第256回げんしけん面白かった会議
こんにちは、虚空亡です!
先日部屋の掃除をしていたら昔よく読んでいた漫画が出てきて、うっかり全巻読んでしまいました💧
こういうことありますよね。。ありませんか?
とゆーワケで(?)今日は「げんしけん」という漫画の紹介をさせていただきます!
げんしけんは、大学のオタクサークルを描いた漫画です。
正式なサークル名が「現代視覚文化研究会」で、それが現視研と略され、漫画タイトルの「げんしけん」となるワケですね。
この漫画を最初に読んだのは高校一年生ぐらいのときでした。
たまたま読んでいた雑誌(プレイボーイかなにか)にげんしけんを紹介する記事があり、それで興味を引かれて読みはじめたのです。
まだ高校生だった僕は大学のサークルというものがどういう集まりなのか分かりませんでしたが、この漫画で「サークル活動ってこんなに面白いことなんだ!」とえらく感動した覚えがあります。
当時の僕は進路選択を何も考えていませんでしたが、げんしけんを読んで「オタクサークルに入りたい!」と思い立ち進学コースを選んだのでした。
こう考えると、地味に僕の人生の分岐点となった漫画ですね(笑
↑こうやってオタクたちが楽しそうに遊んでるところを見て、オタクサークルに憧れちゃったのです😅
ちなみにげんしけんにはとりあえずの主人公っぽい「笹原」というキャラクターがいます↓
げんしけんの物語のはじまりはこの笹原が大学に入学し、げんしけんに入会するところから始まります。
ただ笹原が出ない話もけっこうあり、群像劇っていうんですかね?話によってフォーカスされるキャラクターが変わる感じです。
そしてそのキャラクターたちの中でも僕が特に好きなのがこの「斑目(まだらめ)」という男!↓
↑メガネをかけてる奴です
この斑目はなんと言いますか…オタクにとっては非常に親近感が湧くキャラクターでして、「こういう行動しちゃうよな…」とか「こういう考え方しちゃうよな…」とかとか、とにかくオタクからすると「分かる!」キャラクターなのです。
まぁこの漫画に出てくるキャラクターはだいたいオタクなのですが、作劇の都合上か「テレビゲーム特化型オタク」だったり「コスプレ特化型オタク」だったりと何かしらに尖ったタイプのオタクなので、斑目のように「昔ながらの空気読めないうざい系オタク」に共感した読者も多かったのではないでしょうか。
いま読み返すと斑目の一挙手一投足がオタク青年だった学生時代を思い出させ、恥ずかしいような甘酸っぱいような複雑な気持ちになります😅
また、げんしけんは大学のサークルっぽくキャラクターたちの恋愛模様も描くわけですが、他のキャラクターたちが次々とうまいこといく中で斑目の恋だけは山もなく落ちもなく心に秘めたまま終わるんですよね…。
なので斑目の恋模様は笑えるわけでも泣けるわけでもないのですが、素直に告白とかできない我々オタクにとっては非常に哀しいですが「分かる」終わり方なのでした。
続編の「二代目」でそんな斑目が救済されるのですが、、、二代目は人によって好き嫌いが分かれるので、紹介はまたの機会にします💧
この漫画を読んで、僕は大学に進学しその大学のオタクサークルに入ることが出来ました。
そのサークルの友人たちとは今でもたまに会って遊んだりします。
そんな出会いのきっかけになってくれたげんしけんに感謝するとともに、もっとマダ×笹妹本が増えることを祈りつつ記事を終えたいと思います(笑
それでは!ノシ