THEビッグオー
こんにちは、虚空亡です!
最近、昔よく見てたロボットアニメ「THEビッグオー」をなんとなく見返しています。
このアニメを初めて見たのは中学生の頃。
新聞のテレビ欄にあったこのタイトルになんとなく興味を引かれ、前情報も何もなしで録画したのがきっかけでした。
最初に見たのは第6話の「A Legacy of Amadeus」という話。
物語のヒロインであるドロシー嬢が、ピアノが得意なアンドロイドにピアノを習うのですが、そのアンドロイドが悪いやつに騙されそそのかされて巨大ロボットで大暴れ!
その巨大ロボットを主人公がビッグオーで戦って止めるものの、戦いのなかでアンドロイドの手が壊れ、ピアノが引けなくなってしまいます。
改心し、とりあえず手を修理したアンドロイドは、以前とは逆にドロシー嬢からピアノを教えてもらう。。
というちょっと悲しい話でした。
当時ロボットアニメといったら魔神英雄伝ワタルとか勇者特急マイトガインとか明るめの作品しか知らなかった僕はビッグオーの暗い雰囲気がとてもカッコよく感じ、それから毎週ビデオが擦りきれるぐらい何度も繰り返し見ていました。
物語が進むにつれ話が難しくなっていき、最終話あたりは理解を放棄して雰囲気で楽しんでいました(笑
ただ、いま改めて見ると当時は分からなかったことが分かるようになり、新たな発見を楽しんでいます。
ちょっと調べてみると、当時は今よりはマーケティングとか考えずに「好き」な作品を作ることができた時代のようですね。
立体化しづらい歪なロボデザイン、暗い雰囲気、難しいストーリー…確かに売れるとは言い難い感じがします。
独特なオープニングテーマも、監督だか誰かが作曲家に「好きなように作って良いよ!」と言ったら「フラッシュ・ゴードンのテーマ大好きなのでこうなっちゃいました!」という流れでほぼフラッシュ・ゴードンのテーマのようになっちゃったらしいです。
海外で放映した際にそれを怒られ、別のオープニングテーマを用意した際は「謎の円盤UFOをリスペクトしてるのでこうなっちゃいました!」という流れでほぼ謎の円盤UFOのテーマになっちゃったという。。
今ではなかなか考えられないですね。
そのほかにも古いアニメや特撮のオマージュが散りばめられており、制作者の「好き」がふんだんに詰まったアニメという感じです。
こういうところも、僕がビッグオーを好きな理由の一つかもしれません。
ビッグオーには、まだ僕が知らないことや理解できていないことがきっと沢山あるはずです。
当時の自分より今の自分が少しでも賢くなっていることを信じて、最終話までまた見てみたいと思います。
なんかダラダラと思いついたことを書いていると、どうやって文章を終わらせるのか分からなくなってきますね(笑
とゆーワケで(?)今回はこのへんで終わります!
ビッグオー、ショータイム!
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