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GRカローラ日記 Day1 乗ってなんぼといいますが

  • 2024.3.17 ガラスコーティング実施

  • 2024.3.18 少し家の周りを走ってみる
    2500回転縛り、ガラスコーティング硬化中なので、ワイパー立てたまま、他の後ろの車につかないように誰もいない道をゆっくり走る

この角度とても良い感じ
慣らし感でいっぱいのバーチャルG-BOWL

これまで乗っていた車はマニュアルのCX-3なので、車の操作自体には問題がありません。2500回転まででもトルクそこそこ、するする車速が乗っていきます。これは乗りやすくて、完成された良い機械の感触がひしひし伝わってきます。マイカーログを見ると、走行距離12kmで燃費は10.8km/L、平均車速37.2km ふむふむ。

さて、数日するとコーティングも固まってきて、いよいよ慣らしながら、良い季節を走り出すことが出来ます。そして悩みます。

  1. 車は走ってなんぼ、通勤レジャーどんどん使おう

  2. 車の価値が落ちないように、良いタイミングの時だけ乗ろう

私はこれまで、圧倒的に前者の考えだったので、年間1.2万~1.5万km位のマイレージ、敢えてドライブ旅行などしなくても普通に乗ってました。でも、夏も冬も、晴れの日も雨の日も、使い倒すと、正直車はどんどん傷んでいってしまうんですよね。。。

2008年ごろ、ホンダのS2000という車に乗っていました。車好きの方はご存じかもしれませんが、私の乗っていた初期型(AP1)はなかなかにピーキーな車で、数年間しか維持出来なかったものの、雪の中に通勤に使いながらぶつける事なく次のオーナーに渡せたのはちょっとした自慢だったりします(でも、普通に雪上で2回ぐらいスピンしてます、マジ流れだすタイミングが掴めなくて)。

マイレージは6万km~10万kmを担当
雪の日は気合が要りました。家を出てすぐにスタックした悲しい思い出も
どこかの林道、冬の森の中のオープンドライブは最高です
(ちなみに、それ以外の季節は虫が落ちてくる恐怖との闘い・・・)

やっぱり、走る車って部品が消耗するし高いので、湯水のように課金しない限りは、どんどんヤレて行ってしまうのですよ。結果として、いいフィーリングが徐々に失われてきて、大きな投資をして乗り続けるか、誰か面倒を見てくれるオーナーを探すか悩むことになってしまう。
(S2000も、もう運転楽しくて夜な夜な走りに出かけていたのですが、あっというまに距離が伸びてしまい、各部のリンケージが緩み、足回りがヘタり、エンジンブローに怯えて良いオイルを奢り、前後異形のタイヤを買い替え、結局は乗り換えてしまうことに、、すごく気に入っていたのに)

一方、自動車ってものが成熟して、特にガソリン車は極みに達したようにも思えます。元トヨタの多田さんが、WebCGに書かれた記事では

自動車というものが成熟期に入り、これまでの「新しいモデルのほうが必ず優れているといえた時代」から「いいクルマの選択肢を中古車にまで広げて考えられる時代」になったきたといえるのです。

https://www.webcg.net/articles/-/49898

と書かれています。そう、いいクルマであれば以前よりもずっと、維持しつづける事に対する障壁は落ちています。私の乗っていたS2000だって、もう発売から25年位たつのに、初期型だけで、カーセンサーで145台も出品されている(しかも高い・・)。

さて、GRカローラは欲しくても、もう新車ではきっと買えない(また抽選で当たりを引くことは無いだろうし、一般販売されたとしても、きっと販売店に選んでもらえない)わけで、この今のフィーリングがゆっくり成熟されていくとしたら、いい時間をなるべく引き伸ばしたい、という気持ちも捨てきれない。

キラキラと光るブレーキキャリパーを見ながら、これが融雪剤(=塩)にまみれて、一晩洗車しないとあっという間に錆っぽくなる、思っただけで辛い気持ちになったりして。

さて、どうしたものか。車は乗ってなんぼといいますが。


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