一年目の悔しさを忘れないためのnote
こんばんは。
4月から新卒1年目を迎えました。研修が始まってから2週目の半ばを過ぎたいま、自分が感じている悔しさを忘れないためにこのnoteを書いています。明日もあるので短めにまとめようと思います。
鬱屈とした長い学生時代、それを取り返そうと血気盛んに過ごした内定者時代が過ぎ、ようやく社会人の卵として歩み出すことができました。
4月からの3ヶ月の研修では同期より抜きん出た成果を出して即戦力になってやる、そう思ったのも束の間、気づいてみれば同期6人の中で一番進捗が遅れてしまいました。
トップを走るのは学生の頃からインターン生として働いてきたTと、学生ながら社会起業家をした後、大学を中退して入社したS(どんな経歴だ)。かたや信州のど田舎でただ馬に乗ってきただけの大学生。そもそものスタートラインが雲泥の差で、1歩2歩どころか50歩も100歩も先をいかれていたことに気づいた時には2倍以上の差がついていました。
他の同期たちもTとSには遅れをとるものの、優秀な人ばかりです。一歩一歩着実に研修の個人ワークを進めていました。
不器用で意地っ張りな自分はそんな同期たちに焦りを覚え、互いに教え合う輪にあまり積極的に入れませんでした。スケジュール管理が苦手な自分はモチベーションに左右されることが多く、タスクを予定通り着実にこなすことができず、大量に押し寄せる今まで聞いたこともない情報たちに圧倒されてしまいました。
そして研修が始まった週の金曜日、1週間を各自が振り返りメンター陣の前で発表する会が行われました。
緊張しながら発表する同期もいれば、自信満々に発表する同期もいました。自分は前者でした。緊張しながらスライドを操作し、遅れが出ている作業の報告とその原因、次週からの改善策を発表しました。
いただいたのは手厳しいフィードバックでした。
自分は聴覚の情報処理機能に軽度の障害があるので、ただ人が話すだけの研修動画が大幅に遅れた要因だと説明しました(動画に字幕を出せることには直前で気づいたのですが…)。
その先輩社員の方はそのことに理解を示してくださった一方で、自分にこんな問いを投げかけてきました。
「Kくんは他の人より結果出したいタイプ?それとも自分にできることだけできれば満足するタイプ?」
自分は前者だと答えました。
「そしたらその振り返りは甘いでしょ。」
「できないこと・苦手なことは仕方がない。けど、上を目指すならそれを自分で試行錯誤して乗り越えていかなければいけない。そのためには具体的かつ定量的に振り返れるように目標設定しないといけないんじゃないかな。」
フィードバックが終わった後、自分の席に戻ると悔しさと情けなさで涙がこみ上げてきました。
(やばい、このままではみんなの前で泣いてしまう)
そう思った自分はとっさに目薬をさして、これは涙じゃなくて目薬やでアピールをしました。
たぶん、バレてました。
土日を挟んで月曜を迎えました。何をやっても自分が同期たちよりも不出来に思えて、悔しさと情けなさでいっぱいでした。
自宅までの帰り道で泣き、帰ってからも泣き、なんなら会社のトイレでも泣きました。悔しくて仕方なかったです。
過去形で書いてますが、全てここ一週間の出来事です。なんならこれを書いている今も半べそをかいています。笑
悔しくて涙が出るということは、自分の中の炎が消えてないということ。
馬術部時代もたくさん泣きましたが、それは自分が頑張って戦っていたからです。
今回も一緒。頑張って戦っているから、諦めてないから涙が出てくるんだと思います。
この悔しさを忘れないために、一年後に見返すためにこのnoteを書きました。
【追記】
中島みゆきさんの『ファイト!』という歌の歌詞に
「ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ」
という歌詞があるのですが、今になってこの歌詞が身に染みるようになりました。
ではでは。