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THEビッグオー_2
こんにちは、虚空亡です!
シリーズにするつもりはありませんでしたがビッグオー見てたら書きたくなったので第2弾です!
今日は第11話の「Daemonseed」という話の紹介です。
どんな話かというと。。
ヘブンズデーという、この世界のクリスマス的な記念日のちょっと前のある日、売れない路上ミュージシャンの「オリバー」の下に謎の老人が現れ、オリバーにピカピカ光る水晶のようなモノを手渡します。
オリバーがそれを受け取ると老人は忽然と消えてしまいます。
このとき、オリバーや主人公が住んでいる街の支配者には「ヘヴンズデー前日に世界は生まれ変わる」という脅迫文が送られていました。
オリバーや主人公はそんなことも知らずに、いつも通り路上でサックスの演奏をしたりヒロインへのクリスマスプレゼントをデパートで選んでいたりします。
ちょっと話が逸れますが、このTHEビッグオーという作品は
事件が起こる→ネゴシエイターである主人公が事件の捜査や解決をしつつ最後はビッグオーで敵のロボットを倒す
という流れが多いのでストーリーが暗くなりがちで、こういう明るい日常の描写が多い回は貴重なのです。
この回はヒロインが主人公のためにネクタイを買うシーンや、主人公がジャガイモの皮剥きをするシーンなど、登場人物が普段どんな日常を過ごしているのか感じられるシーンが多くて面白い話でした。
またオリバーには目が見えない恋人がいるのですが、食事の際に1枚しかないハムを恋人に譲り自分は食べた振りをするなど、貧しくも美しい愛が描かれていてほっこりしました。
話の続きを書きますと。。
街の支配者は軍警察を使って街の隅々を調べますが、爆発物や危険物は見つかりませんでした。
そして訪れたクリスマスイブ。
オリバーは街の中心部でサックスの演奏をしていました。
演奏をしているとオリバーの周りに人だかりが。。
オリバーの演奏が認められた、、ワケではなく、周りの人たちはオリバーの上着のポケットからにょきにょきと木が生えてきたのを見ていたのでした。
その木はあの老人から貰った水晶から生えてきていました。
水晶はマッドサイエンティストの老人が作った植物兵器でした。
際限なく伸びる木や蔦。
それは建物や道を壊しながらどんどん成長していきます。
そこに現れたのが主人公の駆るビッグオー!
植物兵器をビームやらミサイルやらで攻撃していきますが、ダメージを与えてもすぐにその部分が直ってしまいます。
植物兵器に動きを封じられ、ビッグオーのコックピットが木に突き刺さる…!
直前で植物兵器の成長が止まります。
植物兵器は最初からそこまでしか成長しないように出来ていたのでした。
破壊された街で主人公はヒロインにクリスマスプレゼントを渡そうとします。
主人公はオリバーに一曲リクエストしました。
それはクリスマスによく流れているあの曲でした。
プレゼントを交換し合う主人公とヒロイン。
そこに雪が降ってきたところで話が終わります。
あまりロボットアニメっぽくないというか、オシャレなドラマっぽい話でしたね。
あとビッグオーが負けそうになった珍しい話でもあります。
ビッグオーをはじめて見てからもう20年近く経ちますが、未だにクリスマスになるとこの話が見たくなります。
むかし付き合っていた恋人にクリスマスにこの話を見せて引かれたのは、今となっては良い思い出です(笑)
とゆーワケで今日はこのへんで。
ビッグオー、ショータイム!
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