アテンザワゴン備忘録
素性
3DA-GJ2AW 初年度登録 平成30年6月 色はソニックシルバーメタリック
マツダさんのグレード情報検索結果によりますと
社名 アテンザワゴン
グレード XD PROACTIVE
ミッション MT
駆動方式 4WD
装備 CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)
となっております。
探索
もともとアテンザワゴンは気になっている一台でした。かつて気に入っていたレガシィツーリングワゴン(BF5)の類似のパッケージングは当時唯一でしたから(今は絶滅)。
2022年10月、次のマイナーチェンジでマニュアルが無くなるという営業さんの情報を聞き、試乗しに行って、もう、欲しくて、という所まで行ったのですが、新車ではとても無理な金額、中古を探してもらうと、数台はディーラー中古車がヒットし、心がざわつきます。
出会い
GRカローラの足車を探していて、2024年4月に某ネットオークションで発見、そのまま個人売買にて購入しました。兵庫まで電車乗り継いで引き取りさせて頂きました。前オーナーの方、丁寧なお取引をありがとうございました(駅まで迎えに来て頂いて、ガソリンは満タンだし、トランク一杯におまけも頂けて・・・売り手となったときもこうありたい)。
引き取り時の走行距離 119082km
帰りの道中せっかく長距離なので、マツダ純正のインジェクタークリーナーを道すがらのディーラーで購入して入れました。
走り
私のアテンザワゴンは2018年6月改良の最終型です。エンジンは190馬力でトルクは450N・mというカタログスペック。でも、車重は1660kgもあるし、大柄なボディと相まって、キビキビという方向ではありません。ボディ剛性も、緩いというほどではないけれど、シャッキリではない、キャラクターから言ったらよい所かと思います。タイヤは、PROXES CL1 SUV(純正サイズの19インチ)で、こちらも可もなく不可もなく、普通に快適です。
燃費
丁寧に走ると、21.5km/l位(ただし、私の通勤ルートはものすごく条件がよくて、60km/h位の流れに沿って、単調な勾配が20km近くので、カタログ燃費が達成できる環境です)。まぁまぁしっかり踏むと20km/l位で、ちょっと下り側で高速流すと30km/lとかになります、、。
2024/10 気合を入れてエコラン気味に(つまり、爽快アクセルを踏まない)で、高速500km(高速長野道・中央道往復)に若干の街中走行と通勤ルート、という走り方で23km/lとなっています。郊外生活ではこれぐらいが限界かと。
整備歴
購入前については点検簿に残っているものです。距離の伸び方が半端ないので、都度にオイル交換は実施されていたと思います。カーベースでの意見では、煤の付き方が後期型エンジンとしては多いので、添加剤入れていたかもねぇ、との事でした。いずれにしても過去のことは分かりません。
購入前
2018/11/24 9605km 東海マツダ
エンジンオイル/フィルター交換2019/6/16 26476km 東海マツダ
エンジンオイル交換
エアコンフィルタ交換2019/8/12 30058km 東海マツダ
3AR リプログラミング2019/12/7 40687km 東海マツダ
エンジンオイル交換2020/12/6 66412km 東海マツダ
エンジンオイル交換2021/5/29 76873km 東海マツダ
エンジンオイル交換
エアクリーナエレメント交換
エアコンフィルタ交換
燃料フィルター交換2021/11/14 87730km 東海マツダ
エンジンオイル/フィルター交換
ワイパー交換
ベルト(場所不明)2022/11/20 110108km 東海マツダ
エンジンオイル交換
購入後
2024/5/5 120392km 甲信マツダ
マツダコネクト レトロフィットキット取付
(CarPlay対応、慣性ジャイロも接続してトンネルもばっちり)
セレクトレバー交換
(シフトレバーのリンク部品一式・ふにゃふにゃがしゃっきりに!)2024/6/15 122969km 甲信マツダ
法定12カ月点検
エンジンオイル交換(持ち込み)
エアクリーナエレメント交換(持ち込み)2024/8/18 125738km カーベース(須坂)
煤洗浄/DPF洗浄/インジェクター洗浄
エンジンオイル交換/フィルター交換
燃料フィルター交換
MAPセンサー交換2024/10/19 129131km 甲信マツダ
フロントブレーキパット、ディスクプレート
リアブレーキパット、ディスクプレート
M/T、トランスファ、デフオイル交換
メンテナンス履歴
ハブボルトの錆
2024/6 引き取り後の確認で、ホイールボルトの錆に気が付きました。というか、タイヤを外そうとするとボルトがギーギーいう、、。調べると、貫通ナットを使うとナットの手前側が錆びるとのことで、今どき何故。
少し地元の自動車屋さんに聞いたのですが、概ね気にするな、との事でした。仕方ないので、M12x1.5の激安タップを購入、プライヤーで少しずつ回しながら、メンテルーブで切削油の変わりにさらいました。センター部の錆は、ワイヤーブラシをドリルにつけて気持ち削ります。がっつり錆びてあまり嬉しくないですが、ハブリングから内側はハブ、外側はブレーキディスク、ネジ部分はドライブシャフトです。どれか変えたら錆が目立つんだろうな。でも、全部交換は現実的ではありませんね。そんなこと言い出すと、ロアアームのブッシュとかも気になるし。
2024/9 少し時間が取れたので、ハブのセンター部の錆に転換剤を塗ってみて、つかの間の安心を得る事にしました。何か対策をしている、という気持ちが大切かと。ホルツの錆転換剤と錆取りのナイロンシートを買ってきて、ホイール外して、錆をがんばってこすって減らし、ブロアで飛ばしてスプレーで脱脂、あとは塗って30分ぐらい放置するだけ、、。
ブレーキローターの端っこを触ったら、ボロボロと剝れます。むむっと思ってついでにゴシゴシ擦って錆を落としました、なんかいい感じ。ブレーキディスクも寿命まで使い切ろう。よく見ていくと、リアのブレーキキャリパーの腐食が一番進んでますね。足回りはブラックきっちり乗っていて大丈夫な感じ。
2024/10 走行中フロントから「しゃりしゃり」音がするようになってしまい、走行中に下りを走ると警告がたくさんつくように。要するにブレーキパットが減ってブレーキオイルの液量が低下、止まる責任が果たせませんということですね。観念してディーラーに持ち込み、ブレーキパット残量 0mmとの事、即入庫予約となりました。
バンパー下部の傷削り・塗装
購入時より、バンパー下部が削れています、との話を聞いていましたので、せっかくなので修繕してみる事にしました。塗装は兵庫ペイントのタッチアップ純正色を、スイッチスプレーという、スプレー缶と専用ノズルのセットで、スプレーとして塗る作戦としました。専用のプライマーとウレタンクリアも使っています。そう、ウレタン塗装なんですよ!
ボディー・ホイールコーティング
前車で練習したシラザン50でコーティングを行うことにしました。でも、下地処理もそれなりにしたほうがいいと思い、3Mのウルトラフィーナを小分けで購入して、手磨きしました。ガラスも3Mのガラスコンパウンドを使って気合で、、。
煤取り
2024/8/18 長野県須坂市にあるカーベースにて、煤取りその他予防整備一式を行いました。整備内容は、煤洗浄、インジェクター洗浄、DPF洗浄がメインで、オイル交換は推奨、MAPセンサーは予防交換となりました。燃料フィルターは前回交換が7.6万km走行時だったので、ちょうどよいタイミングということで交換しました。
事前での診断機での計測では、インジェクターの補正値はプラスマイナスに散っていてすべて上限に近くあまりよろしくない。あと、MAPセンサーの値が振れているので、交換したいな、というような説明でした。今回はお任せで全部乗せの整備をお願いしたので、車検おかわり!、ぐらいの金額になりました。
実際に取り外したインマニは煤の堆積が大きく(しかも固くへばりついている)作業時間内の清掃は困難とのことで、リビルド品に交換頂いて対応となりました。EGRクーラーは閉塞していなかったので、洗浄・再利用が出来ました。
2024/9 その後の給油では、結局燃費はあまり変わらず。調子よくて踏んでしまっている気もしますし、調子はすこぶる良い。でも、この分かりにくさが、この予防整備の難しさですね。ただ、ヘロヘロの足回りは後で何とか出来ますが、エンジン圧縮抜けたりすると取り返せないので、優先度は高い。ちゃんと専用の設備作って、ディーラーで提案できるようになるといいんですけどねぇ。いいモノを長く使う文化大切。
カスタマイズ歴
シートカバー
シートはブラックのクロスです。これはこれでいいのですが、シルバーの外観と相まって地味なのですよ、これが。本当は明るい色がいいのですが、シートの中古なんて出てこない(ただでさえ激レア最終型なので)。
ということで、シートカバーを購入してみようと思い立ち、Dottyというブランドを試してみることに(ここしか適応車種になかった)。みんからで、ここのカバーを着けているかたが居られて、かっこいいなぁ、というのもあり。いろいろ見比べてみると、シルバーに似合うのはタンカラーか!、という気持ちになりました。
アテンザでタンと言えば、Mazda6の20周年記念車!、ということで近所を検索したら中古車で在庫しているところが近くに、、。見に行こうそうしよう。
ということで、なんとなく雰囲気わかりました。やはり、シート有彩色だとおしゃれ度がぐっと増しますね、ということで発注!
2024/9 やっと届きました。シートはとてもきれい(前オーナーがカバーをしていたか、購入時にクリーニングされていたと予想、少なくとも10万km越えの状況ではない)ので、少し拭き掃除をして早速取付ます。
初めてシートカバーというものを取り付けたのですが、確かに4時間位でつけられるけれど、指が痛い、、。とにかく、隙間から引っ張り出す系と、隙間に押し込む系の普段使わない作業がなかなか辛いのと、縫い目をいい感じになるように、引っ張ったりずらしたり、ゴールの不明確な調整が必要で、なんとなく形になった、みたいな状況。
純正の張りのある感じにはならないのですが、ぱっと見はいい感じになりました!
スマートキーの新型化
最近のマツダ車は、スマートキーがおしゃれで大きな、セレクタブルキーシェルでお着換えできるものになっています。ちょっと調べると、古い車両にも新しいものが登録できるっぽい(ただし、SKE13Dというタイプで、ボタン数が同じもの)。
ということで、実家に近い業者さんから、中古のスマートキーを購入しました。キーシェル付き、色はなんなんだろう。ソニックシルバーなのかな。お伺いして、スキャナーツールで3つめのスマートキーとして追加登録頂き、内蔵のテンポラリキーにもカットを頂きました。
キーは中古品でそれなりに傷もあったのですが、ちょっとコンパウンドで磨いていい感じに。こんな小物一つでも、いつも持ち歩いているとちょっぴり嬉しかったりして、ちょろいもんですね、消費者なんて。
細かい所
バック灯が暗い、暗すぎる、、かつ、ヨンクは片方バックフォグなのでもう何も見えません。T20という普通サイズなのですが、「爆光」みたいな輝度詐称っぽいあやしいものは使いたくなくて、結局PHILIPSのX-tremeUltinonにしました。なのに既に販売終了、ということでめげずにメルカリで中古購入、バックフォグを一緒に入れかえ、、でも暗い。
ドライブレコーダーは、以前使ってお蔵入りだったGARMINのGDR E530という小さいGPSモデルを流用。電源は、低背ヒューズからの取り出しコードを使い、助手席側ピラーの中を電源取り回しました。なるべく純正戻せるように、エレクトロタップは使わない事に。
今後の予定
冬タイヤ、なんとおまけでちょっと古いアイスナビとWedsのホイールを着けてもらいました。センターキャップもオークションで手に入れたので一旦はこれで。でも、サイズが純正と違うし、社外ホイールはあまり好きでないので、純正17インチを探し中だったのですが、良い感じの綺麗なホイールとブリザックVRX2組み合わせの中古品を購入出来ました。冬が楽しみ(ちなみに、私はスタッドレスタイヤは中古派で、性能に合わせて走らせりゃいいでしょ、ニュートンブレーキ信者ですし)。おまけで頂いたタイヤとホイールは売却しました。
ドアミラー、開閉が途中で止まることがあり、きっと中のギヤが欠けています。今は手を添えてあげれば開くのですが、そのうち壊れる。金属ギヤに入れ替えるか、モーターユニット変えるか決断の日が近い。ディーラーでアクチュエーターと交換見積もりを頂いて、思ったよりリーズナブルなので、壊れたらお願いする事にしました。
足回り、13万キロ強で重量級車両なので、結構へたっている感じです。純正でショックを交換するのが筋で、社外品はGJアテンザ前期からの共通設定なこともありつまらない、と思っていたのですが、KYBのNEW SR MCという純正リプレースよりちょっと良い系ショックが、マツダ6専用に設定されている事に気が付きましたので、優先度みながらいつか交換しよう。
ボディの補強、やっぱりシャッキリ感はもう少し欲しくて、リジカラでサブフレームをきっちり支えるか、オートエグゼの赤い補強パーツを入れるか、モーションコントロールビームにもちょっと興味があったのです。でも実際に下回りを見ると、あんなりべっちゃりくっついているサブフレームを触りたくないな、という気持ちが。MCBは繋ぎたいけど繋ぎたくない(いなし観点で)フレームの接合を、高コストな摩擦バネを使って補強しよう、という発想で、より上流の原理に沿っている感じですね(アイシンですし)。ディーラーでも取り付けできそうだしこっちかな。
2024/10 オートエグゼさんには、チューニング相談というサービスがあります。ここで聞いてみた所、補強・減振パーツとしてモーションコントロールビーム、あとはショックを変えてみたら?とのことでした。クラッチ・ギヤオイルとクラッチケーブル、無交換でも良いように書いてありますが、シビアコンディションは6万kmで、どっちやねん。あと、オートエグゼのスポーツクラッチライン、現状でクラッチフィールに不満があるわけではないのですが、CX-3に入っていていい感じ(でもビフォアーを知らないから根拠なし)なので、エンジン下を触る機会があれば一緒にお願いしたい。そもそも、クラッチはどこまで持つのか?という疑惑もあるにはある。
オーディオは、6つのスピーカーによる構成です。ダッシュボードにはBOSE付きの車だと、左右と中央にミッドレンジスピーカーがつくのですが、私の車はダミーの蓋になってます。ドアについているウーハーについては、ドアのサービスホールは純正状態で閉じられているようです。純正としてはとても良い(マツダさん拘っている)のですが、いい音知っていると、もう少し、、と思ったり。やりたい事は、まさに、赤池カーコミュニケーツシステムズさんの事例なのですが、スピーカー単体でも15万円以上するクラス、結構思い切った予算が必要になりそうな予感。
なるべく純正状態を保ちたいと思いながら、乗り込んでいくと少しずつ不満点が見えてきますね。