ペーネロペーは怪獣だった
こんにちは、虚空亡です!
先日、やっと映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観に行ってきました!
控えめに言っても最高でした😆
原作を読んだのはもう十数年前なので記憶ゼロの状態でしたが特に困ることはなく、逆に原作との違いを気にせず観られて良かったかもしれません👍💨
後から原作を読み返してみると細かいところが違っていましたが、映像化にあたって主人公とその周りの登場人物の関係性を分かりやすくするための変更かな、と思いました。
映画は小説と違い地の文がないですし、時間的に心理描写をするにも限界がありますからね。。
この映画はこれまでのガンダムを知らなくても楽しめる、知っていればもっと楽しめる作品になっていると感じました!
話の流れも丁寧で、脅威のスケールが少しずつ上がっていくところがこの映画をとても観やすくさせているのではないかと思いました。
市民から見たテロリスト
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テロリストから見た(元)軍人
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(元)軍人から見たモビルスーツ(量産型)
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モビルスーツ(量産型)から見たモビルスーツ(ワンオフ)
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モビルスーツ(ワンオフ)vsモビルスーツ(ワンオフ)
という非対称な戦いを順番に描くことで、現実から自然とガンダムの世界へ入っていけるような流れだったと思います👍💨
僕らから見たら銃を持ったテロリストって絶対勝てない相手ですよね。
作中でも、市民がテロリストに対峙した際の恐怖と無力感を上手に描いていました。
しかしそのテロリストも戦闘のプロである軍人には勝てません。
ただその軍人も生身では、モビルスーツの市街地戦に巻き込まれたら逃げることしか出来ません。
そのモビルスーツにも性能の格差があり、量産型の機体はワンオフの高性能機には勝てないのです。
こうしたムズムズ感を越え、クライマックスでやっと戦力が拮抗したバトルが!
アツい!🔥
一部では画面が暗いとの声も上がっていますが、それを差し引いてもめちゃくちゃ面白い戦闘シーンでした✨
あと、ペーネロペーって人型に近い量産型モビルスーツから見るとかなり「異形」なんですよね。
見た目はこんなんです↓
あと動くときに妙に気持ち悪く光りますし。
そして極めつけは「ケケケケケケ」というキングギドラみたいな飛行音!
今までペーネロペーって一度もカッコいいと思えなかったんですけど、動いているところを見たらはじめてカッコいいと思えました😆
で、タイトル回収ですが、モビルスーツから見ても異形で気持ち悪いということは、ペーネロペーって市民から見たらホント怪獣に見えるんじゃないかなと🐲
少なくとも僕にはペーネロペーは怪獣に見えました(笑
そしてそのペーネロペーと互角に闘うクスィーガンダムももちろん怪獣の仲間です。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイはともすれば小難しくなりがちな「ガンダム」という話を、従来のファンを納得させ新規のファンも獲得し、ファンにならないような人ですら怪獣vs怪獣のバトルで楽しんでから帰ってもらえるような気軽なエンターテイメントに進化させた、「UC NexT 0100 PROJECT」に相応しい作品になっていました。
ここまで評価が高いと制作陣にとっては次の話や皆が一番気になっているハサウェイの最後(敢えて最期とは書きません!)に対してプレッシャーがかかっているかもしれませんが、面白ければどんな改編をしてもファンはついてくると思うので是非好きに作って欲しいと思います!
ああ、もう一度観に行きたいですね。。
余談ですが、この映画を観に行った帰りに模型屋に行ったらペーネロペーが全滅してました😱
みんな考えることは同じですね(笑)
とゆーワケで今日はこれで終わりです!
ガンダムが好きな人もガンダムを知らない方も、是非観てみてくださいね!
それでは!ノシ