれて助かりました。隣の人、メンバーに合わせてペンライトの色をしっかり変えててすごかったな……。予習動画とノリのおかげでついていけてよかったです。というかこれで3曲目……? カロリーの消費量が半端ない。

M-4 おーぷん☆きゃんばす (TVアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』OPテーマ)
M-5 Square Panic Serenade (TVアニメ『咲-Saki-阿知胃編 episode of side-A』EDテーマ)
M-6 でいなばよって☆マサリモ (TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』より)
M-7 OUTSIDER (TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』より)

続いてのブロックはZAQさんと古くから繋がりのある作品や曲たち。「おーぷん☆きゃんばす」「Square Panic Serenade」をショート尺で繋ぎ、「でいなばよって☆マサリモ」と「OUTSIDER」を続けて披露。今日はバンド形式ではなく、バックがまじなるさんのDJなのでできる技ですね。この時点で今日の曲数がとんでもないことになりそうなのを予感させます。ここのあたり、聞き馴染みがありすぎてもはや親かもしれない……。

M-8 JIN (『荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』より)
M-9 Poison Dahlia (『荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』より)
M-10 太陽が呼んだ虹 (『荒野のコトブキ飛行隊』より)
M-11 おかえり (TVアニメ『のんのんびより りぴーと』EDテーマ)
M-12 僕たちはひとつの光(『ラブライブ! The School Idol Movie』主題歌)

続いてのブロックは「荒野のコトブキ飛行隊」の楽曲たちから。コンテンツの作詞作曲をまるごと任されるというのは、ZAQさんと作品の信頼関係があってのものだと思います。「僕たちはひとつの光」ではフロアをぐるりと囲うように設置されたモニターにも空の映像が映り、感動的な演出となっていました。曲からもラブライブらしさを感じるのですが、作品を作品たらしめているのはやはり畑亜貴先生の作詞・言葉の力なのかなと。

MCではお客さんのTシャツに触れていました。懐かしの咲のイベントのTシャツやアニサマのTシャツなどなど。各々思いの詰まったTシャツで参戦しているのが印象的でした。自分の周りだとナガノアニエラフェスタ2023(行きたかったなぁ)やAiRIのTシャツなど……なんでAiRIなんだ……? ちなみに自分はアニサマ2020のKEEP YOUR SMILE Tシャツでした。私以外に着ている人をほとんど見ないので、イベントで見かけたら私だと思ってくれていいです。

M-13 シャルゐぃDreams? 《夢瞳カナウ》
M-15 M.A.D.W. 《言霊少女プロジェクト》
M-14 RxRxR 《Hakos Baelz》

ここからはVtuberコーナー。「シャルゐぃDreams?」はまさにZAQ節全開な目まぐるしいメロディ展開が楽しい曲。どうやらカナウちゃんも見に来てくださっていたみたいで。

そして!「M.A.D.W.」! 自分がこの曲を知ったのはそれこそ今日のZAQの日に向けた予習中だったのですが、絶対生で聴きたかった曲でした。飛んで跳ねて音楽に身を任せて、めちゃくちゃ楽しかったです。ZAQのラップ最高だよ。
アクログラムやライブレボルトなど……どちらもコンテンツの動きが止まってしまってから知りましたが、アクログラムなら電音部で、ライブレボルトはSwing,singやまた新しいプロジェクトを通じて曲は生き続ける。アニメ系でガールズラップはまだまだ珍しいので、この魅力が広がっていくと嬉しいですね。また、後ろのスクリーンにこだわりの詰まった映像をデカデカと流せるのもVtuberの強みだなと感じました。いやー、画も歌も強いブロックでした。

M-16 アフタースクールパーリータイム (『THE IDOLM@STER MILLION LIVE!」より)
M-17 Sweet Sweet Soul (『THE IDOLM@STER MILLION LIVE!』より)
M-18 ビッグバンズバリボー!!!!! (『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』より)
M-19 Rebellion (『THE IDOLM@STER MILLION LIVE!』より)
M-20 Howling《大神ミオ》

そしてこちらもお待ちかね、アイマスの時間だああああああああああああ!!!!!!! きちんと予習していたわけではなかったのですがアイマス曲に関しては全てしっかり体が覚えていて助かりました。「Sweet Sweet Soul」は異次元フェスぶりかな? まじなるさんとZAQさんがどこからともなくイケてるサングラスを取り出しノリノリのパフォーマンス。可愛かったなぁ。
そして「Rebellion」では浅葱色から赤に変わる演出を完全再現。会場のライトもVJの映像も、お客さんのペンライトも一瞬で真っ赤に染まりました。その一部となれて嬉しかったです。
「Howling」では最前列にミオさん推しがいらっしゃったみたいで、歌っている最中ずっとガン見されていたようでした。流石のかっこよさ……。

M-21 Reason why XXX《佐咲紗花》
M-22 心響プロジェクター (TVアニメ『響け!ユーフォニアム」より)
M-23 ギターと孤独と蒼い惑星 from CrosSing (TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』より)
M-24 Playing The World (『Animelo Summer Live 2017 -THE CARD』テーマソング)

いよいよ最終ブロック。鮮烈なスタートを決めたのは「Reason why XXX」。いや、ランティス祭りぶりでは……? まさか来るとは思わず「〜ひとつになろうよ」で声にならない叫び声が出ました。なんで叫んだのかわからないけれどマジで叫んでしまった。「心響プロジェクター」は噂には聴いていたけれど爆発するような盛り上がり。「ギターと孤独と蒼い惑星」はCrosSingでもカバーされていますが、作詞家直々に歌詞の重みを感じるパフォーマンスでした。ひとりちゃんの孤独を剥き出しにした歌詞メインの映像も良かったです。

そして「Playing The World」……これを! これを聴きにきたんだ!!!! アニサマの過去テーマ曲をワンマンライブで歌うこと、ある……? あるんだよ!!!!! ありがとう!!!!!! 各パートは原曲に寄せた歌い方になっててこだわりを感じましたし、トランプモチーフの映像もCARDを思い出して涙ぐみました。
途中にあるバンドメンバー紹介パートではまじなるさんのスクラッチプレイも披露。この瞬間は銀座BASE GRANBELLもさいたまスーパーアリーナだったし真夏の風を感じました。本当にありがとう……。

EN-1 39
EN-2 トゥッティ! (TVアニメ『響け!ユーフォニアム』EDテーマ)
EN-3 Playing The World

アンコールは最新シングル「マイナーピース」のカップリング曲である「39」から。タイトル通りZAQの日、3月9日のために作られた曲です。普段のアニメソングのZAQさんとはまた一味違う、リラックスした歌声で背中を押してくれる、この時期にぴったりの曲だと思います。クリエイターとしての顔、シンガーとしての顔、どちらもあるからこその魅力がZAQさんにはあるのだなぁと感じました。そしてラストはユーフォから「トゥッティ!」、会場全て巻き込んでドカンと爆発させてライブは終了……と思いきやまさかのダブルアンコール。最後にやるならということで「Playing The World」を再び披露。「この曲はZAQのクリエイター人生全てをこめた」とおっしゃってくれて、アニサマのファンとして最高に嬉しかったです。先ほどよりも過去のアニサマテーマの部分を歌う声が大きくなっていてうるっとしてしまいました。「次は君の出番だよ」、アニソンに全身全霊をかけている彼女だからこその、誰もの心に響くワードとなったのだと思います。


最高、だったな……。終わった後の充足感がマジのアニソンフェスに参加した後のものと同じものでした。実質ZAQフェスでしたね。それはそれとしてZAQに関わりのあるコンテンツ・アーティストを呼んでZAQフェスもやってほしい。絶対行くので。今回はカバーライブということで予習のしようがなかった(事前に歌うよと予告されていた曲もありましたが)その中で「知らない曲が来ても、プロだから盛り上げる」と力強くおっしゃってくれたのが頼もしすぎました。一生ついていくぞ。
また、普段のライブより疲れる〜と言っていたのが印象的でした。いや、本当に何人分歌ったんだ……。何より、アニサマのことを大事に思ってくれているのが伝わってきて、それが一番嬉しかったかもしれません。今年のアニサマでまたお会いできるのが楽しみです。

セットリストを貼っておいてくれるの、LOVE


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