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ナガノアニエラフェスタ2024 1日目感想 #アニエラフェスタ #naf24

2024年9月21-22日に開催されたアニソン野外フェス「NAGANO ANIERA FESTA 2024」に参加しました。
残念ながらフェスは途中で中止となってしまいましたが、その時間を使って長野駅の方まで足を伸ばして長野を満喫してきました。
特に後半はフェスとあまり関係ないですが、楽しかった記録をつけておきたかったので。どうかお付き合いいただければ幸いです。
あまり推敲していないので読みづらい部分があれば申し訳ありません。適宜修正いたします。

アニエラの参加は2022年以来2度目。出演者やセットリストも2023年でかなりパワーアップしていたように見受けられたので、今回の開催を心待ちにしていました。(ちょっとパワーアップしすぎじゃない…?公園の周りに住宅も結構あるけどな…?と思っていたのも事実。そこは運営さんがしっかり交渉してくれているんだろうな)
前回は1泊2日で、2日目の終演後に東京まで戻っていたのですが、今回は思い切って2泊3日に。おかげさまでライブだけでなく、長野の美味しいものや観光スポットも楽しむことができました。


【1日目】


佐久平駅は東京駅から約1時間。行ってみると案外近いものです。駅に降りてすぐ空がドーン!と広がっていて、長野に来たな!!という実感が溢れます。前回は佐久平駅から会場最寄りの北中込駅まで電車で向かいましたが、1時間に1本なのでやや不安ということもあり、有料のシャトルバスを利用しました。去年は本数が間に合っていなかったというのもちらほらと見ましたが、今回は全く問題なく利用できました。車がない民は絶対使った方がいい。
会場に着くと、明らかに一昨年より待っている人が多い!!!!デッカいフェスになったもんだ…。2回目の参加なのにしみじみしてしまいます。人が多い割にはスムーズに入場でき、早速テンペストステージトップバッターのお鶴さんのステージへ向かいます。

TRUE

1曲目から歌詞の中に「おいでよ"Tempest"」の入っている「S.O.S」を選んでくるところが、作詞家でもあり、アニエラに対する情熱も感じます。「BUTTERFLY EFFECTOR」ではオタクをめちゃくちゃ走らせたり(レギュ的にNGだったらしく、2日目には「走るな!」という張り紙が追加されていて草)、10周年楽曲の「TRUE」も今までの曲へのリスペクトも感じるような熱い楽曲でめちゃくちゃ高まりました。最高のスタートでした。

Highlowphant〜潮成実〜MEDA

一旦外に出てビールやカレーを楽しんでいたら、ファントムステージの方からめちゃくちゃいい音楽が流れてきて、ちょっと見てみることに。Highlowphant、男女ツインMCのDJユニットってあまり見ない気がします。ほとんど見れませんでしたが、思わず耳を傾けてしまうような引力がありました。こういう出会いがいいよね。

続いて潮成実さん。ここから2人はVSingerのステージで、野外でどうやって見せるんだろうとちょっと気になっていたんですよね。真ん中に縦長のモニターが置かれ、潮さんが現れると、R&Bのサウンドに一気に引き込まれました。めちゃくちゃよかった。最前列に応援うちわを持ったファンの人がいたのもよかった!きっと頼もしかっただろうと思います。アニソンフェスでこんなチルな音楽に包まれるのも、サブカル全体をカバーしているアニエラならではだと思います。ほんまに良いので聴いて。

そしてMEDAさん。アニサマ2024のオープニングアクトぶりです。「シュガーソングとビターステップ」のカバーに始まり、「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」の可愛らしさとかっこよさの共存した歌声が印象に残ります。最後はアニサマでも披露した「Sing-ularity」で締め。1曲よりもキャラクターや歌声の魅力がびしびしと伝わってきてよかったです。

masato

またちょっとステージを離れ、お酒を飲みにいったのですが、自分のキャパを超えてしまったので軽く休むことに。ライブレボルトと温泉むすめは絶対に見たかったので、その前のmasatoさんからファントムステージでゆったりと過ごしていました。
全体的におしゃれなリミックスだなぁと思って聴いていたのですが、突然「チルノのパーフェクトさんすう教室」のリミックスが流れたりと予想外なところもあり面白かったです。先ほどのHighlowphantでトラックを作っている方だと知り、そのおしゃれさにも納得です。

ライブレボルト

コンテンツを知った時にはすでに終わっていたライブレボルト。昨年のアニエラで復活を遂げましたが、ようやく生で見れました。ワンマンの雰囲気は正直怖いので、こういうフェスで見れるのが本当に嬉しい。始まる前から血気盛んなオタクにあふれていてすでに最高です。楽曲は、めっちゃかっこいい!!!swing,singで知った田口華有さんがバーチバチにかっこいい。そしてこちらもswing,singで知った秋場ゆりさん。小さい体躯ながらもめちゃくちゃ踊って可憐に歌う。そしてオタクの声!うるせぇ!これを見に来たんだ、最高でした。メカクシティアクターズの「days」カバーも刺さりました。最後に記念撮影で総監督の伊澄アキさんが出てくると、結構な歓声が上がっていて面白かったです。

温泉むすめ

温泉むすめに強く興味を持ったのも、コロナ期間に入ってからでした。匿名合作2っていうニコニコメドレーで「青春サイダー」を知ったんですけれども…。そこから温泉地に出かけては温泉むすめのパネルを撮って回るオタクになったものの、ハマったきっかけの楽曲を聴く機会には恵まれていませんでした。だってイベントの場所が遠いんだもの!そういうものなんだけれども!なので、今回長野と静岡の温泉むすめを呼んでくれたことが本当にありがたかったです。セットリストは…全部ベストアルバムに入っているやつ!!!めちゃくちゃ聴き込んでいた曲ばかりで、思わず涙が出そうになりました。最後は「青春サイダー」で思いっきりタオルをぶん回して、湯のようにあっついステージが終わりました。夢が一つ叶ったような、達成感がありました。温泉むすめ、好きだ!

奥井雅美

2023年はシークレットとして出演予定だったものの、直前に天候が悪化してやむなくパフォーマンスできなかった奥井さん。今回はそのリベンジとなるステージでした。セットリストがね!!!!!!すごいの!!!!!一周回ってこんな全部代表曲みたいなセトリある!?!?!?!1曲目の「輪舞-revolution」から叫び、「Get along」「あの日の午後」、キンスパでも披露した「Birth」、ラストは遊戯王OPの「Shuffle」まで。贅沢すぎる…。「Shuffle」はタオルを振り回し、フェス感があってすごく楽しかったです。奥井さんもアニエラの雰囲気をすごく楽しんでくれているのが伝わるステージでした。

岸田教団&THE明星ロケッツ

奥井さんが終わって、ささっと前方を確保。2列目〜3列目あたりに入れたのでよかったです。さて、ここから1時間くらいあるけどなぁと思っていたら、岸田のセッティングが始まりました。はやぴ〜さんの音出しチェックで「ボコーダー使うんで」「光線銃も使うので」みたいなことを伝えていて、それだけで若干ネタバレになっているのが面白かったです。なんならはやぴ〜さんも少し困惑してた。そして「本番ではやらないけれど」と前置きして「明星ロケット」を披露!これだけでめちゃくちゃ気持ちいい。一応後ろに住宅もあるけれどな?と思いつつ、いつも通りの攻撃力の強い岸田サウンドに頼もしさを感じました。リハが結構長かったので、1時間の間もほとんど飽きず、ワクワクとしながら待機できました。
そして出番の頃にはちょうど日も落ち、まさに野外フェスの本領発揮。疾走感溢れるサウンドに身を任せていたら8曲やってました。8曲!?!?!?ほとんどトークもなかったけれども、めちゃくちゃ詰め込んでくれてありがたすぎる。岸田も昨年からのリベンジ組だったので、予告されていたライブレボルト提供曲「Relive」も披露されました。ラストは「星空ロジック」。夜空はあいにくの曇り空で星は見えませんでしたが、その代わりに観客のスマホのライトを星に見立てた演出に痺れました。すごく綺麗な景色だっただろうな。その星の一つになれて感無量です。

上月せれな

2024アニサマのけやきひろばステージで念願叶って見れたせれちゅ。本人が佐久市出身ということもあり、アニエラで絶対に見たいと思っていたアーティストのひとりでした。ただ、岸田と被るとは…。後半はなんとか見ることができました。「回レ!雪月花」でサークルを作って回るオタク、それをめちゃくちゃ元気に煽るせれちゅ、ライブモンスターたるところが存分に感じられるステージでした。アニソンカバーだけでなく、自身のオリジナル曲でも有無をいわせず盛り上げていて、改めてめちゃくちゃかっこいいパフォーマンスでした。ライブ後の握手会&CDお渡しにも参加したのですが、こういうことに慣れていなさすぎて握手の間合いを間違えていたような気がします。間近で見るせれちゅ、眩しすぎました…。

MYTH & ROID

せれちゅの握手会も終わり、そのままテンペストステージへ。1日目のテンペストステージのトリはミスドです。アニエラには初回の2017年から参加し、昨年も出演予定でしたが荒天のためパフォーマンスが叶わなかったアーティストでもあります。思いがけず前から6列目くらい、そしてどセンターに入り込むことができました。正直なところ、曲はしっかりと追えていなかったのですが、そんな状態でも「音楽」に圧倒されました。
もちろん独特の世界観のあるバンドだということは知っていましたが、それ以上にこんなに体が動き、拳を振り上げ、叫びたくなるようなエモーショナルなバンドだったなんて。メロディがめちゃくちゃ気持ちいいし、それを歌い上げるKIHOWさんの変幻自在な歌声もたまらない。アニエラ最古参の、ずっとリベンジが果たせなかったこその想いの強さ、ひしひしと感じました。
最後の曲は、目を瞑って。目を閉じると、先ほどまでの熱気や風、ここが野外なんだということが改めて感じられ、音楽と合わさることでMCにもあった「音楽と夜空が溶けていくような」感じがありました。まさにここにしかない体験、音楽、ミスドだからこそのトリで。うっすらと目を開けると、誰も拳をあげずただゆらゆらと音楽に身を任せていて、また再び目を閉じて。最高だったな、しみじみとそう感じました。


終演のアナウンスが流れ、テンペストステージから外へ出ると、そこにはたくさんのボランティアスタッフさんがお出迎え。ハイタッチしながら「明日も来ます!!」と叫ぶと、「ありがとう!!」「また明日!!」と嬉しそうに声を返してくれて、ありがとうと伝えたいのはこちらの方です!!!と。よなよなエールの売り子をしていたキュアブラックのお姉さんも出迎えてくれて、「明日も飲みます!」と言うとグータッチしてくれました。嬉しすぎ。暖かすぎる。
帰りもシャトルバスで悠々佐久平駅まで移動しました。マージでアド。買っておいてよかった。
夜ご飯は長野名物ではなくコンビニ飯。何も考えたくなかったの…。シャワーを浴びてご飯をかっこみ、明日に備えて寝ました。

続けて書こうと思ったんですが、ここまでで4,700字くらい行っていたので記事を分けます!


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