夏になるとやりたくなるゲーム

こんにちは、虚空亡です!

毎日暑い日が続いて困っちゃいますね🌻

ただ、夏はビールが美味しく飲めたり洗濯物が早く乾いたり開放的な気分になったりと、悪いことばかりではありません。

あと、暑さや寒さで季節を感じると、その季節に合ったゲームをやりたくなるのが僕の性分でして。。

こう暑くなってくると思い出すのが「車輪の国、向日葵の少女」という恋愛アドベンチャーゲームです。
今日はたまたまこのゲームを思い出したので、ざっくりと紹介したいと思います。
※色んなハードで発売されていますが、PC版は18禁ですので興味を持って検索される場合はご注意ください

恋愛アドベンチャーと言っても色々なゲームシステムがありますが、このゲームはかなりオーソドックスなタイプで、紙芝居のように話を読み進め、要所要所で物語の展開や結末を左右する選択肢を選ぶという感じです。

ストーリーはというと。。

日本のようで日本ではないどこかの国。
主人公は「特別高等人」という、犯罪者を更正させる職業の最終試験を受けるため、とある田舎町を訪れます。

※この国では犯罪を犯すと懲役の代わりにその犯罪に応じた義務が課せられ、特別高等人が「更正した」と判断するまでは一生その義務を負うことになります

最終試験の課題は、その田舎町に住む3人の少女を更正させること。
見た目は普通に可愛い3人ですが、それぞれ過去に過ちを犯し、特別な義務を課せられています。

1人目は「恋愛できない義務」を負っています。
これは異性との接触を禁じられる義務で、異性を手をつないだりしたら即強制収容所送り(=ほぼタヒ刑)みたいなやつです。

2人目は「大人になれない義務」を負っています。
これは親権者の命令に絶対に従わなければならない義務です。

3人目は「1日が12時間しかない義務」を負っています。
特殊な薬を毎日服用し、疲れの取れない強制的な眠りを強いられます。
睡眠、食事、勉強(彼女らは女子校生なので)などなど、普段の生活を12時間で終わらせなければなりません。

それぞれ独特な義務を負っていますが、何故その義務を課せられたのか、どうすれば更正させられるのか自分でよく考えて(選択肢を選んで)進まないとバッドエンドやゲームオーバーになります。

たかがゲームですが、3人の少女たちの更正に携わっていくなかで、恋愛とは大人とは時間とは、といったテーマについて深く考えさせられる内容となっております。

また、主人公の試験官であり指導者である立場の「法月 将臣」という名前のオジサンがいるのですが。。 
この法月のキャラやセリフ回しが強烈で、一回プレイするとしばらくはこの人の存在がなかなか頭から離れません。
(声優はアナゴさんでお馴染みの若本規夫さんです)

法月の一番好きセリフは、主人公を叱責する際の
「人生は上がるか下がるか。現状維持などない。何故なら、自分が成長しなくても時間だけは過ぎていくからだ。よく覚えておけ、"管理"とは成長させることだ。現状を維持することではない。」
というやつです。いやぁ耳の痛くなるセリフですね(笑

法月には名言がまだまだたくさんありますが、それはプレイしてからのお楽しみということで。

この他にも、主人公と法月との間で繰り広げられる頭脳戦やゲームならではの叙述トリックなど、見せ所満載の作品です。

ちなみにこのゲーム、PC版は18禁ということでHな描写がありますが、お世辞にもレベルが高いとは言えない内容なのでそっち方向で使える期待はしない方が良いと思います(笑

書いていたらまたやりたくなってきたので、押し入れからPSPを発掘する作業に移ります!

それでは!

サポートいただいたお金が貯まったらジャイアントロボのフィギュアを買います!(笑