「ストレート・ゴーホームが今は大事」という専門家の指摘は信じるに値するのか?

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/12/14/kiji/20201214s00041000291000c.html

----------(以下引用)

「…ムード的に流れを止めて皆さんで頑張りましょうっていうところに、特に若い方が自分たちはかかっても大丈夫なんだという認識がかなり強まってしまった。その結果、呼びかけをしてもなかなか動きが止まらないのが大きな原因」と分析。その上で「いろんなことが分かってきて、私はステイホームではなくストレート・ゴーホームだと思う。今回やるべきは、仕事は行っていただいて構わない。ただ終わったら年末まで真っすぐ家に帰りましょうということ。ストレート・ゴーホームが今は大事なのかなと思う」と自身の考えを述べた。

(以上引用)----------

 感染拡大、入院者数の増加にともない発生すると予測される「医療崩壊」の原因は「若者」「飲食店」であるかのような主張ですが、その根拠(数値的裏付け、推論の妥当性)はどこにあるのでしょうか。医師がそんな事言っているから「活動を控えよう」「若者は家にいよう」と推奨しているのですが、もしそれが見当外れの見解だったならば彼は責任をとるのでしょうか?責任に見合う行動をし、誤りは自らで正さなければ信頼が損なわれるはずですが…

 医師ならば季節性要因や医療機関の運営体制の見直しなど専門分野における改善策を提示することが求められていると思います。「活動しなければ感染は広がらない」なんていう策は、医学の素人でも思いつく発想であって「怪我をしたくなければ動くな」というのと同義ではないでしょうか!?

 医師会には増加する入院者数をいかに受け入れる体制をつくるべきか(入院者数の制限が可能かどうか)、症状に応じてどういった処置が必要であるか、等々適切な医療体制を維持するような方策を語って欲しいところです。

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