【比較】LUMIX G VARIO-ELMARIT 12-60mm f2.8-4.0 vs M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
最近、Panasonic様からお貸しいただいているLUMIX G100とLUMIX G VARIO-ELMARIT 12-60mm f2.8-4.0をデジタルカメラのメイン機として利用しています。企画の詳細は下のWebサイト「STILLUMIX」からご覧いただけます。
今回はMFTの神高倍率ズームレンズ「LUMIX G VARIO-ELMARIT 12-60mm f2.8-4.0」「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の2つをスペックで比較していきます。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm f2.8-4.0
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
焦点距離の比較
マイクロフォーサーズの標準域レンズはとても多様なラインナップとなっています。
M.Zuikoは12-100mmです。35mm換算にすると24-200mmの超高倍率ズームレンズになっています。
LEICA DGは12-60mmです。35mm換算にすると、24-120mmのズームレンズとなります。
焦点距離ではM.Zuikoの勝利
重さ・サイズの比較
スナップシューターにとってレンズの重さが一番のネック。次に重さを比較していきます。
重さはそれぞれ、M.Zuikoが561g、LEICA DGが320gとなっており、M.Zuikoのほうが約1.8倍重くなっています。
サイズはそれぞれ、M.ZuikoがΦ77.5 x 116.5mm、LEICA DGがΦ68.4mm×86mmとなっており、LEICA DGのほうが小型になっています。
重さ・サイズ感ではLEICAの勝利
描写力の比較
LEICA DGのMTF曲線がこちら。
非球面レンズ4枚とEDレンズ2枚という贅沢なレンズ構成で、周辺までしっかり解像します。
一方、M.ZuikoのMTF曲線がこちら。
比較してみると、LEICA DGのほうが良好な結果を示しています。
解像力ではLEICA DGの勝利
まとめ
スナップシューターへおすすめする高倍率ズームレンズを比較しました。
フルサイズの小三元レンズ2本分の焦点域をカバーする「M.Zuiko 12-100mm」も、LEICAの名を冠する「LEICA DG 12-60mm」も神レンズと謳われています。
焦点域をとるなら、M.Zuikoの方をおすすめしますが、その他の点で総合的に比較すると、LEICAに軍配が上がります。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm f2.8-4.0 の作例
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